いよいよ、大学受験本番

すでに私立大学は入試の真っ最中ですが、2月の下旬には国立大学の前期試験が行われます。

私立大学が第一志望であれば、その頃には合格して意気揚々と入学手続きに向かっている頃かもしれません。

ただ、入学できたから一安心という訳にはいきません。入学金や前期の授業料を納めても、半年もすれば後期の授業料の支払いが待っているからです。

実は最も多いのが「経済的理由」による退学者

退学理由の1位となっています。


≪画像元:学生の中途退学や休学等の状況について(pdf) 文部科学省HP≫

退学者のうち5人に1人が経済的理由、つまり「お金が無いから大学(専門学校)を辞めた」ということです。

進学資金の最初で最大のハードル

入学時の入学金や前期の授業料

学校によっても異なりますが、私立の大学であれば100万円前後の費用が必要となるため、貯蓄や教育ローン等によって賄うことになります。

このハードルを越えることだけで精いっぱいとなってしまい、その後の授業料にまで手が回らなかったという家庭が多い様子がうかがえます。

しかし、せっかく資金を工面したのに中退してしまっては、それまでの苦労が水の泡になってしまいます。

高卒よりは大学中退の方が良いと考える人もいるかもしれませんが、入学後1年も経たずに中退したとなれば、悪いイメージを背負い続ける形にもなりかねません。

入学金を支払う際に確認すること

(1) 今後、いついくらの支払いが発生するか?

(2) 支払いを賄う手段が確保できているか?

(3) 奨学金等を使わずに残しておくことができるか?

(4) アルバイト等による収入を貯蓄することができるか?

(5) 大学(専門学校)の奨学金制度を活用できるか?

子供の幸せのために…

初期コスト(入学金等)の支払い時に、ランニングコスト(授業料や施設費)を予測し、その対策を練っておく

好事魔多しと言いますが、大学合格という「好事」には多額の支出という「魔物」も潜んでいます。

子どもの幸せな未来を勝ち取るためにも、数年先を見据えた教育資金プランの設計に着手しましょう。(執筆者:小山 信康)