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3人目の育児休暇を終え、育休復帰2年目。貯金のペースが去年より遅い…思わぬ「負担増」がありました。

ライフ 貯金
3人目の育児休暇を終え、育休復帰2年目。貯金のペースが去年より遅い…思わぬ「負担増」がありました。

仕事のカンを取り戻した今年、貯金がたまらない


3人目の育児休暇が2016年12月で終わり、今年の年末で復職してから丸1年になります。

仕事のカンも少しずつ取り戻し、仕事も形にできてきたなという今日この頃。

我が家では毎月家計簿をつけています。さらに年初に毎年目標貯金額を設定しています。

貯金の種類としては以下になります。

固定資産税、自動車税、車検代などの先取り貯金

これは必要経費なので、厳密には貯金とは言いませんが、各種税金を支払う5月までにためることにしています。

教育費

夫のボーナスから1回あたり20万円、私(妻)の給与から毎月5万1千円、財形貯蓄でためています。

年間100万円と少し。財形なので給与天引きです。給与天引きされていることを忘れて、夫はボーナスが入る度に「少ない!」と驚くそうです(笑)

老後資金

年間200万円をためることが目標です。

退職時に1億円の貯金が欲しいと思っていて、そこから割り戻して貯金額を決めています。

これから3人の子どもたちの教育費がどんどんかかりだすので、この目標値を下回ることも予想されます。

これから上がっていく教育費については、妻(私)が時短で仕事をしているのでフルタイムに戻すことで補いたいと思っています。

教育費と老後資金を合わせると、年間300万円と少しが貯金の目標額なのですが、昨年は大きな旅行に行かなかったこともあり400万弱貯金していました。

2017年も10月となりそろそろ後半、ということで今年の貯金状況を確認したところ…去年よりたまるペースが遅いことが分かりました

貯金がたまらない原因とは!?

去年と今年のお金の使い方で変わったところといえば、夏の旅行代です。

昨年は夫の仕事の関係で、夏の旅行は近場でキャンプなどをしたのに比べて、今年は沖縄へ行ったので20万円ほど多く費用がかかっています。

それを考慮しても、60万円ほどたまる額が少なく、その要因について考えてみました

(1) 住民税(妻)の額が上がった。

住民税や所得税は前年度の収入にをもとに額が決まり、徴収されます。

昨年はその前年が育児休暇中だったので、所得税の額も低く、住民税をとられていませんでした

今年は住民税が発生し、所得税の額もあがったので、給料の額面は同じでも手取りが数万円少なくなっていることに気が付いていませんでした。

実際に今年増額となった税金の額は以下のとおりです。(月によって所得に差があるので、平均値を記載しています)

所得税・復興特別所得税 

昨年 6,110円/月
今年 6,460円/月 

住民税

 
昨年 なし
今年 1万5,000円/月

厚生年金保険料

 
昨年 2万3,176円/月
今年 2万7,273円/月

その他、健康保険料も2,000円ほど上がっています

税金・保険関係で、毎月2万円程度手取りが減っています。これは大きいです

(2) 保育料の額が上がった。


育休から復帰したため、世帯収入があがり、今年の7月からなんと下2人の保育料があわせて1万9千円も上がってしまいました

昨年までの保育料は、私が育児休暇中で無収入だったころの世帯収入から換算されていたものだったんですね。

今は2歳児・4歳児の2人が保育園に通っていて、毎月7万5,500円支払っています。

児童手当は世帯主の所得によって決まります。

ですので、共働きでも方働きでも条件は同じで、復職して世帯収入が増えたから上限額にかかって受給できなくなったということはありません。

しかし、保育料は世帯収入によって決まるので、育児休暇から復職した翌年は注意が必要ですね。

さいごに

このように、復職して世帯収入が増えた! と喜んでいても、思わぬところで差し引かれていたり、コストがかかります。

頭に入れておかないと、1年間たって振り返ると、あれ? お金がない…なんてことも。

世帯収入が増えるからこその悩み。気を付けておきたいですね。(執筆者:村居 裕子)


《村居 裕子》
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村居 裕子

3人の子供を持つ主婦兼ライター。大学卒業後。新入社員当時から財形貯蓄をしたりと、貯金が好きな性格。貯金にこだわるあまり、気持ちよくお金を使えないというジレンマに気付き、しっかり貯金をしつつ、楽しくやりたいことはする!という生活をめざしている。子供を持つ主婦目線で、少し工夫で簡単に節約できるコツを書いていきます。 寄稿者にメッセージを送る

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