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保険屋さん自身はどんな保険に加入してるの? 保険を売っている人が「入る保険」「入らない保険」

保険 生命・医療保険
保険屋さん自身はどんな保険に加入してるの? 保険を売っている人が「入る保険」「入らない保険」

保険屋さんってどんな保険に入っているの?

自分が売っている保険ではなく、本当はもっとおトクな保険に入っているのでは…?

と疑問に感じたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

結論から言います。

自分の働いている保険会社や保険商品が好きな人は、基本的に自分が売っている保険の中で、いい保険に加入しています

でも自分の働いている保険会社や商品があまり好きではない人は、加入していません

それではどんな保険に加入しているかと言うと、大きくは3つあります。

どんな保険に加入している?

貯蓄性の保険

やはりこの貯蓄性の保険が一番多いと思います。

保険を売っている人は保険で貯金をする人も多いので、いい商品には必ず加入しています。

例えばソニー生命であれば変額保険や変額個人年金保険、プルデンシャル生命であれば米国ドル建てリタイアメントインカムなどは、金利上昇にも対応できるので、加入者が多いように感じます。

それから予定利率のいい頃に加入した終身保険や養老保険、個人年金などは絶対に解約することはありません

三大疾病保険

三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)で所定の状態になった時に一時金としてお金を受け取れる、この保険も加入者が多いです。

保険営業の人は、お客様に三大疾病のリスクを話し続けていますし、契約者の中でがんなどになる方も多く、普通の人に比べると三大疾病がとても身近な存在です。

またフルコミッションの会社であれば、がんなどで仕事を休んでしまうと即収入減につながるので、収入の補填として加入することもあります。

特に男性の場合は一生涯の保障ではなく、60歳まで保障などの定期型で一時金が1,000万円等、保険金をしっかり受け取れるタイプに加入している人が多いです。

団体保険

死亡保障は会社の団体保険に加入している人も多いです。

年に一度、会社で募集がある、あの保険です。

団体保険なので、もともとの保険料も通常より安いのですが、何と言っても魅力なのが、年に一度お金が戻ってくること

支払ったお金の3割程度から多い年だと4割程度戻ってくる年もあるようです。

もちろんこれは加入している団体によっても変わってきますが、普通に加入するよりは確実に割安です。

1年更新なので毎年保険料は変わりますが、逆を言うと毎年見直しができるので、有効活用している人が多いです。


では入っていない保険は?

これは賛否両論あると思いますが、10年更新といった更新型の保険しか取り扱っていない会社の保険営業の人は、自社商品に入っていない人もいます。

以前は自分が販売している商品を売ると営業成績としてカウントされていたのですが、改正があり、自らを契約者とする契約は成績カウントされなくなったことも影響します。

もちろん自社の保険が好きな方は加入しているので、これはどちらかと言うと好きではない人ですね。

それから複数の保険会社を取り扱っている人は、いくら保険商品が良くても、カスタマーセンターなど本社の対応が良くない保険会社には加入しません

私も記事を書く際に、カスタマーセンターによく質問の電話をするのですが、その際対応が良くない会社に加入しようとは思いません。

これから保険に加入しようかなと思っている方は、ぜひその保険会社のカスタマーセンターに質問などの電話してみてください。

いい保険会社は、どんな些細な質問にも誠実に対応してくれます

まとめ

保険を売っている人は、自分の売っている保険商品がいいか悪いか、よくわかっています。

そして保険の仕事を一生懸命している人は、自分の売っている保険に自信を持っています。

保険の営業を受けている人は、その営業の人がどんな保険に加入しているか、ぜひ聞いてみてください

あなたが提案を受けている保険に、その人も加入していれば、それはきっといい保険です。

加入してなければ、あまりいい保険ではないのかもしれません。

もちろんあなたと担当者では、向いている保険・向いていない保険が違うので、100%の答えではありませんが、それでも参考にはなると思います。

担当者の加入中の保険も、ぜひ保険選びの参考にしてください。(執筆者:水谷 文枝)

《水谷 文枝》
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水谷 文枝

水谷 文枝

ファイナンシャルプランナー(AFP) 兵庫県在住。JA系の金融機関に就職し、資産運用の部署に携わる。その後、当時女性の採用がほとんどなかった某生命保険会社に、女性最年少で転職。約12年勤めた後、代理店勤務を経て、独立。「わからない」「難しい」「だまされる」というネガティブなイメージを持たれがちな保険やお金を、「わかる」「簡単」「活かす」というポジティブなイメージに変えていくために活動中。また単に「お金の知識を増やす」のでなく、「お金の意識を変える」ことをライフワークとしている。 寄稿者にメッセージを送る

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