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処分するには心が痛む不用品を「寄付」という形でスッキリと手放す。宅配で寄付ができる3団体をご紹介。

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処分するには心が痛む不用品を「寄付」という形でスッキリと手放す。宅配で寄付ができる3団体をご紹介。

不用品を寄付する


今年も残すところあとわずか。家の中にたまった不用品を処分して、2018年をすっきりとした部屋で迎えたいと思っている方も多いかもしれません。

大掃除で出た不用品、そのまま処分しても良いのですが、まだ使えるものなら「寄付をしてみる」というのはいかがでしょうか。

日本ではあまりなじみのない「不用品の寄付」ですが、そのメリットについてご紹介します。

寄付のメリット1 モノを手放しやすくなる

飽きてしまった洋服、子どもが大きくなって不要になったベビー用品、もらいものの食器など、まだ使えるものを処分するというのは、心が痛むものです。

「もったいない」という気持ちは、部屋から不用品を減らそうとする気持ちに強いブレーキをかけてしまいます

でも「処分」ではなく「寄付」をするのであれば、手放すことに前向きになれます

「捨てるもの」ではなく「譲れるもの」を選り分けるようにすれば、断捨離もはかどります。

「まだ使えるからと思ってしまいモノが減らせない」という方には、特に寄付することをおすすめします。

寄付のメリット2 段ボールにつめて送るだけで完了

団体によっては、宅配で寄付品を受け付けています。

1. ネットから送付申し込み(不要の場合もあります)

2. 段ボールなどに不用品をつめる

3. 自宅から送る

寄付先の団体により取扱品目は異なりますが、通常の不用品回収では受け取ってもらえないような、文房具類やぬいぐるみ、余ったおむつなども送付できます。

仕分けも不要で、品目リストや身分証の同封なども不要なことがほとんどなので、宅配のリサイクルショップに申し込むより手間がかかりません

「送付先の団体が受け入れているもので、まだ使えるもの」をつめて送るというシンプルな手順なので、どなたでも気軽に行えます。

寄付のメリット3 満足度が高い

単純にお金の寄付を行うだけでは、何かに貢献したという実感を得にくい場合があります。

しかし不用品の寄付を行うと、キレイになった部屋をながめながら、

「あのぬいぐるみは誰かにかわいがってもらっているかな」

などと思いをめぐらすことができ、寄付をした喜びを長く味わえます。

まだ使えるものを処分すると、時には罪悪感を抱いてしまうこともあります。

寄付なら「きっと誰かの役にたったはず」と、大きな満足感を得られます

宅配で寄付ができる団体

寄付品を受け付けているところは複数ありますが、今回は自宅から送付でき、回収品目が多い団体を3つご紹介します。

1. ワールドギフト


≪画像元:国際社会支援推進会 ワールドギフト

海外途上国への物資支援を行うとともに、国内外で活動する団体の支援も行っています。

寄付にかかる費用(荷物の集荷費用など)は次の通りです。

・ 120サイズ:2,400円
・ 140サイズ:2,900円
・ 160サイズ:3,700円

ペット(犬猫)用品も動物の孤児院などへ届けてくれるそうです。

残っているペットフードやキャットフードなどが活用されるのはうれしいですね。

2. セカンドライフ


≪画像元:セカンドライフ

不用品は国内外の企業・団体や個人に送られ、リユースされます。また寄付依頼1件につき、セカンドライフが途上国の子供達に向けて、ワクチン1人分を寄付します。

寄付にかかる費用(荷物の集荷費用など)は次の通りです。

・ 120サイズ:1,480円
・ 160サイズ:1,980円

人形、ぬいぐるみの供養もあります


≪画像元:セカンドライフ

なお、170サイズまで2,980円で、人形やぬいぐるみを供養したあと、再利用してもらうこともできます。

「思い入れがあり、そのまま捨てるのは心苦しい」

という人形やぬいぐるみを託し、ワクチンの寄付にも協力できますよ。

3. ECO to SHIP


≪画像元:いいことシップ

不用品は世界各国でリユースされ、さらに段ボール1箱につき100円が寄付先に送られます

寄付先は日本赤十字社や日本ユニセフ協会などがあり、寄付の申し込みのときに好きなところを選べます。

寄付にかかる費用は不用品を送るときの送料のみです。配送会社の指定などがないため、自分の好きな方法で送ることができます。

LINEで問い合わせができるので、取扱品目についての質問なども気軽に聞くことができそうです。


≪画像元:ECO to SHIP

不用品の寄付でキレイな部屋とうれしい気持ちを手に入れよう

「まだ使えるのにもったいない、と手放せないでいるモノを処分するにはどうしたら良いか」

と考えてたどり着いた「寄付」でしたが、やってみると断捨離がはかどり、寄付をしたという喜びも得られ、良いことずくめでした。

わが家では、おもちゃは子どもと一緒に選り分けています

「おもちゃで遊びたいと思っているお友達に譲ってあげられるものはないかな?」と声をかけると、捨てるのをかたくなに拒否していた子どもが、

「じゃあこれを送ってあげようよ!」

自分からおもちゃを選んでくれるので、子どもの片付けにも役立っています

少し費用はかかりますが、不用品の寄付によって、すっきりとした部屋と「ちょっと良いことをした」という満足感が両方得られます

大掃除を予定されている方は、ぜひ検討してみてください。(執筆者:青海 光)

《青海 光》
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青海 光

青海 光

都内在住、二児の母。大学卒業後、子育てをしながらIT企業でフルタイム勤務をしていましたが、夫の海外赴任に伴い退職。カオスなインドで3年ほど暮らしました。帰国後はライターとして、育児やライフスタイルに関する記事を中心に執筆しています。ストレスの貯まらない節約術やお得な情報をお届けします♪ 【保有資格】AFP、2級FP技能士 寄稿者にメッセージを送る

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