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日本人の金融資産の50%が預貯金。「お金の置き場所」を意識して1歩進んだ貯蓄に挑戦しませんか。

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日本人の金融資産の50%が預貯金。「お金の置き場所」を意識して1歩進んだ貯蓄に挑戦しませんか。

2017年「貯金」はできましたか?


昨年2017年は酉年ということで「先取り(トリ)貯金」をお勧めしましたが、皆さん1年間でどのぐらい貯金できましたか?

月1万円ずつ貯金できた方は年間12万円、 月3万円ずつの方は年間36万円、 何も貯金できなかった方とは年数を重ねるごとにその差が出てきます

戌年の2018年はさらにステップアップしてお金の置き場所を考えた貯蓄をしてみませんか。

バランスよく資産を分散


金融商品にバランスよく資産を分散して投資することが重要であると、これまでのコラムでご紹介してきました。


お金をためる、増やすためには

「どこで」
「何を」

運用するか、が大切です。

日本人の金融資産の50%以上は銀行や郵便局での預貯金

多くの方は、お持ちの預金口座にお金を入れているだけではないでしょうか?

家計の金融資産構成(2017年8月18日 日本銀行調査統計局)


アセット・ロケーションとは

asset = 資産
location = 置き場所

資産の置き場所」という意味です。

株式や投資信託で資産運用を行う場合、主に以下のような投資場所があります。


株式や投資信託をどこで運用するのか

という投資場所についてのお話です。


・ 投資額や投資先を自由に決めたい方は投資用の口座

・ 少額から始めたい方はNISA、年金用に長期で運用したい方はiDeCo

など、使い分けることができます。

同じ商品に投資をする際、投資用の口座ではなく 「運用益非課税」となるNISAやiDeCoなどを利用すると、同じリターンがあった場合も実質的には後者の方がリターンは向上します。

株式や投資信託においては、

・ どこで(アセット・ロケーション)
・ 何を(アセット・アロケーション)

運用するのか、を決めることが重要です。

つみたてNISAとは

2018年からはじまる新たな少額投資非課税制度です。

これまでのNISAと同様に毎年の非課税投資枠から得た利益・分配金にかかる税金はゼロですが、非課税投資枠が年間40万円で、投資期間が最長20年という点で異なります。

通常のNISA以上に少額から毎月コツコツ、長期での資産形成を目指す方に向いた制度と言えます。引用:SBI証券HP

このように、株式や投資信託を行うには、いくつかある投資場所の中からどこで運用をするのかを決めるアセット・ロケーションも重要になってきました。

「アセット・アロケーション」

投資家の方は「アセット・アロケーション」を聞いたことがあるかと思います。

似た言葉なので、言葉の意味をご紹介します。

アセット‐アロケーション(asset allocation)資産を、国債などの債券・株式・不動産投資信託(REIT)・投資信託・生命保険・デリバティブ・定期預金等の各種金融商品や不動産などへバランスよく配分して運用すること。分散投資。資産配分。資金配分。引用:コトバンク

アセット・アロケーションの一例

asset=資産
allocation=配分

「日本株式に20%、先進国株式に35%…」など資産配分することを「アセット・アロケーション」といいます。


使用目的をイメージして決める

実際にはどのようにすれば良いのでしょうか?

運用して増やしたお金を何に使うのか、その「使用目的」をイメージすると決めやすいかと思います。


「10年後の家の購入費用などは非課税で運用できるNISA」

「老後の生活費用などは長期間、運用できるiDeCoでためる」

など使用目的を考え、使い分けると良いかと思います。

ご自身の「貯蓄プラン」使用目的や使用時期など、どのお金の置き場所が良いかをイメージしてください。

「お金の置き場所」を意識した貯蓄


今回のコラムを書くきっかけとなったのはお客様からの

「どこでお金をためれば良いのですか?」

というご質問からでした。

お金をためる・増やすという話や記事などを見ていると、実際には

どこで?
何を?

と疑問が湧き出てくるのでしょう。

貯蓄プランを立ててみて、ご心配な方はFPなど、専門的な知識をもったプロに相談してから投資を始めるのも良いかと思います。

私たち1人ひとりが将来のために資産を増やす投資家です。

今年は「お金の置き場所」を意識して1歩進んだ貯蓄を目指して頂ければ幸いです。(執筆者:藤井 亜也)

《藤井 亜也》
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藤井 亜也

藤井 亜也

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長 1975年生まれ。教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いからCOCO PLANを設立。 <保有資格>:2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP) 、住宅ローンアドバイザー、相続診断士、日本心理学会認定心理士、生理人類学士、秘書技能検定、日商簿記検定、(産業カウンセラー、心理相談員) 寄稿者にメッセージを送る

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