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インデックス投信積立は、より低コストになって「投資をしたいけれど忙しい人」に断然おススメ

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インデックス投信積立は、より低コストになって「投資をしたいけれど忙しい人」に断然おススメ

数年ほど前に資産運用に目覚めた筆者は、株、投資信託、CFD、FX、ETF、ロボアドバイザー、仮想通貨と、気になる投資商品は片っ端から手を出してきました。

利益が出たものも、損をしたものもありますが、いろいろな投資商品を実際に買ってみて感じたことは、「商品について調べたり管理したりする手間や時間を考えると、低コストのインデックス投信積立の手離れの良さ、気楽さは際立っている」ということです。

仕事や家事に毎日忙しく、資産運用のことにまで気が回らないという方には、インデックス投信積立は特におすすめですよ。


そもそもインデックス投信とは?

インデックス投信とは、日経平均やTOPIX(東証株価指数)など、特定の「指数」に連動した運用成績を目指す、投資信託の一種です。

日本株だけでなく、債権やREIT(不動産投資信託)など、さまざまな指数をベンチマークにした商品があります。

インデックス投信のメリット

インデックス投信のメリットとして、投資信託1本で、分散投資が可能だということがあげられます。

例えば、MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国22カ国の株式市場全体の動向を示す株価指数)をベンチマークとしている投資信託を1本買えば、先進国22か国にバランス良く投資できます。

また、運用コストが安いというのも、とても大きなメリットです。

投資信託を買うときは、買付手数料(購入時手数料)や運用管理費用(信託報酬)といったコストがかかりますが、投資信託を持っている間ずっと支払う必要のある信託報酬は、運用成績に大きく影響します。

インデックス投信は信託報酬が低めに設定されていることが多かったのですが、最近になってさらに値下げが進み、長期投資をしやすい状況が整ってきています

「運用に手間はかけられない」なら積立が最適!

資産運用の基本は、「安いときに買って高いときに売る」です。

でも、安くなるのをねらってずっとチャートを見続けるわけにもいきませんし、プロでも「今が一番安い」と判断することは難しいものです。

そこで、運用に手間暇かけられないという方には、定期的に定額を積み立てる方法がおすすめです。

毎月決まった金額を購入するので、投資信託の基準価額が高いときは購入口数が少なく、逆に安いときは購入口数が多くなります。

長期的に投資することで、取得価格の平準化が期待できます

また投信積立は、証券会社で一度積立を設定しておけば、あとは自動的に投資信託の買いつけを続けてくれます。

1年に1回程度は、運用成績やコストをチェックした方が良いですが、それ以外は特にすることはありません。

始めるときは商品の選定や積立の設定に少し時間が必要ですが、その後はほぼ「ほったらかし」で良いというのが、積立投資の最大のメリットではないでしょうか。

iDeCoやNISAで運用すれば節税にも!

iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(もしくはつみたてNISA)を活用して積立をすれば、節税にもなります。

年金の足しにしたいと考えるならiDeCo

今後個別株などにも挑戦したいという方はNISA

年間40万円以内で長期的に運用したいならつみたてNISA

を選ぶと良いのではないでしょうか。


筆者が買ったインデックス投信をご紹介

商品選択のご参考までに、筆者が購入したインデックス投信をご紹介します。

今回は値上がり益を狙って、株式で運用する投資信託を選びました。

選んだ主な基準は以下の通りです。

・ そのジャンルの中での信託報酬が最安値圏であること

・ 購入時の手数料が無料なこと(インターネット系の証券会社であれば、買付手数料無料となる投資信託が数多くあります)

・ 純資産総額(ファンドの規模)が30億円以上あり、増加傾向であること

日本株式

<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド


≪画像元:楽天証券

信託報酬:年率0.1944%

TOPIX(東証株価指数)の動きに連動する投資成果をめざす商品です。

日本株のインデックス投信としては、主に次の2つの指数に連動する商品があります。

【TOPIX】 東証一部上場の全銘柄を対象とする株価指数

【日経平均株価】 日本経済新聞社が選んだ225銘柄を対象とする株価指数

筆者は投資対象を幅広く持ちたかったので、TOPIXに連動するタイプを選択しました

ニュースなどで気軽に値動きを追いたいという方は、より指標として一般的な、日経平均株価に連動するタイプを選ぶのも良いのではないでしょうか。

先進国株式

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド


≪画像元:楽天証券

信託報酬:年率0.20412%

MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国22か国の株式市場全体の動向を示す株価指数)に連動する投資成果をめざす商品です。

楽天証券の買付ランキングでもトップ10入りを続けている人気の投資信託です

2017年11月から信託報酬が引き下げられたことにより、より購入しやすくなりました

個人的には、一時的な停滞や落ち込みはあっても、長期的には世界の経済はまだ伸びていくと思っているので、ゆっくりとした値上がりを期待しています。

新興国株式

たわらノーロード 新興国株式


≪画像元:楽天証券

信託報酬:年率0.3672%

MSCIエマージング・マーケット・インデックス(新興国二十数か国に上場する大・中型株を対象にした株価指数)に連動する投資成果をめざす商品です。

これから成長・発展を遂げるであろう新興国株への投資に興味はありますが、個別株を買うには調べたり購入したりする労力がかかります。

その点、投資信託であれば気軽に買い付けられますし、二十数か国に分散されているため、リスクも軽減されます

新興国株式を取り扱う投資信託の信託報酬は、以前は0.5%でも安いと言われていたのですが、最近になってさらに引き下げが進みました。

下落のリスクはあるものの、コストが下がって大きなリターンも期待できる商品だと思っています。

貯蓄に投資をちょっとだけ足してみよう!

iDeCoやNISAといった制度が広まるにつれ、「投資に少し興味はあるけれど、忙しくて…」という方が増えてきたように感じています。

投資先や投資時期の分散が簡単で、信託報酬の引き下げも進んでいることから、「まずは低コストのインデックス投信積み立てを始めてみる」というのは、初めて投資を行うという方にもおすすめできる方法です。

ただし、インデックス投信積み立てもノーリスクというわけではありません。

市場全体の動向に連動するものですから、当然マーケット全体の景気が落ち込めばマイナスになる可能性があります。

投資信託の積立を始める場合は、無理なく継続できるよう、余剰資金で少額から始めるようにしましょう。(執筆者:青海 光)

《青海 光》
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青海 光

青海 光

都内在住、二児の母。大学卒業後、子育てをしながらIT企業でフルタイム勤務をしていましたが、夫の海外赴任に伴い退職。カオスなインドで3年ほど暮らしました。帰国後はライターとして、育児やライフスタイルに関する記事を中心に執筆しています。ストレスの貯まらない節約術やお得な情報をお届けします♪ 【保有資格】AFP、2級FP技能士 寄稿者にメッセージを送る

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