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「メルカリ」は2018年のIPOマーケットで大注目 今後の動向を分析

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「メルカリ」は2018年のIPOマーケットで大注目 今後の動向を分析

2018年のIPOマーケットは活況の様相。CMでもお馴染みの仮想通貨取引所、「ビットフライヤー」。

さらには、近年海外出店にも積極的な理髪店、「QBハウス」も上場がうわさされる企業のひとつです。

ただ、最もマーケットの注目度の高いIPOは「メルカリ」と言えるでしょう。

もはや説明不要の国民的フリマアプリです。今号では、「メルカリ」のIPOにフォーカスして、今後の動向を分析してみたいと思います。



≪画像元:メルカリ

上場時期は6月か

時価総額は2,000億円規模を想定

マーケットの注目を一身に集める「メルカリ」ですが、未だ上場時期が決まっていない点は認識しておく必要があるでしょう。

現状、時価総額は2,000億円程度と想定されています。

一般的なIPOに比べ、時価総額は非常に大きく、配分株数もそれなりの多さが想定されます

一方で、市場の注目度を考えると、IPOでの当選がプラチナチケット化することは必至でしょう

複数口座からのIPO申込が当選への近道です。

利益成長率が期待できるプラットフォーマー

メルカリの第3期から4期の決算推移を確認すると、売上高、利益ともに非常に速いスピードで成長を遂げています。

メルカリのビジネスの特徴はプラットフォーマーであること。

多少乱暴な言い方になりますが、プラットフォームさえ提供すれば、会員が利益を自動的に落としてくれる訳です。

この手のビジネスは、比較的少コストでのビジネスを可能にします。

実際に、利益率が高いところを鑑みれば、それも納得だと思います。特に、3期から4期にかけては経常利益が約40億円の改善。

さらに、売上高は前期と比べて3倍の水準で推移を見せています。

利益率の高さ、さらに、会員数の増加に伴う利益成長率の高さを背景に、今後も成長を遂げて行く公算が高いでしょう。

今後は海外市場が成長エンジン


「メルカリ」は海外のマーケットにも積極的に進出しています。

特に、アメリカでの成長が著しく、一昨年の7月にはAppStoreのアメリカ版ダウンロードランキングでも、トップ5に入る健闘を見せています

アメリカ国内でも徐々に認知度が高まり、海外での売上高も堅調に推移していると想定されます。

4期の決算書で販管費が増えていることからも、海外での広告宣伝に躍起になっているのではないかと想像することができるでしょう。

いずれにせよ、海外市場は日本市場よりも遥かに魅力的です。

今後、海外市場での売上が、同社への業績寄与度を高めて行くことも容易に想像がつきます。

海外事業の成功が同社における今後の成長エンジンになるでしょう。(執筆者:徳田 陽太)

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《徳田 陽太》
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徳田 陽太

徳田 陽太

立命館大学卒業後、大和証券株式会社に入社。法人・個人営業に従事し、5年間で4年連続4度社長賞を受賞。退職後、Finanzaを設立し独立。FP業務や金融ライティング業務に従事。また、近年では企業向けのコピーライティングを行い、企業のブランディングにも参画。米国への留学経験があり、海外スタートアップ事情にも精通。 <保有資格>:証券外務員一種、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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