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「保険ショップ」に行くとしつこく勧誘される? 6社訪問してみた筆者がメリット・デメリット、注意点などを紹介

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「保険ショップ」に行くとしつこく勧誘される? 6社訪問してみた筆者がメリット・デメリット、注意点などを紹介

来店型保険ショップって実際どうなの?

先日近所の保険ショップの前を通りかかったところ、平日の昼間にも関わらず、熱心に相談されている方が2組いらっしゃいました。

友人が以前利用した保険ショップは、人気があって予約がなかなか取れなかったそうです。

でも雑誌などを読むと、保険ショップに対して批判的な意見もあります。実は私自身も少し前まで否定的に考えていました。

ただ昨年夏に保険ショップを6社訪問し、メリットデメリットの両方を感じました。

そこで今回は、来店型保険ショップを上手に活用する方法や、注意点をお伝えします。


上手に活用するには事前準備が大切

まず保険はわかりにくいからと言って、保険ショップの人に提案を丸投げするのはNGです。

効率的に相談するために、以下のポイントを参考にして、事前準備をしてください。

(1) 何の保険について相談したいかを明確にする(例えば医療保険や収入保障保険など)

(2) 相談したい保険について、インターネット等の保険ランキングで、どこの保険会社の商品がいいか、目星をつける

(3) 自分が行きやすい保険ショップの中で、目星をつけた保険会社を取り扱っているお店を探す

(4) 予算を決めておく

わたしたちが気になる点

しつこく勧誘されないか?

保険ショップに行くにあたり一番気になるのは、やはり強引な勧誘をされないかどうか、ということではないでしょうか?

私の感想は、ほとんどのお店がアッサリしている、でした。

1店舗だけ、次のアポイントを強引に入れたお店がありました。

ただそれ以外のお店は少し検討します、という私の意見を聞いてくださいました。

その後の電話は、掛かってきても1回程度。必要ない場合はハッキリ断れば、それ以上電話は掛かってきません。

その1回すら面倒だと感じる方は、保険ショップに行くことは勧めません

提案内容はどうか?

それから保険ショップが売りたい商品を売るのでは? という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。ちなみに私自身がそう考えていました。

でも基本的にはニーズに合った保険の中で、保険料をしっかりと比較して提案してもらえました。

私が知らない商品や特徴を教えてもらえたショップもあり、非常に勉強になりました。

とは言ってもショップの方の仕事は、保険を販売することです。

老後や三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)など、準備ができていないところは指摘されます

私の場合も、ドル建ての終身保険や、三大疾病の商品の提案を受けました。

説明を聞き必要だなと感じた場合は検討し、必要ないと思った場合は、その場で断ることが大切です

保険証券は持って行かないほうがいい

1回目は持って行かないほうが無難です。

保険証券を持っていくと、現在加入中の保障内容や保険料がベースとなり、提案をされてしまいます

安くするために相談したのに、結局同程度になる可能性も。

保険ショップからは保険証券を持参ください、と必ず言われますが、従う必要はありません。

2回目以降に持っていかれることをオススメします

メリットとデメリットがある


まずメリットは、たくさんある保険商品の中から、自分に合った保険商品を教えてもらえることです。

それから公的な年金制度や医療制度について説明してくれるショップがほとんどなので、勉強にもなります

デメリットは、不要な提案を受けることもあります。不要な場合は、その場でハッキリと断ることが必要です。

断るのが苦手な人は、決して一人で行かないようにしてください。

主体性を持って相談することで、保険ショップを上手に活用していただければと思います。(執筆者:水谷 文枝)

《水谷 文枝》
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水谷 文枝

水谷 文枝

ファイナンシャルプランナー(AFP) 兵庫県在住。JA系の金融機関に就職し、資産運用の部署に携わる。その後、当時女性の採用がほとんどなかった某生命保険会社に、女性最年少で転職。約12年勤めた後、代理店勤務を経て、独立。「わからない」「難しい」「だまされる」というネガティブなイメージを持たれがちな保険やお金を、「わかる」「簡単」「活かす」というポジティブなイメージに変えていくために活動中。また単に「お金の知識を増やす」のでなく、「お金の意識を変える」ことをライフワークとしている。 寄稿者にメッセージを送る

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