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ダイソー「充電器+充電池」の実力は? エネループなど計4本で検証実験してみた

節約・ポイ活 100均
ダイソー「充電器+充電池」の実力は? エネループなど計4本で検証実験してみた

日頃なにかとお世話になっている乾電池。最近は100円ショップでもよく見かけます。

安いのはうれしいですが、その性能は高い普通の電池に比べてどうなのか?

マネ達でも過去いくつか記事を掲載しました。

 関連記事:100円ショップの乾電池は本当に「もちが悪い」のか? 実力を検証してみた!

 関連記事:100円ショップで「買ってはいけない」もの3つ

実際に編集部でも実験してみようと思い、ダイソーに向かったところ、こんなものを見つけました。

ダイソーの充電池とダイソーの充電器

なに!!!

ダイソーにまさかの「充電器」と「充電器」を発見。もちろん両方とも108円(税込み)。どこまで企業努力がすごいんだダイソー。

もしこれが優秀なら、乾電池論争に終止符を打つ可能性もあります。

ダイソーとヤマダ電機を回り、自腹で買ってきたのはこれです。

さまざまな電池や充電池やライトなど

ひとつづつ解説していきます。

Panasonic エネループライト 単3充電池2本付 1393円(税込)

エネループ

充電式電池と言えばエネループが思い浮かんだので、こちらを購入しました。

5000回も繰り返し使えるようです。毎日使っても13年以上使えます。地球にやさしいエコですね。職場の人にも優しい人間になれそうです。

Panasonic アルカリ乾電池 474円(税込)

パナソニックのアルカリ乾電池

こちらは同じくパナソニックの高い乾電池。

474円(税込)もするので、手に取るのを2回ほど3回ほどためらいました。痛い出費です

DAISO 充電式電池(ReVOLTES) 本体108円(税込)、充電池108円(税込)

ダイソーの充電池とダイソーの充電器

よく使う単3と単4の両方が充電できます。ダイソーマークが目立ちますね。繰り返し500回使えると書かれています。

DAISO アルカリ乾電池(5本入り) 108円(税込)

ダイソーのアルカリ乾電池

こちらは最近ダイソーでよく見かけるダイソーブランドのアルカリ乾電池。100円で5本も入っていてコスパ最高です。

実際の性能はどうなんでしょうか?

ライト(単3乾電池式)108円(税込)×4本 ダイソーにて

4本のライト

単3のライト4本にそれぞれ電池を入れて、どれが長持ちするか実験します。電池が切れたら一目瞭然ですね。

・ダイソーの充電式電池は使えるのか?

・100均乾電池とメーカーの高い乾電池はどのくらい差が出るのか?

その辺を確認してみたいと思います。

実験の準備

ダイソーの充電池を充電します

まずは「充電式電池」を充電しなければなりません。ここで気が付いたことがあります。それぞれの充電時間は以下の通り。

・エネループライト 約6時間

・ダイソー充電池 約12時間

充電に必要な時間がエネループライトとダイソー充電池では約2倍の差があります。充電に12時間かかるのはデメリットですね

実験開始!

全ての電池が一斉にライト点灯

こんな感じでスタートしました。時間はiphoneアプリのストップウォッチで計測していきます。

5時間経過

どの電池もまだまだ大丈夫

どれも明るくライトがついています。ライトのパッケージに連続使用の目安は9時間と書かれていたので、まだまだ大丈夫でしょう。

12時間経過

エネループが脱落

12時間が経過したとき、最初の脱落者がでました。「エネループライト」です。

14時間経過

ダイソーの充電池脱落

その約2時間後に、「ダイソーの充電池」が力尽きました。

充電式電池は繰り返し使えて便利ですが、普通の乾電池に比べてすぐに切れるんですね。

30時間経過

勝ったのはダイソーのアルカリ乾電池電池

30時間経過した時、「パナソニック乾電池」がまさかの脱落。実験結果はダイソー100円電池が勝利!

その1時間後にダイソー乾電池も切れました。

結果は以下の通りとなりました。

電池の持ちの比較結果 1位:ダイソーの乾電池 31時間11分
2位:パナソニック乾電池 30時間36分
3位:ダイソーの充電池 14時間51分
  4位:エネループライトの充電池 12時間47分

念のためあと3回同じテストをしてみました

もしかしたら接触の悪いライトなどがあるかもしれないので、ライトの順番を入れ替えて、もう3回同じことをしてみました。

【2回目】
1位:パナソニック乾電池 30時間46分
2位:ダイソーの乾電池 30時間05分
3位:エネループライトの充電池 15時間25分
4位:ダイソーの充電池 12時間29分

【3回目】
1位:ダイソーの乾電池 31時間35分
2位:パナソニック乾電池 30時間15分
3位:ダイソーの充電池 14時間15分
4位:エネループライトの充電池 13時間02分

【4回目】
1位:ダイソーの乾電池 32時間56分
2位:パナソニック乾電池 32時間22分
3位:エネループライトの充電池 13時間35分
4位:ダイソーの充電池 11時間58分

比較のグラフ

≪クリックで拡大≫

全部で4回試してみました。

結果は、多少の違いこそあれ、1回目の結果と大きな変わりはありませんでした

実験から分かったこと

1. 充電式電池の使用時間はダイソーもエネループライトもあまり変わらない

充電式でそれぞれダイソーとパナソニック(エネループ)を比較すると、電池2本と本体ならダイソーは324円(税込)、エネループライトが1393円(税込)。

初期費用の安さはダイソーに軍配。この初期費用の安さを取るならダイソーです。

ただ、長期的に考えると、必ずしもそうとは言えません。

使用回数で割ると以下の通りでエネループに軍配。

ダイソー 0.648円/1回
エネループ 0.2786円/1回

充電式電池が比較的すぐに切れることを考えると、電池使用頻度が激しい場合は、ダイソー充電器はあの12時間充電が待っています。

「毎回12時間充電するなんてムリ!」という方は、エネループライト向きです

「12時間でも6時間でも変わらないよ」という方は、ダイソー向きです

2. 108円で5本入りのダイソー乾電池のコスパは驚異的。

ダイソー乾電池はのパナソニック乾電池(4本で474円)とそこまで大きな差はありませんでした。

ダイソー乾電池 21.6円/1本
パナソニック乾電池 118.5円/1本

この値段に見合う違いは正直感じられませんでした。

液漏れして欲しくない用途、または使い方によってはパナソニック乾電池が値段が高いだけの活躍をするのかもしれませんので、一概には言えないところはあります。

今回の実験を経て、4種類の電池は同じ電池ではありながら、それぞれ特技や特徴が違うと思いますので、用途に応じて使い分けていこうと思いました。

ちなみに私は、あまり使わないけど、絶対液漏れして欲しくないものや高価なものは「パナソニックの高い電池」を使い、それ以外はダイソーの充電池にしようと思っています。

以上です。(執筆者:仙洞田 宏)

《編集部》
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