「がん保険」は4月の改定でどう変わった? 人気ランキングで上位に挙がる3社で比較

4月の改定で、がん保険はどう変わったのでしょうか?

「最新版」上手ながん保険選びについて解説します。

4月改定でどう変わった?がん保険

がん保険は魅力的に変身

医療保険と同じく、2018年4月にがん保険は値上がりすると言われていました

でも実際は保険料を値下げに踏み切った会社や、主契約や特約の内容が充実した会社がたくさんあります

今回はがん保険で人気のある会社を比較し、保障内容や保険料で有利な会社はどこなのかを検証したいと思います。

35歳の男女で比較しました

雑誌などの人気ランキングで上位に挙がる、チューリッヒ生命、FWD富士生命、メットライフ生命の3社で比較をしました

条件:保証期間・支払期間、ともに終身

≪クリックで拡大≫

チューリッヒ生命は、特に女性へのオススメ度No.1

チューリッヒ生命は、特に女性へのオススメ度No.1

≪画像元:チューリッヒ生命

チューリッヒ生命は以前から評価が高かったのですが、4月の改定で保障内容がさらに充実しました

新しく「(6)自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤」が主契約に含まれるようになり、保障の幅が拡がりました。

チューリッヒ生命の優れているところは、上皮内新生物の保障が、悪性新生物と同額保障されるところです。

そして保障内容のカスタマイズのしやすさは、ダントツ。

保険料も35歳男女ともに一番手頃で、いいとこ尽くしです。

ただし2017年8月に比較した際に比べ同等条件で35歳男性の場合、220円値上がりしていました

保障内容が充実したので仕方ないなと思ったのですが、なぜか35歳女性は20円値下げという結果になっております。

女性にとっては、より有利な選択肢になりましたね。

 ≪関連記事≫「がん保険」は時代に合わせて変わり続けています 保障内容や時代に振り回されない5つの選び方とは

FWD富士生命は診断給付金のみで加入できる

FWD富士生命は診断給付金のみで加入できる

≪画像元:FWD富士生命

FWD富士生命は、がん診断給付金のみで加入できるがん保険です。

2018年4月の改定で、特に男性の保険料が大幅に下がったとのこと。

検証の結果、確かに2017年8月に比較したときに比べて、男性516円、女性300円、安くなっているのですが、まだチューリッヒ生命に比べると少しお高めです。

払込免除特約が自動的についてくるので、単純に比較ができないところはありますが。

ただ一時金タイプのがん保険のメリットは、今後のがん治療の変化に影響を受けにくいということです。

診断給付金のみに加入したいという方には、選びやすいがん保険だと思います。

メットライフ生命は女性が加入する場合は、要注意

メットライフ生命は女性が加入する場合は、要注意

≪画像元:メットライフ生命

メットライフ生命は、がんの3大治療である、手術・放射線治療・抗がん剤治療が主契約となっているがん保険です。

特徴は、入院・通院に関わらず該当する治療を受けた場合、1年に1回給付金が受け取れることです。

50万円~100万円の設定ができるのですが、問題は通算5回までということ。

それから1年に1回の給付ですので、まとまったお金を受け取れることはメリットになります。

逆に、抗がん剤治療などで治療回数が増えた場合は、月に一度給付金を受け取れるチューリッヒ生命や、FWD富士生命の方が有利となるので、長引く治療にはデメリットとなります

保険料は、男性はチューリッヒ生命とほぼ互角ですが、女性はかなり割高です。

女性が加入される場合は、注意してください。

【番外編】アフラック生命

業界初の「外見ケア特約」アフラック生命も新設

≪画像元:アフラック生命

前回の比較ではアフラック生命を入れていたのですが、今回は外しました。

4月に改定があり、業界初の「外見ケア特約」も新設したのですが…。

理由は主契約の中に、入院給付金・通院給付金が含まれており、絶対に外すことができないからです。

入院給付金に関しては、入院日数が短くなっていることや、医療保険に加入されている方は保障が重複するので、必要がないと思われる方も多いのではないかと思います

せっかく特約が充実したので、主契約の見直しを期待したいところです。

まとめ

がん保険は生命保険の中でも、特に医療技術の進歩に影響を受けやすい保険です

2018年4月の改定は、消費者にとって非常に良いものとなりました。

現在加入中の方も保障内容の確認をして、より良いがん保険を選択いただければと思います。(執筆者:水谷 文枝)

この記事を書いた人

水谷 文枝 水谷 文枝»筆者の記事一覧 (38)

ファイナンシャルプランナー(AFP)
兵庫県在住。JA系の金融機関に就職し、資産運用の部署に携わる。その後、当時女性の採用がほとんどなかった某生命保険会社に、女性最年少で転職。約12年勤めた後、代理店勤務を経て、独立。「わからない」「難しい」「だまされる」というネガティブなイメージを持たれがちな保険やお金を、「わかる」「簡単」「活かす」というポジティブなイメージに変えていくために活動中。また単に「お金の知識を増やす」のでなく、「お金の意識を変える」ことをライフワークとしている。
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