なぜ主婦はアナタ(夫)の「家事進出」を拒むのか カジメン・イクメン時代の心がまえ

NPO法人tadaima!の「男性の家事進出に関する調査」は、今どきの夫の7割強は家事を行っているという結果を伝えてくれております。

NPO法人tadaima!

≪画像元:tadaima!

その理由を夫たちに尋ねると、「自分のため」、「やって当然」なんだとか。

そんな中またしても、わが夫が聞き捨てならないことを言っていたのです。

いただいた資料です。

オレが家事育児けっこうやってるよって言うと、同僚は「ウチのヨメは手伝わせてくれへんわ~」って言うねん。

主婦側が嫌がってるのって、けっこうあるみたいやで~。

ということで、痛烈に批判しておきました。

「ヨメがやるもの」と思っている女性は、確かにいる

いやしかし、「家事育児は女性のもの」と思っている女性は確かにいますよ。

依然としてと言うべきか。

現在放送中の某不倫ドラマ(内容は昼ドラなのにゴールデンタイムに流されていますね)。

でも、朝から家事を担う夫に不倫相手が「かわいそう、私ならそんなことさせないのに!」なんて言ってましたしね。

そんな木村多江さんは、中谷美紀さんに「40(歳)こえたおばさん」と言われていました。

番組HPで設定を見ると43歳とのことです。

中学校の技術家庭科が男女別ではなくなったのが1993年(男女雇用機会均等法と同年)すなわち25年前ですから、当時すでに15歳以上であった彼女は中学校では技術科を学んでいないことになります。

そのあたりにセリフの遠因があるのかもしれませんね。

もちろん、40歳以上でも男女協働を当然視される方もかなりおられますよ。

夫にあたりまえに家事をさせる中谷美紀さんだって、41歳の専業主婦ですし。(なお専業主婦の木村多江さんには「世間知らず」という設定もあるようです。)

男性の家庭進出にはメリットがいっぱい

男性の家庭進出にはメリットがいっぱい

なんたって、男性が家事・育児を担う「男性の家庭進出」は、たとえ専業主婦世帯だったとしても、数えきれないメリットがあります

男性の家庭進出は女性の社会進出の大前提

高度経済成長期に企業戦士が「戦士」たりえたのは、女性が一手に家事育児を担っていたから

反対に、女性が家庭から社会へ出るための前提条件は、夫による「銃後の支え」でしょう。

そして妻が社会進出すると、

【世帯収入が増える】 夫の出世よりはるかにイージー

【生計のリスクヘッジ】 夫が無職になっても家計に収入がある

【精神のリスクヘッジ】 夫が無職になっても、自宅に仕事がある

【選択肢を増やす】 収入減や支出増に家計が耐えられるため、転職や独立、学び直しへの道が開く

などさまざまな恩恵が得られるのです。

それに、

賃金労働は分業が基本

専門職化がどんどん進んでいます。

一方で家事育児はワンストップ。

ということで、サラリーマンにとって、家事育児は賃金労働とは正反対の種類の仕事となるでしょう。

ですから、

・ 料理洗濯掃除などを同時並行することにより、マルチタスクをこなす能力が磨かれる。

・ マルチタスクを夫婦で連携することにより、コミュニケーション能力が磨かれる。

・ 新入社員よりもはるかに言うことを聞かない「わが子」というモンスターを相手にすることにより、コーチングの能力が磨かれる。

・ PTAや自治会は多文化社会。積極的にかかわればマネジメントの能力が磨かれる。

つまりスキルアップの場でもあるはずなんですね。

ママたちとおしゃべりするだけで、マーケットリサーチになりそうです。なりませんか?

なのになぜ、あなたの妻は拒むのか

主婦だってほとんどの方は分かってるんですよ。

夫に家庭進出していただいたほうが良いことは。

それが私を「亭主在宅ストレス症候群」や「夫源病」のリスクから、夫を「フラリーマン」、「濡れ落ち葉族」、「わしも族」のリスクから救うこともね

ならばなぜ、アナタの申し出を拒むのか。

それは「やろうか?」(関西人は「やろか?」)って言うからです。

それ、「手伝おうか?」、「やってあげようか?」と同じです。

はい。感情的なものですよ。感情をバカにしてはいけません。それが原因で病気になることもありますから

「やらせてください」と言いなさい

「やらせてください」と言ってください

だから「やらせてください」、せめて「やらせて」と言いましょうよ。

やらせてあげるから。アナタだって、職場で自分の仕事をとられたら、イヤでしょ?

私だって自分の仕事に誇りを持っています。

とられたくない。たとえヘトヘトでも、憐れみや施しはいらないんです。自立した個人ですから。

それに、やっぱりアナタが外で働いてきて疲れているのも知っているんです。

アナタもたいへんなのに、その上に負担はかけたくない。

「時間と体力が余ってるから退屈やねん」なら、そういった抵抗はかなり薄まります

カジメン・イクメン時代の主婦の心がまえ

ちょっとした気持ちの歩み寄り

でも、それが分からないから男性なんですよね。

そう考えると、主婦の心がまえも見えてきましょう。

それは「やりたいなら、させてあげる」(関西人なら「さしたげる」)という一言です。

若者を中心に、カジメン・イクメン志望の男性は確実に増えてきているのですから、あとはちょっとした気持ちの歩み寄りなのではないかと思います。(執筆者:徳田 仁美)

この記事を書いた人

徳田 仁美 徳田 仁美»筆者の記事一覧 (128)

関西地方都市在住の30歳代主婦。某私立大学文学部卒。「良いものを長く使う」「不健康が最大の損失」「家族円満は無料で最大の幸福」を心がけて、主婦業を営む。夫の収入で家計を管理する、現在は2児の母。子だくさんでも成立する家計を模索。家計とは別に、結婚前の貯金を株式投資やFXなどで運用する。投資歴は8年程度。最近は新しい時代を作ってくれそうな企業に注目している。
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