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お金が貯まらない人の失敗パターンと、その解決策「貯金をするために最初にやること」 ~主婦の金バナ(22)

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お金が貯まらない人の失敗パターンと、その解決策「貯金をするために最初にやること」 ~主婦の金バナ(22)

大人の三大お悩み

大人の三大お悩み

「お金のことを、ちゃんとしたい」

これは「痩せたい」、「家を片付けたい」と並ぶ、「大人の三大お悩み」だと私は思っています。

多くの人が、「お金のことを、ちゃんとしたい」と思っているのにもかかわらず、難しいのは、なぜなのでしょう?

「家計簿」と「節約」から始めるから、失敗する!

「お金のことを、ちゃんとしたい」となった時、多くの人が

「家計簿をつける」
「節約をしてみる」

から始めようとするからなんです。

最初に結論をお伝えしてしまうと、「家計簿」と「節約」は、お金のことの最終仕上げ。

考え方が、逆なんです。

本来であれば、最後にやるべきことを、最初にやっているので、今までうまくいかなかったのです。

「お金のことを考える道筋」を知る

お金の道筋を知る

では、どうしたら良いのでしょうか?

答えは簡単。

お金のことを考える道筋を知れば良いのです。

お金のことを考える道筋を知らなければ、なかなかお金はたまりません……。

反対に言えば、「お金のことを考える道筋」を知れば、多くの人が

「お金のことを、ちゃんとできる」=「お金がたまる」

と思うのです。


では、「お金のことを考える道筋」のスタート地点は、何なのでしょうか? 

生涯年収は有限である

まずは、下記の「生涯年収のイメージ図」を見てください。


【生涯年収のイメージ図】

「生涯年収は2億円」といった話を、耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

2億円という「金額」
生涯という「スパン」

あまりに日常の生活とかけ離れた話なので、ピンときませんよね……。

現実問題として、会社員の場合、生涯年収は限りがあります

それを、イメージしてみる。

ここは、とても大切なところです。

「生涯年収は有限である」

という前提を見つめること。

そこが、「お金のことを考える道筋」のスタート地点です。

「生涯年収」と「毎月の生活費」 考え方は同じ

生涯年収は有限だとイメージできたら、後は、毎月の生活費の配分を考える作業と同じです。

上の図の茶色の部分を、「毎月の生活費編」に翻訳してみますね。

・ 住宅… 住居費(家賃または住宅ローン)

・ 教育… 子供の教育費

・ 老後… 老後の生活費

日々の生活支出と考えてください。

・ 一般貯蓄… お楽しみのお金と突発的な出費

「大きな家族旅行」や「大型家電の買い替え」などが、これに当たります。

・ 保険… 保険料

保険は、月々の保険料は数万円でも、生涯を通じてみると、住宅に次ぐ「大きな買い物」と言われています。

生涯レベルのお金も、「毎月の家計編」に翻訳してみると、少しだけ身近になります

来年より、今日から考え始めることが大切

「教育費の【生涯レベル】って、いくら?」

そんな疑問が浮かんだら、しめたものです。

「私立中学 学費」など検索が始まったら、お金がたまる流れに乗れています。

ここが「分かれ道」

分かれ道

なぜなら、「今日は、いいや。後で考えよう」と思ってしまう人も多いから。

大まかな金額の提示も可能なので、それを望まれる方もいます。

でも、その瞬間が、最も、いたたまれません。

なぜなら、多くの人にとって、

「大まかな金額を提示する」=「見たくない現実と向き合う」

瞬間だからです。

でも、そこでこんなふうにお伝えしています。

「この現実に向き合うのが、来年ではなく、今日で良かったですね!」

と。

現実を見つめると、「いつかお金が貯まるだろう」という「ひとごと」ではなく、「いつまでに、〇円ためなければならない」という「自分事」になるからです。

これは、いわば、お金をためる「モチベーションの根っこ」を深く張る作業なんです。

当たり前のことですが、来年になってモチベーションを上げるより、今日からモチベーションを上げた方が、より多くのお金をためられます。(執筆者:楢戸 ひかる)

《楢戸 ひかる》
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楢戸 ひかる

楢戸 ひかる

HP「主婦er」を通じて、「これからの主婦の在り方」を、発信中。 吉祥寺の人気カフェ、A.K.Laboで、マネーライター歴20年の経験を生かしたお金についての個人セッションをしています。 <保有資格>:FP技能士2級 寄稿者にメッセージを送る

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