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夏のボーナスで「初めての株式投資」をお考えの方に 「株初心者が注意すべきポイント」を解説します

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夏のボーナスで「初めての株式投資」をお考えの方に 「株初心者が注意すべきポイント」を解説します

今年も前半が終わり、夏のボーナスが支給された企業や、これから支給予定の企業も多いかと思います。

夏のボーナスが支給

大手都市銀行に100万円の1年定期預金をしても、利息が100円(税引き前)という長引く超低金利で、せっかくボーナスが支給されても、銀行の普通預金に入れたまま…という方も多いと思います。

株式投資で

「1年間で株価が100倍になった」
「株式投資で1億円儲けた」

というような話を聞くと、思い切って株式投資をしてみたいけれど、値下がりするのが怖くて決断しきれない方のために、初めての株式投資の注意点について解説していきます。

株式投資をするということは?

株式投資をするということは?

株式会社を設立して事業を始めるときには、建物の建設費・商品の仕入れ代金・人件費など多額の資金が必要となります。

銀行から借り入れするという手段もありますが、当然銀行に対しては、元金に利息を付けて返済義務が生じることになります。

そこで株式会社は、必要な多額の資金を調達するために、返済義務のない株を発行して資金の調達を図ろうとします。

資金を出資した個人や企業等は、株主として出資した企業の株主総会で議決する権利や、利益を出した場合は配当や株主優待を受け取ったりする権利を得ることになります。

上場企業の場合は株式を売却することによって、株価が上がれば値上がり益を手にすることもできます。

株式投資にはリスクがつきもの

株式投資には、議決権を行使したり、配当や株主優待を受け取ったり、値上がり益が期待出来たり…と良い事ばかりではありません。

出資した企業の業績によっては、今まで貰えていた配当や株主優待は減らされたり無くなったりします。

記憶にも新しい製品データ不正では、直前の株価から40%以上の予期できない値下がりをした企業もあり、さらに業績が悪化した場合には、倒産してただの紙くずになってしまう最悪の危険性もあります。

ただし、会社の資産よりも負債(借入金等)が多い債務超過の状態で会社が倒産しても、銀行などから借金の返済を要求されることはなく、株主の責任は出資した資金に限定されます(株主の有限責任)。

初心者の株式投資の注意点

初めての株式投資で注意すべき点としては、まず投資する額については、既に説明したように「最悪の場合は紙くずになる可能性もあるものだ」という事を認識したうえで、自身の許容範囲で行うことが重要です。

株式投資にはリスクがつきもの

1. 証券会社の株式投資セミナー等ではなく、まずは書店で「初めての株式投資」等の本を購入して基本的な知識をつける。

2. ニュースや毎日の新聞の経済記事や国際情勢や政治・社会の動きに注意する。

株価は個別の会社の業績だけでなく、国際情勢や社会情勢、天変地異などで大きく変動するため、日々チェックを欠かさない。

3. 家庭の資産状況で、最低でも毎月の生活費の6か月の資金は株式投資に回さず、手元に現金で残して、株式投資に回す上限は全資産の30%以内とする。

4. 取引する場合は少額(10万円以下で買える株も多数)から始めて、毎日の株価動向にある程度慣れてから、少しずつ金額を上げていく。

5. あまり馴染みのないベンチャー企業よりも、だれでも知っているような業績が良く配当利回りも良い、大きな会社から始める。

6. 銘柄を1つの会社だけでなく、業種の違う複数の会社に分散投資を心がけ、株価の動きの違いや類似点を知る。

7.最初は儲けようとせず、大損しないという意識で、株価が上がらなくても我慢する忍耐も必要。

(執筆者:後藤 誠道)

《後藤 誠道》
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後藤 誠道

後藤FP事務所 代表 会計事務所・企業にて経理労務関係を中心に20年間勤務後、平成14年にFPとして独立する。大阪府・兵庫県を中心にセミナー講師、個人のライフプランを中心に家計の見直し・貯蓄・年金・生命保険・相続・資産運用・住宅ローンなど特定の金融機関に所属せず中立公平な相談・アドバイスを行っています。保険のセンンドオピニオンとしてご相談のみ(保険の勧誘を受けたくない)をご希望の方もお問い合わせ下さい。 <保有資格>1級ファイナンシャルプランニング技能士(厚生労働省)、証券外務員二種(日本証券業協会) 、簿記検定1級(日本商工会議所) 寄稿者にメッセージを送る

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