投資上級者に学ぶ「投資信託」を買うならこんな時 主なメリット・デメリットを整理

投資信託は投資初心者向けというイメージもありますが、個人投資家の上級者でも買っているのです。

ここでは上級者に習い、その使いこなし方を学びましょう。

投資上級者に学ぶ

投資信託の主なメリット・デメリットを整理してみましょう

投資信託の主なメリット

・ 1つの商品で投資対象が分散できる(複数の投資銘柄、国、資産クラスを1つずつチェックする必要がない)

・ 小額からでも投資が始められる(毎月の積立方式も可能)

投資信託の主なデメリット

・ 運用を委託するので購入時の手数料はもちろん、運用期間中の信託報酬がかかる(数%が常にコスト)

・ 1日1回しか売買できず、指値や日中の乱高下に対応できない(対応できるのはETF)

・ 運用はプロに任せるが、絶対に増える訳ではない(商品やテーマ選びが重要)

やはり投資信託の最大の特徴は、自身の手間をかけず小額からでも分散投資できることにあります

今はノーロードファンド(購入時手数料無料)も多くなってきており、投資を始めるハードルも低くなっていますね。

「株式や債券、金や先物など投資クラスを考えるだけでも大変だ!」と思われる方は、次の2種類の投資信託をうまく活用してはいかがですか?

投資信託の種類を確認してみましょう

2種類の特徴

投資信託(非上場)

銀行や証券会社等で購入できる、一般的な商品。

実際に運用会社が個別銘柄や先物を売買しており、運用期間中の信託報酬もかかる

なお投資信託の運用会社に直接口座を開設し購入できる投信もある。

ETF(上場投資信託)

個別株と同じく東証等に上場し、証券会社で日中売買や指値が可能なインデックスファンド。

日経225連動型【1321】に代表されるように、特定の指数に連動させるだけで信託報酬も低い。

売買は、どちらで買ってもネットで完結します

ETFは証券会社に口座開設するというハードルがありますが、ネット証券含め来店せずとも開設できます

日経225連動型投資信託を買うなら、一般的なノーロードファンドよりETFで買った方が売買の自由度や信託報酬の低さで有利に投資できるということです。

売買は、どちらで買ってもネットで完結します

証券会社でETFについて相談すると、嫌な顔をされることがあるかもしれません。

それは証券会社が手数料を取れない商品だからです。それは投資家にとって、有利ということですから。

では分散投資の基本を守る投資信託を使った、上級者の運用方法をご紹介しましょう

自分の投資環境に適した投資信託の買い方とは

自分の投資環境に適した投資信託の買い方とは

上級者でも投資信託は買います

国内株式や外国債券など、投資妙味があると思った資産クラスが単一であれば、その資産クラスにETFがないか確認します。

国内株式でも日経225などの大型株と、マザーズ上場企業を対象とした小型株に分かれていますよね。

まずはETFで投資対象が満たされるのなら、ETFを買うことをお勧めします

現在、東証だけでも226本ものETFが取引されていますよ。

またETFなら10%上昇したら売却、など自動売買を登録しておけばお仕事中でも売り時を選びません。

ETFでは買えない資産クラスには投資信託を組み込みましょう

投資信託のうち海外を投資対象とする場合、特に新興国向けはETFで対応できないことが多くなります

またテーマ別に分類された、自動運転技術に着目したファンドや5Gに着目した通信事業向けファンドなどは、複数の国をまたいだ投資となり投資信託の出番となります。

なお銀行ではETFの取扱いができないので、必然的に投資信託を勧められます

が、その時はノーロードまたはインデックス型ファンドを選ぶようにしましょう

資産運用に関することわざ:「卵は一つのカゴに盛るな!」

「卵は一つのカゴに盛るな!」

全ての卵を1つのカゴに盛っていた場合、そのカゴを落とせば全ての卵が割れてしまう。

しかし、いくつかのカゴに分けて卵を盛っていれば、カゴの1つを落としても全ての卵を割ってしまうことは避けられる、という教え。

投資信託は、これを実践した投資方法なのです。超低金利の時代が続くいま、運用のノウハウを蓄えておくことが必要となっています。

次回はETFの魅力をお伝えしたいと思います。(執筆者:中野 徹)

この記事を書いた人

中野 徹 中野 徹»筆者の記事一覧 (28)

1970年生まれ。大学卒業後、銀行・証券・保険と金融3業態全てにおいて勤務経験を持ち、実務経験を踏まえた客観的なアドバイスに強みを持つ。お金にまつわる専門知識を分かりやすく、販売側の都合を排除したポイントを解説していきます。趣味は料理とアメリカンフットボール観戦。
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