「保険貧乏」でお金がない! 負のスパイラルが起きる原因と解決策を説明します。

保険貧乏という言葉を聞かれた事がある方も多いかもしれません。

毎月の保険料の引き落としが多くて、自由に使う事のできるお金が少ないという状態です。

保険貧乏

今回はこの保険貧乏が起きる原因とその解決策を簡単にご説明したいと思います。

保険の性質を理解しよう

何故、保険貧乏となってしまうのかというと、実は保険の機能がそうさせていると思われます。

保険とはもともと自分では賄いきれない経済的損失を補うためのものです。

逆に言えば、自分がどの程度の経済的損失まで耐えられるかをしっていれば、必要最小限の保険に加入する事ができます

ですが、自分がどこまでリスクに耐えられるのかというのは、素人にはなかなかわかりにくいという点があります。

わからないからといって、保険の販売員から言われるがままに保険に入ってしまっている方もまだまだ多くいます。

特に40~50代以上となると、更新型の保険に加入している場合は、保険料が一段と上がるうえに、子供にもお金が余計にかかる時期になっています。

そうなると、余計に何かあったら困る…と保険をやめる事もできないし、中にはさらに保険に加入してしまうという人もいます。

そして、そのまま負のスパイラルにはまり「保険貧乏」状態に陥ってしまうので、なかなか抜け出せません。

負のスパイラルにはまり「保険貧乏」状態

公的な保障を理解しよう

ではこの負のスパイラル、

保険貧乏からどのように脱出すればよいのか?

その答えは、年金や健康保険等の公的保障を理解する事が一番の近道です。

先にも書いたように、保険貧乏に陥る方は保険の販売員の言う通りに加入している事が多く、そういった方はだいたい必要以上の保障に加入しているケースが多いです。

年金には老後に受け取れる老齢年金の他に、亡くなった時に遺族が受け取れる遺族年金

それに加えて、サラリーマンの場合は、さらに遺族厚生年金中高齢寡婦加算を受け取る事ができるので、必要な死亡保障が思ったより少なく設定できる事もあります。

さらに、病院で治療を受けた時に治療費が1~3割になる(国民)健康保険にも、高額療養費制度があるので、医療費が高額になっても、1か月ごとの自己負担金は9万円程度です。

しかも、所得の低い世帯や大企業の独自の健康保険組合がある場合は、さらに自己負担額の上限が下がることもある事を知っておくと、病気のリスクに対して過剰に不安に思う事もありません。

そうすれば、医療保険も減額、もしくは人によっては不要と思う方もいらっしゃるかもしれません。

公的な保障を理解しよう

保険を見直そう

保険貧乏になる仕組みとその解決策である公的保障について説明しました。

なんとなく支払っているその保険を見直すことで、保険貧乏から脱出する事ができます。

保険を見直して浮いたお金を貯蓄に回す事ができれば、生命保険のみならず、ケガの保険や自動車保険の細々とした特約に入る必要がなくなります。

無駄を省いていけば、今度は逆にお金が貯まる良い循環を生み出していきますので、まずは保険の見直しをされてみてはいかがでしょうか。(執筆者:西田 凌)

この記事を書いた人

西田 凌 西田 凌(にしだ りょう)»筆者の記事一覧 (52)

以前は生損保を幅広く取り扱う保険代理店に勤務し、たくさんのお客様と直接お会いしてご相談に乗らせて頂いておりました。現在はどこの金融機関にも属さずに完全独立系のファイナンシャルプランナーとして農家の方を中心に家計見直しのベストなアドバイスをしています。 その傍らで金融や保険に関する記事の執筆も手掛けており実際のご相談の現場を通して得た皆様に役だつ情報をお届けしたいと思っています。
<保有資格>2級FP技能士、AFP
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