アメリカ市場の株価は下落傾向

2018年の10月に入ってから、アメリカ市場では、企業業績や金利上昇の懸念から株価の下落局面が続いています。

株価の下落局面で有効な投資法はシンプルに

・株を売りキャッシュポジション(現金)の比率を高める
・株と逆相関の動きをしやすい金(ゴールド)の資産を増やす

ことで大きな損をせず、やり過ごすことができます。

しかし下落局面であっても、海外市場で利益を短期的にあげたい投資家も多いのではないでしょうか。

しかし、日本の証券会社で外国市場の株の空売り(ショートポジション)をとるのはハードルが高いですよね。

ほとんどの外国株をとり扱っている証券会社では、外国株の空売り注文ができないからです。

しかし、空売りができなくても下落局面で利益を狙えるETFがあります。

それがインバース型ETF(ベア型ETF)です。

インバース型のETFは、ものすごく単純に言えば、普通の株価と逆の値動きをするETFのことです。

最近では日本市場でもインバース型のETFの取り扱いがありますが、アメリカ市場でもインバース型ETFを買うことで、短期的に株価下落局面で利益をあげることができます

本記事では代表的なインバース型ETFと買う時の注意点をご紹介します。

インバース型ETF(ベア型ETF)はどうやって買うの?

大手の証券会社のホームページで

・「ベア」
・「インバース」

というワードで検索をかけてください。

そうすれば、相場と逆相関の動きをするETFがヒットします。

その中から自分が興味を持ったETFを買えば良いでしょう。

例えば楽天証券で検索をかけると

・SPXS(Direxion デイリー S&P 500 ベア3倍 ETF)
・TZA(Direxion デイリー 米国小型株 ベア3倍 ETF)

など、米国株に関連したインバース(ベア型)のETFが出てきます。

他の証券会社でも同様で「ベア」、「インバース」というワードで同じようなタイプのETFを探すことができます。

インバース型ETF(ベア型ETF)

インバース型ETFの注意点

インバース型ETFの注意点をご紹介します。

インバース型ETFは綺麗に株価と逆の動きをするわけではありません。

試しにインバース型ETFの過去のチャートを眺めてみると、長期的に値下がりしているのが分かると思います。

インバース型ETFの商品の設計上、「レンジ相場」(株価が横ばい)の時は価格が下がっていきます。

つまり、インバース型ETFは、株価が横ばいの時は下落してしまうという特性があるとだけ覚えておいてください。

つまりインバース型ETFを使う時の注意点は

・長く持ちすぎない
・ここぞという株価が大きく下落するタイミングに短期間で持つ

この2点に注意しましょう。

また東証でも

・1368(ダイワ上場投信-TOPIXダブルインバース(-2倍)指数)
・1457(ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数)

など日本のインデックスの逆相関の動きをするインバースETFがあります。

インバース型ETFの注意点

まとめ

株価の下落局面では、キャッシュポジション・金ETFが守備的な投資法としておすすめです。

株価の下落局面でも、インバース型ETF(ブル型)で短期的に利益をあげることも可能です。

ただしインバース型ETF(ブル型)は、レンジ相場では下落する性質を持っており、長期で保有するには向いていないので注意が必要です。(執筆者:田守 正彦)