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保険契約時に手渡される書類(保険証券、契約のしおり、約款)について詳しく解説

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保険契約時に手渡される書類(保険証券、契約のしおり、約款)について詳しく解説

保険に加入すると、「保険証券」、「契約のしおり」、「約款」を必ず手渡されます。

これらの書類は、保険が有効な期間中大切に保管する必要がありますが、どのような役割を果たすのでしょうか。

保険証券を失くしたらどうする?

1. 保険証券とは?

保険証券は、保険会社から契約者へ交付される契約の証書です。

あなたの契約における

「証券番号」
「契約者」
「受取人」
「保険期間」
「保障内容(金額含む)」など

重要な事項がすべて記載されています。

どんなときに必要となる?

保険証券は、主に以下のケースで必要となります。

保険を解約する

保険を解約する場合、解約に必要な書類とともに保険証券を保険会社へ返却する必要があります

死亡保険金を請求する

被保険者が死亡し、死亡保険金を請求する場合にも保険証券が必要です。

死亡保険金受取人の方には、保険証券の保管場所を伝えておくのがよいでしょう。

満期保険金を請求する

保険期間を満了し、満期保険金を受け取る場合にも保険証券を返却します。

上記以外の契約の変更や、入院などの給付金を請求する場合は、特に保険証券を保険会社に提出する必要はありません。

ただし、証券番号で契約の照会を行うため、手元にあると便利です。

保険証券を失くしたら…

保険証券を万一紛失したら、すみやかに再発行手続きを行わなければいけません

保険会社のコールセンターや加入した代理店に連絡し、再発行に必要な書類を送ってもらいましょう

再発行には、本人確認書類などの添付が必要となります。詳しくは、ご加入の保険会社に尋ねてみてください。

いざ解約や死亡保険金・満期保険金の請求を行おうとした際に保険証券がないことに気付いたら、保険会社に指示を仰ぎましょう。

保険証券がなくても契約そのものは有効ですから、手続きを進めてくれる場合もあります。

2. 契約のしおりとは?

契約のしおりは、契約における重要な部分を抜粋し、平易な言葉で表したものです。

同時に渡される約款は分厚く、法律用語が使用されているため、一般の契約者にとってはわかりづらい内容です。

そこで、契約のしおりが用意されています。

3. 約款とは?

必要な事項が全てかかれている

約款は、契約における必要事項をすべて記載した冊子です。

契約のしおりは、あくまで約款の抜粋であり、必要な事項がすべて書かれているわけではありません

契約のしおりを読んでわからない部分は、約款を読んで確かめる必要があります。


保険加入時にもらった書類は大切に保管しよう!

保険に加入したら手渡される3つの書類について簡単に説明しました。

保険証券は何かしらの手続きを行う際はもちろん、自分の契約内容を確かめる際にも重宝するものですから、きちんと保管し、いざというときにすぐ取り出せるようにしておきましょう。(執筆者:近藤 あやこ)

《近藤 あやこ》
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近藤 あやこ

近藤 あやこ

1985年生まれ。大阪府出身。大学卒業後、大手保険会社に勤務。生命保険給付金・保険金の支払査定と、それに伴う顧客対応を担当し、たくさんの「保険に入っていてよかった」という声を聞く。いざという時にちゃんと保険が役立つよう、有益な情報を提供したいと思っています。海外旅行のためなら貯金を頑張れる無類の旅行好きです。 <保有資格>二級ファイナンシャルプランニング技能士、生命保険支払専門士 寄稿者にメッセージを送る

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