
秋の行楽シーズンになり、いつもより少し遠くに出かけたり旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。
日頃の仕事のストレス発散や家族との思い出を作れるいいチャンスですよね。
ただ、旅行や遠出をした時についついお金を使い過ぎて後々後悔したという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
今回はそんな旅行や遠出をした時に無駄使いをしてしまわないように、人間の心理から上手なお金の付き合い方をお伝えしたいと思います。
目次
無駄使いをしている事に気が付いていない
実は自分が無駄遣いをしているのにそれに気づいていない人が大勢います。
というのも人はたとえ無駄遣いだったとしても、これはストレス発散の為、だとか家族や自分への投資だといったそれぞれ理屈をつけ浪費をしてしまっています。
もちろん、仕事のストレス発散の為、家族、自分の為にお金を使うことは悪い事ではありません。
ですが度が過ぎていればそれは結局は浪費になってしまいます。
ではなぜ遠出をした時に浪費してしまうのが多くなるのか?
その理由を説明したいと思います。
財布のヒモがゆるくなる原因

普段は食費、光熱費等を乾いたぞうきんを絞るかのようにきちんと節約できている人でも、遠出をした時にはお金を浪費してしまいがちになるのは、人間の心理として目的地までの距離や費用が長くなるほどお財布のヒモがゆるくなってしまうというものがあるからです。
人は自然と、移動にかかった時間やコスト(交通費やガソリン代など)を投資と考え、その投資の額よりも高い金額の買い物をしてそれを取り戻そうという心理が働きます。
旅行先の観光地はもちろん、遠出をして郊外や隣の街で買い物した時についつい無駄な買い物をしてしまうのはそのためです。
もったいないという考えが無駄使いとなる原因
さらに、人は過去に支払ったお金や発生した出来事を途中でやめてしまうともったいないという心理によって意思決定に影響を及ぼすと言われています。
これを心理学では「サンクコスト」または「コンコルド効果」と呼ばれています。
つまり、せっかくお金をかけて買い物にきたのに、何も買わないのは勿体ないと考え、本当に必要でないものまでついつい買ってしまうということになってしまいます。
まずは浪費と認めるところから
先にも書きましたが、遠出や旅行先で買い物をすることは別に悪いことではありませんが、行き過ぎた消費や投資は浪費となります。
ですので、遠出をした時の行き過ぎた買い物は浪費であることを、まずは認めてあげることが必要になります。
そうすれば、今回紹介した2つの心理が働いて、財布のヒモがゆるくなったり、ここまで来たのに後に引けないという心理状況になって、無駄遣いをしてしまったとしても、後々後悔をすることがなくなり、きっと本当に必要なものと楽しい思い出を残すことができると思います。(執筆者:西田 凌)