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【新社会人の方へ】ボーナス(まとまったお金)の使い方の王道は「使わない」こと 正しい自分投資の仕方を伝授

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【新社会人の方へ】ボーナス(まとまったお金)の使い方の王道は「使わない」こと 正しい自分投資の仕方を伝授

めっきり冷えてきました。いよいよ年末ですね。

年末といえば、そう、ボーナスです。

新入社員には夏のボーナスを満額支給しない企業もありますから、この冬が初めてのまるまるボーナスだという方もいますよね。

金額は企業によりますが、となればまとまったお金を一度に手にするはじめての機会だという方も少なくないでしょう

ということで、今回は特に新社会人を対象に、初めてのボーナスの使い道を指南したいと思います!

ボーナスどうする?

まずは借金を返す

リボ払いや分割払いにしておいたクレジットカードの支払い、残っていませんか?

それがそのままだと、せっかく稼いだお金がどんどん利息の支払いに消えていってしまいます。繰り上げ返済しましょう。

リボ払いだとATMから入金、分割払いはクレジットカード会社に連絡して指定口座に振り込みというのが一般的な手続きのようです。

もちろん銀行カードローンや消費者金融からの借入も同様。今のご時世、年10%を超える利率は高すぎます

そんな借り入れは最後の最終手段。まとまった手持ち資金ができた時点で完済すべきです。

カーローンの利率は年10%には届かないことがほとんどですが、それでもやはり可能なら「キレイな身体」になるべきだと思います。

続けても良いのは、借入額が大きく利率も1%前後と低い住宅ローンくらいでしょうか。10年間は年末調整で1%分のお金が返ってきますし、ね。

医療保険を解約する

見直すところは医療保険

まとまったお金の使い方、借金返済に続く王道は、実は「使わないこと」です。

言い換えれば

「流動性が高い資産として保持しておく」

ということになりましょう。

だって人生、一寸先は闇。いつどこでどんなトラブルに見舞われるか分かりません

そしてお金の最大の特徴は、何にでも姿を変えてくれることです。

入院すれば治療費に、他人様に迷惑をかければ損害賠償金に、恋人が良き伴侶になってくれそうなら婚約指輪にだって変わってくれます。

だから、そのような来るべき欠かせない支出のときに高利で借りずに済ませるために、今は使わずに持っておくのです。

ただし「使わない」といっても「いつでも使える状態にしておく」ので良いのですから、興味があるなら銀行預金だけでなく、投資信託や株式という形でも良いのではないでしょうか。

これらは元本割れのリスクはありますが、売却注文すればすぐに現金に姿を戻してくれます。

そして、流動性の高い資産が手に入ったなら、できるだけ保険は解約しましょう

だって万が一という時に自己資金で対処できるんですから。

といっても、自己資金は「対人対物無制限」の自動車保険と同じ役割は担えません。

火災保険も数千万円単位ですから、自己資金には荷が重いでしょう。手を入れるべき見直すところは医療保険です。

公的保険には医療費の窓口負担額に上限を定めた高額療養費制度がありますし、会社員ならそれに加えて給料の約3分の2を傷病手当金として受け取れます。

ならば、入院日額5,000円、手術1回20万円なんて医療保険の必要性は疑問ですよね。

手持ち資金と見比べながら考えてみてください。カットできれば、毎月1,000円以上が浮くことになります。これは小さいようで大きい。

投機は× 投資は〇

投機は× 投資は〇

以上2つが、私が新社会人にすすめるボーナスの使い道の王道です。

おもしろくないでしょう? そういうものだと思います。

しかしそれでもボーナスに余裕が出そうなら、そしてまだまだ前途ある新社会人なのであれば、ぜひやってみましょう。投資です。

勘違いしてはいけないのは、私がすすめるのは投資であって投機ではないということです。

投資とは、有望な誰かにお金を使ってもらうこと。誰かというのは、多くの場合は企業になります。

手を出すのは別に、普段から見聞きしているような企業でもかまいません。

ただし、いつもお世話になっている商品やサービスだけでなく、これを機会に、他にどんな事業を行っているのか、業績はどうなのか、どんなポリシーを持っているのか、どんな企業とお付き合いがあるのか、などなどさまざまな面から調べてみましょう。

そう。投資には勉強が不可欠なのです。それがアナタのこれからの糧になる。

反対の投機はダメですよ。私は、内容を考えずに値上がりの可能性だけに賭けるものを投機だと考えています

それが仮想通貨でも、株式でも同じ。「あの銘柄が上がっているらしいから儲けるために買う」なんてのは最悪です。勝ってもお金にしかならない。

「自分磨き」は?

自分磨きには注意

そう。お金にしかならないお金の使い方は、いかがなものかと思うのです。

となれば、若い方々にはコレですよね。自分磨き

しかし、このお金の使い方も、よく精査せねばなりません

エステだとかネイルだとか…。いや就いておられるお仕事が美容や美術関係なら、それは確かに立派な自分磨きだと思います。

しかし一般の会社員なら、どうなんでしょうね。

資格を取るためのスクールや通信教材に投資…、というのは見上げた志だと思いますが、仕事を始めたばかりの方々は何よりも現在のお仕事に労力を集中投下すべきではないでしょうか。

どちらも無駄になりそうだなぁ…。もちろん人によりますが。

私のおススメは、「40歳になっても使える高級品を手に入れる」です。腕時計でも、アクセサリーでも良い。

「40歳になっても」には3つ意味があります。

1つは流行り廃りがなく使う人の年代を選ばず、いつまでも使えるデザインだということ。

2つめは経年劣化が少ないということ。こういうのを手に入れるには、それなりの出費が必要です。

3つめは、どんな40歳になりたいか、理想をイメージするということです。

こういうものに若いうちに身銭をきっておくと、それを無駄にしないために一生懸命努力するようになると思うんですよね。

それに、いざというときの一点物は身に着ける者に勇気を与えてくれるものです。(執筆者:徳田 仁美)


《徳田 仁美》
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徳田 仁美

関西地方都市在住の30歳代主婦。某私立大学文学部卒。「良いものを長く使う」「不健康が最大の損失」「家族円満は無料で最大の幸福」を心がけて、主婦業を営む。夫の収入で家計を管理する、現在は2児の母。子だくさんでも成立する家計を模索。家計とは別に、結婚前の貯金を株式投資やFXなどで運用する。投資歴は8年程度。最近は新しい時代を作ってくれそうな企業に注目している。 寄稿者にメッセージを送る

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