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ポルシェに乗ったら、お金の価値観が変わった。

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ポルシェに乗ったら、お金の価値観が変わった。

(執筆:マネーの達人 編集長 北山秀輝)

先日、「一生縁はないだろう」と思っていたポルシェに乗る機会に恵まれた。

私は車にあまり興味がなく、特にスポーツカーには全く興味はなかった。

「今時、速く走ることに何の価値があるのか

とさえ思っていた。

速く走る車に興味はない

≪早く走る車に興味を持たないマネ達編集長≫

唯一、いつかキャンピングカーに乗って日本全国を旅行してみたいと思っており、関連雑誌だけはいつもチェックしている。

ポルシェに1,000万円かけるなら、大型で設備の充実したキャンピングカーを買う方が経済的にもお得に感じていた

そんな私だったが、ポルシェに乗って、車やお金の価値観が変わった。

今は、帰ってきてから数日が経ち、夫婦でポルシェの試乗に行きそうな勢いを、今はグッとこらえている

私の価値観を変えたポルシェ乗車の様子をレポートしたい。

ポルシェ初体験

ポルシェ広報の黒岩氏
≪ポルシェジャパン 広報部長 黒岩真治 氏≫

ポルシェ初体験が実現したのは「ポルシェ ドライブ&ラウンドテーブル」と題する企画。

ポルシェジャパン広報部長黒岩真治氏(以下黒岩氏)の案内のもと、少人数でポルシェジャパンの入居する虎ノ門ヒルズから5台のポルシェで出発し、乗り換えながら、軽井沢マリオットホテルを経て、野尻湖HOTEL EL BOSCOまでの往復約600キロを1泊2日で走るというこの上なく贅沢な旅だ。

ポルシェ ドライブ&ラウンドテーブル

圧巻の光景、総額1億円以上

虎ノ門ヒルズ地下駐車場に向かうとズラリとポルシェが並んでいた。

ズラリと並ぶポルシェ
≪左からカイエン、911カレラs、718ケイマンGTS、マカン、panamera4E-Hybrid sportTurismo≫

行きかう人の何事かという視線を背中に感じながらポルシェに近寄り黒岩氏の解説を聞く。

エンジンがかかり、ライトがついた時は、今まで出会ったことのない生物が突如現れたようで、

「今からこれに乗るのか」

という高揚感で胸が弾んだ。

ポルシェに近寄り黒岩氏の解説を聞く

走行開始 虎ノ門から野尻湖へ

≪ハンドルのエンブレムが優越感と緊張感を高める≫

ポルシェの乗り心地は、車に乗ることがない私でも違いがわかった

地面に吸い付くような安定感で、まるで意思があるように自分の思い通りに動いてくれる一体感に衝撃を受けた

高速で加速しても振動が少なくエンジン音も静かだ。

乗車する前、黒岩氏が

「ポルシェに乗っていると道を譲ってくれる車が多い」

と言っていた。

さすがにそれはないだろうと思っていたが、実際に高速を走ると、追い越し車線にいる車が次々と左によけてくれる。

そんな光景を東京から野尻湖までの往復で30回以上見た。

駐車場でも絵になるポルシェ

普段、高速道路のインター駐車場では自分が停めた場所を覚えておく習慣がついていた。

しかし

ポルシェの美しい形や色は遠くからでもすぐにわかる。

車に向かいながら、「あの車に戻る自分」というシチュエーションが気持ちよかった。

駐車場に並ぶポルシェは絵になる

普段の車移動は、「早く目的地に着いて欲しい」という気持ちで過ごすことが多かったがポルシェだと、道中が単なる移動ではなく「とても幸せな旅の一部」となる

マリオットホテルに到着するポルシェ
マリオットホテルでランチ
≪軽井沢マリオットホテルにて≫

野尻湖HOTEL EL BOSCOに到着

野尻湖HOTEL EL BOSCOに到着

野尻湖HOTEL EL BOSCOは、豊かな森と湖の畔に佇み、近代建築の巨匠・清家 清氏が

「自然との共生」

「朝、目覚めたら森の中」

をテーマに手掛けた「別荘」を彷彿とさせる大人のための隠れ家リゾートホテル。

レンガ造りで森をテーマとした内装で、森の中で読書をしている雰囲気になるしかけがあるので、読書家の間でも人気だ。

慈善活動家C.W.二コル氏を招いて毎年イベントなど開催している。

大人のための隠れ家野尻湖HOTEL EL BOSCO
≪野尻湖HOTEL EL BOSCO≫

自然に溶け込み映えるポルシェ

自然に溶け込み映えるポルシェ

都会から自然あふれる野尻湖周辺に到着すると、改めてポルシェの美しさを感じた。

紅葉の道を通る姿、ホテルなどの駐車場にいるときでさえも、ポルシェは自然に溶け込み輝きを一層増していた

ポルシェの容姿は観光地でも映えることを強く感じた瞬間だった。

ポルシェの容姿は観光地でも映える

ミニマリストの極意

夕食後に黒岩氏と「ミニマリスト」について語り合った。

黒岩氏は

「いいものを持つことで、余計なものを買わなくなり、むしろ長期的には節約につながる」

という哲学を持っていて、一流のもので身の回りを揃えることを貫いていた

「ものを捨てる時、最もそのものについて真剣に考える。捨てるという行為があるからこそ、新しい出会いが生まれることがある」

読みかけの本を捨てるとき、「この本はなぜ買ったのか? もう本当に自分に必要ない本か? 捨てて良いのか?」と本気で考える。

その本の価値や、自分にとって必要かどうかを真剣に見つめなおす機会になる。

「捨てること」は自分の買ったものを振り返り、見つめなおすことでもあり、後悔するような買い物を繰り返さないことにもつながる

何を買うか、何を持つかの選択は人生の選択そのもの。

買い物の選択が人生を作る。

「ミニマリストの極意」は大変興味深く、ワインとともに上質な時間を日付を超えて堪能した。

買い物の選択が人生を作る

なににお金を使うか、それが人生を決める。

今回の旅でもっとも鮮烈な印象を残してくれた瞬間は翌朝の朝食時に訪れた。

朝食にレストランを訪れた時、大きな窓から大変美しい野尻湖と紅葉のコントラストが目に飛び込んできた。

大きな窓から大変美しい野尻湖と紅葉のコントラスト
≪クリックで拡大≫

店内を見まわすと、窓際では素敵な佇まいの老夫婦が朝食をとっていた。

その姿を見た時、

「自分もこんな時間の過ごし方をしたい、ポルシェで家族とこのような贅沢な時間を過ごすことができたら、それが自分にとって最も精神的に満足度の高いお金の使い方だな」

と感じた。

ポルシェが結ぶ人間関係やビジネスチャンス

夫婦を眺めながら妄想はさらに膨らんだ。

ポルシェはオーナークラブの交流が特に盛んで社会的ステイタスの高い方も多い。

日本各地や世界各地のポルシェオーナーとつながりができたら、お金で買えない人間関係やビジネスチャンスも広がるかもしれない。

きっと世界が変わる。

これは楽しそうだ。

「マネーの達人」で学んだお金のこと

「マネーの達人」で1万本以上の記事を配信し、貯金やお金で成功している人の共通点を見つけた。

それは

「自分のもっとも精神的満足度の高まるお金の使い方をしている」

ことだ。

自分自身が満たされていない状態でお金を貯めていても、いつか「贅沢していないのにお金がたまらない」という不満や反動につながってしまう

何にお金を使うかに、自分の人生をどう生きたいのかが集約されるし、何にお金を使うかで人生が大きく変わる。

車を買うか、家を買うか、はたまた別のものにお金を使うか、それは人それぞれで、全員に共通した正解はない。

節約や貯金も大切だが、それは「自分に本当に必要なものをしっかりと買うため」の手段であることを忘れないようにしたい

ポルシェのオーナーを夢見る
≪ポルシェに魅了されたマネ達編集長≫

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「ポルシェ ドライブ&ラウンドテーブル」の様子は動画でもご覧いただけます。


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