がんばった~と感じる「ボーナス」

冬のボーナスに喜んだ家庭、しみじみとありがたさを噛みしめた家庭…さまざまだったと思います。

そして、たまに聞こえてくるのが

「ボーナス全額家計に持っていかれた…」

なんて嘆き節。

共働き家庭のボーナス事情

共働き世帯って、そもそもどのくらいを家計に入れているのでしょうか?

そして、ボーナスの使い道はどうなっているのでしょうか?

ボーナスは「家計に全額入れる」夫が多し

ボーナスは「家計に全額入れる」夫

ヒアリングができた男性は20~50代の男性計22名と少ないのですが、この中でボーナスが支給されなかった男性は3名。

残りの19名はしっかりとボーナスが支給されたということで、喜ばしい限りです。

そのなかで、

「ボーナスを全額好きに使える」… わずか2名。

「家計に一定額入れる… 6名

「家計に全額入れる」… 半数にのぼる11名

半数の男性が家計に全額入れるとなると、男性は思うようにボーナスを使うことは難しそうです。

使い道によっては「納得…」というケースもあるのではと思い、この男性22名にボーナスの使い道についても伺ってみました。

ボーナスの使い道は、各種支払いに多く充てられていた

ボーナスの使い道は、各種支払い

多くの男性が答えてくれた使い道としては、住宅ローンや固定資産税の支払い、子どもの奨学金返済や保険の年払いなどまとまった額のお金の支出に備えるという堅実でかつ納得の内容でした。

「車のローン、車検代、あとは住宅ローンの支払と繰り上げ返済のための貯金のために全額家計に入れています。」(40代男性・会社員)

ローンでボーナス支払いを設定している家庭は、必然的にボーナス時にまとまった額の返済を行っているのではないでしょうか。

「住宅ローンや二人の子供の奨学金などの半年分の返済に備えるため、全額家計に入れています。

全額家計に入れた後で、振り分けを行い、余剰分は貯蓄に回しています。」(50代男性・会社員)

余った分はしっかり貯金、という素晴らしい対応ですね。

ただ、できれば少しはお小遣いとしてもらいたい…という心の声が聞こえてきます。

具体的な目標のために夫婦で協力して貯めている、という人もいました。

「頑張った分もらえますが、挙式のために貯蓄しています。

挙式のために非常に多くの資金が必要になるのでできるだけ貯蓄しています。」(20代男性・公務員)

2人が望む式を挙げるため、楽しんでボーナスを貯金できているのなら理想的です。

ここまでは男性の意見ばかりでしたが、実際に家計に入れてもらっている妻の視点から見ると、ボーナスはどんなものなのでしょうか。

ボーナス支給があった妻も、家計に入れることを重視している

共働き世帯の20~50代の女性30名にヒアリングしたところ、パートといった非正規雇用でボーナスが支給されていない女性が16名いました。

支給されている女性のなかで、

「家計に一定額入れる」… 4名

「家計に全額入れる」… 8名

「全額好きに使える」…わすか2名

と回答しました。

ボーナスを家計に入れるかどうか…というところについては、男女で大きな格差はないということがわかります。

妻だって、ボーナスを好きなように使っているのではない…とわかると、男性陣は少しホッとできるのではないでしょうか。

妻目線での使い道は、「将来への備え」という意見が多数を占めた

ボーナスは将来への備え

男性同様に、まとまった額の出費に充てるという意見がありました。

「家を建ててもうすぐで20年がたつので、リフォームや外壁塗装工事の資金として備えておきたいと考えます。」(50代女性・会社員)

一方で、男性の意見にはなかった「備えておく」という意見が女性は多く見受けられました。

「ほぼ全額貯金します。突然出費など何が起こるかわからないので、いざという時に困らないためにも貯金しておきたいです。」(30代女性・パート)
「病気などなにかあった時のためにそなえる。将来が不安なためにそのようにしてます。」(40代女性・会社員)

「生活費をある程度カバーするのに一定額を入れ、後はいざ何か購入する時に買えるように蓄えておきたいです。」(40代女性・会社員)

ついお金を貯めたくなるのが女性なのかもしれませんね。

自分の好きにボーナスを使えるのであれば楽しいですし、働く意欲もわくことでしょう。

しかし、ボーナスの使い道を見てみると案外必要な出費に充てられており、「ボーナスを自由に使えないなんて…」と悲観する必要は無さそうです。(執筆者:三浦 希枝)