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ママがインフルエンザ!
インフルエンザは急な発熱から始まることが多く、最初の3日間はとてもつらい傾向があります。
一家の台所を預かるママがインフルエンザになってしまうと、一番困ることが子どもの「ごはん」ではないでしょうか。
パパには申し訳ないけれど、朝は駅のコーヒーショップでモーニングセットを食べてもらい、帰りは24時間営業の飲食店で食べてきてもらいましょう。
しかし子どものごはんは、何かしら用意しなければなりません。
1回だけならば、宅配ピザや出前を利用してもいいかもしれません。
しかし、多くの店は「1回の配達につき1,500円以上の注文」など条件があります。
節約を考えると何度も利用するわけにはいかないでしょう。
今回は、ママの急病に備えておくと便利な無印良品とカルディのレトルト食品や冷凍食品を紹介します。
体調悪いレベル「中」:悪寒はあるけど、なんとか立てる

インフルエンザは、急に体調が悪化します。
朝起きたときに体調が悪いと、朝ごはんの準備も面倒です。
アイテム1:カルディの「あらほぐし塩鮭」

1瓶486円という高価な値段ですが、いわゆるフレークのようなボソボソとした食感はないため、子どもでも飲み込みやすいでしょう。
とりあえず、ごはんだけは炊き、あらほぐし鮭を適量のせたら、お茶漬けにしてあげましょう。
お茶漬けの味付けは、常備してある市販のお茶漬けの素が食べやすいです。
カルディや無印良品には、ごはんにかけるだけで食べられる商品がたくさんありますが、全体的に味付けが濃かったり、辛かったりするものが多く、子どもの朝ごはんにはむかないものが多いかもしれません。
昼は、給食を食べます。
アイテム2:無印良品「ごはんにかけるタコライス(290円)」

夕飯は、炊飯器に残ったご飯を使ってタコライスを作りましょう。
無印良品の「ごぼうと九条ねぎのきんぴら柚子風味(390円)」と組み合わせれば、栄養バランスもいいでしょう。

無印良品では、チリコンカンも扱っていますが、チリコンカンは給食の味よりもかなりピリ辛です。

体調悪いレベル「最大」:高熱、悪寒で立てない状態

2日目は、熱が高くなり体調は最悪レベルになっているかもしれません。
感染を防ぐためにも、できるだけ食品に触れる時間は短くしたいものです。
アイテム3:無印良品の「もち麦ごはんの枝豆塩昆布おにぎり5個入り(490円)」

朝は、無印良品の「もち麦ごはんの枝豆塩昆布おにぎり5個入り(490円)」をレンジで温めてあげます。
1つ80gと小ぶりなので、小さな子どもでも食べやすいサイズです。
子どもはおにぎりが大好きです。
ママが手で握ることなく、レンジで温めるだけで、たくさんの具材が入ったおにぎりを作ることができます。
おにぎりと一緒にカルディの「国産具材のお味噌汁ほうれん草(127円)」をあわせます。

お味噌汁は、無印良品でも扱っていますが、カルディの方がばら売りをしている種類が多いため、選ぶ楽しさがあるでしょう。
アイテム4:無印良品の冷凍食品「キンパ(490円)」

夕飯は、無印良品の冷凍食品「キンパ490円」と「かぼちゃとさつまいものポタージュ3食(390円)」の組み合わせがおすすめです。
キンパとは、韓国風のりまきで、主食とおかずがひとつにまとまっているものです。
体調が悪いときには、できるだけ洗う食器の量を減らしたいものです。
のりまきならば、お皿も洗いやすく1枚で終わります。

「かぼちゃとさつまいものポタージュ」は、子どもが大好きな甘めのスープです。
韓国風のりまきの適度な辛さとスープの甘さが食欲をそそります。
体調最悪レベル「小」:熱が下がり、立つことはできる

3日目になると、薬が効き始めて熱が下がってくるころかもしれません。
とはいっても、まだ長い時間キッチンに立つことは無理です。
アイテム5:無印良品の「厚切り食パンのフレンチトースト(250円)」

朝食は、無印良品の「厚切り食パンのフレンチトースト250円」をトースターで焼きましょう。
フレンチトーストは、冷凍食品のため解凍してから焼く必要があります。
レンジで解凍してもいいのですが、前日から冷蔵庫におろしておくと、翌朝には焼くだけで食べることができるでしょう。
前日の「かぼちゃとさつまいものポタージュ」が残っていたら、フレンチトーストとあわせてあげると満足感があります。
無印良品には、冷凍のホットサンドもあります。

甘いものが苦手な子どもには、ハムやチーズが入ったホットサンドがおすすめです。
朝食は、元気なときでも準備に時間をかけることができません。
チーズやヨーグルトなど、出すだけで食べられるものを常備しておくと、急病のときに助かります。
アイテム6:カルディの「鍋つゆ各種」

夕飯は、カルディの「鍋つゆ各種」がおすすめです。
「鶏白湯鍋つゆ267円」など、300円前後でたくさんの鍋つゆがあります。
具材は、冷蔵庫に残っている食材をどんどん入れてしまいましょう。
ママが病気になると、冷蔵庫の食材の消費が止まり、治ったころには傷んでしまっていることが多いです。
停滞していた冷蔵庫の流れを「鍋料理」で挽回します。
鍋料理のいいところは、残ったスープで雑炊ができることです。
雑炊ならば、病み上がりのママでも食べることができるのではないでしょうか。
カルディでは、1,000円程度で本格的な「サムゲタン」も扱っています。

重量も重く、高麗人参が入った本格的なものです。
子どもがサムゲタンを食べられるようならば、ママの栄養補給のためにもサムゲタンを選ぶといいかもしれません。
元気なときに、ストックを用意
最近は、買い物に出られなくても、ネットスーパーやオンラインショッピングが充実し、不便を感じなくなっているかもしれません。
しかし、熱があるときには配達の人から商品を受け取ることすらつらく感じるものです。
紹介した無印良品の食品は、オンラインショップでも購入が可能ですが、かなり売り切れが目立ちます。
無印良品で扱っている冷凍食品やレトルト食品は、化学調味料無添加が多いため、添加物を気にするママでも抵抗なく使うことができるのではないでしょうか。
ママが実店舗に行かれる元気なときに購入して、いざというときに備えておきましょう。(執筆者:式部 順子)