※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

まとめて払うと「割引」や「手数料」がお得になる 一般家庭でできそうな「まとめ払い」3つ

節約・ポイ活 節約・ポイ活
まとめて払うと「割引」や「手数料」がお得になる 一般家庭でできそうな「まとめ払い」3つ

家計の出費を抑えるには、外食を減らす、スマホの乗り換え、電力会社の変更などさまざまな方法があります。

今回ご紹介するのは、「まとめ払い」です。

毎月固定で支払っているものをまとめて支払うことで割引される制度を活用すれば、出費が抑えられます

「まとめ払い」で手数料や手間も削減

1. NHK受信料

NHK受信料が「2か月払」の場合、支払方法を前払いに変更することで支出を抑えることができます。

通常「2か月払(地上放送契約、口座振替・クレジットカード等で支払う場合)」だと、2か月に1回2,520円を支払います。

しかし、NHK受信料は、通常の「2か月払」以外にも「6か月前払」、「12か月前払」という支払方法があります

一括で前払いすることで割引が受けられます。

例えば、「12か月前払」だと1万3,990円を前払いする必要はありますが、「2か月払」に比べて1,175円(7.61%)もお得です。

2. 国民年金保険料

国民年金の加入者は、原則として毎月1万6,410円の保険料を支払わなくてはなりません。(平成31年度の場合)

この国民年金保険料もまとめて前払することで、割引を受けられます

例えば、2年分の保険料をまとめて前払いする「2年前納(口座振替)」で支払う場合、37万9,640円というまとまった金額が必要となりますが、通常の保険料に比べて1万5,760円も割引されます。

国民年金保険料は、納付期限までに納めていないと障害基礎年金や遺族基礎年金を受給できない可能性も出てきます。

このように重要な保険料ですから、まとめて前払いすることで支払い忘れの防止になりますし、納付の手間も軽減できます

3. iDeCoの掛金納付

イデコ

前払いではありませんが、iDeCoの掛金もまとめることで節約できる可能性があります。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の掛金は、毎月定額を積立てていくイメージが強いかもしれませんが、2018年からは掛金を年単位で拠出することが可能となりました

そのため、年に一度1年分の掛金をまとめて拠出できます。

まとめることで掛金を納付する都度かかる103円の手数料を節約できます

1年分まとめることでiDeCoの掛金自体が割引になることはありませんが、納付にかかる手数料を削減できます。

1年に一度の掛金納付にすれば、11か月分の手数料1,133円(103円 × 11か月分)節約できます

まとめ払いで賢く節約

一般家庭でありそうなまとめ払いできそうな3つを取り上げました。

探してみるとその他にも、まとめ払いでお得になるものがあるかもしれません。

支払いはできるだけ遅らせた方が一般的には有利なのですが、超低金利の影響で、銀行預金に残高があっても受け取れる利息はわずかです。

手元のお金に余裕があるなら、まとめ払いをして賢く出費を抑えましょう。(執筆者:潮見 孝幸)

《潮見 孝幸》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

潮見 孝幸

潮見 孝幸

ITエンジニアとして金融の世界に入り、その後、資産運用会社で勤務。証券制度の法改正対応や業務の企画に従事。現在は独立し、金融ライターとして活動。資産運用、証券税制、社会保障制度などを中心として執筆中。執筆のほか、中国語翻訳、経営コンサルティングも手掛ける。1級DCプランナー(企業年金総合プランナー) 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集