企業業績と株価は連動する

株価は将来の企業業績を予想して動きますが、中長期的にみると株価と企業業績は連動します

当たり前といえばそうですが、中長期的に企業業績が伸びていく企業の株式を購入することで株価の上昇が見込めます

実際にアベノミクスで日経平均が上昇しているときは、企業の1株あたりの利益も上昇しています。

四季報から業績を予想する

会社四季報

≪画像元:東洋経済新報社

将来業績が伸びる可能性がある企業を見つけるヒントになるのが四季報です。

四季報にはその企業の過去の業績が記載されています。過去業績を見ることで将来の業績予想をします

過去の業績が継続的に伸びている企業はチェックした方が良いです。

もちろん過去が良いから将来も伸び続けるとは限りません

しかし、一時的に業績が良い企業よりも継続的に伸びている企業の方が可能性があるからです。

継続的に伸びている企業は商品やサービスが他社に真似できないものがあったり、経営者の戦略が良い場合があります。

過去業績をチェックしたら、業績予想の欄を確認します。

業績予想も着実に伸びているようなら投資先として有力候補です

四季報から企業の事業内容を知る

業績が順調に伸びていても企業の事業内容を知って判断することが大切です。

業績が伸びている理由の裏付けにもなります。

四季報で確認するところは連結事業の欄です。

連結事業の欄には、その企業の事業内容と割合、利益率が記載されています

事業内容の横に記載されている数字は、売上高の全体に占める割合です。

そして()の中の数字が利益率です。

連結事業の欄の最後には海外という数字が出てき、その企業の海外売上比率を示しています。

その企業がどのような事業で売上を上げているかが分かります。

しかし、売上が多い事業が必ずしも利益を上げているとは限りません。

()内が0になることもあるからです。0なら売上は多くても利益は出ていません

中には売上はその企業に占める割合が少ない事業でも、利益率が良くてその企業を支えている場合もあります

事業内容を知ることで、どうして業績が伸びているのかを判断する材料になります

会社四季報を虫眼鏡でみている

その他に確認すること

四季報を見ることでネットキャッシュを確認できます。

ネットキャッシュとは「現預金と短期保有の有価証券の合計額から有利子負債を差し引いたもの(金額)」(引用元:iFanance

ネットキャッシュがあることで、何かあったときに手元資金があるため行きづまる可能性が低くなります

中長期投資には必要に感じますが、超低金利の時代には意味がない場合もあります。

低金利でお金を借りて事業拡大や設備投資をすることで、業績が伸びる可能性があるからです。

そのため、必ずしもネットキャッシュリッチの企業が安定しているから良いといわけではありません。(執筆者:成田 恵)