居酒屋やお祭りの人気メニューでお馴染みの焼き鳥も、大手スーパーやコンビニでも販売しているので、食べたいときにいつでも気軽に食べられますが、何本も買うとなると値段が気になります。
そんな方におすすめなのが、業務スーパーの50本入り激安焼き鳥です。
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ただ、容量が大きいので、「おいしくなかったら…」と購入を躊躇してしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、筆者が実食レビューし、味やコスパについてまとめました。
筆者なりのおいしい焼き方もご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
1箱50本入り1,080円、1本あたり20円というコスパの良さ

業務スーパーの焼き鳥は、1箱50本入り、1箱の総重量はなんと1kg以上という大ボリュームが魅力です。
1本あたりの価格はたったの20円という、驚きのコスパを誇っています。
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あらかじめ加熱調理がされているので、焼くだけで簡単に食べられるのも時短できて助かります。
中まで火を通さなくても、こんがりと焼き色をつければいただけるので、忙しいときの献立としても便利です。
さっそく開封してみた

約10~12本ごとに、ビニールシートで小分けにされて入っています。
写真だとくっついて見えますが、1本1本バラバラです。
ときどき2本がくっついているものもありますが、割とすぐにはがせます。

細めの竹串に、お肉が4個程度刺さっています。
コンビニやスーパーで売っている焼き鳥よりは、ちょっと小さめです。
焼き鳥の周りが油でコーティングされているので、ちょっとツルツルしていて滑りやすいです。
また、箱の裏面には焼き鳥の食べ方が記載されていました。

1箱1,050円の焼き鳥は、タレや味がついていないので、自分で好みの味に仕上げて調理します。
また、説明書きには「好みの調理方法で」としか書かれていないので、フライパンや電子レンジなど、とくに決まりはないようです。
でもせっかくならおいしい焼き方で焼き鳥を堪能したいと思いますよね。
次項では、筆者がおすすめするおいしい焼き方をご紹介します。
業務スーパーの焼き鳥をおいしく食べる焼き方

事前解凍&酒で、下準備を
業務スーパーの焼き鳥をおいしく食べるには、まず事前に解凍しておく必要があります。
冷凍のままでも焼けますが、肉質が固くなるのでおすすめしません。
筆者は前日のうちに冷凍庫へ移し、自然解凍させていますが、写真のように電子レンジで解凍してもOKです。
また、ふっくらと仕上がるように、酒を振りかけておきましょう。
お酒は解凍してからでOKです。
魚焼きグリルを使って焼く方法
魚焼きグリルを使うと、余計な油が落ちてさっぱりといただけます。
焦げ目も付くので、とても本格的。
途中でひっくり返し、焦げ目を両面につけるのがポイントです。
注意点
魚焼きグリルで焼くと、お肉と一緒に竹串まで焦げてしまうことが多いです。
そのため、持ち手の部分をアルミホイルでしっかりと覆って、焦げないようにカバーしましょう。
また、網にうっすら油を付けておくと、焼き鳥がくっついてしまうのを防げます。
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フライパンを使って焼く方法
どのご家庭にもあるフライパンは、一番手頃な焼き方です。
フライパンでも少し工夫をすれば、焼き鳥がおいしくいただけます。
ポイントは、「くっつかないホイル」を使うことです。
「魚焼きホイル」や「フライパン用ホイル」として販売されているものもあります。
このホイルを使うことで、熱が伝わりやすく、焼き目がしっかりつきます。
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注意点
くっつかないホイルには、表面と裏面があるので間違わないように気を付けましょう。

くっつかないホイルを使うと、こんな感じにしっかり焼き色がつきます。
手軽に焼けて片付けも簡単なので、筆者が一番おすすめする焼き方です。
タレの作り方
焼き鳥といったら、やっぱりタレですよね。
タレがついていないので、市販のものを別に用意するか、自分で作るしかありません。
業務スーパーにも大容量の焼き鳥のタレが販売されていますが、今回はコスパ重視なので、自分でタレも用意しました。
タレのレシピ
タレは、「しょうゆ3、みりん3、砂糖2」の割合で煮詰めるだけで完成します。
手作りタレは家にある材料でできるのでコスパが高く、作るのも簡単なので、わざわざ買わなくても大丈夫ですよ。

少しとろみがつくまで、焦がさないように注意しながら煮詰めていきます。
このレシピはやや甘めに仕上がるので、甘すぎるのが苦手な方は、砂糖の割合を1~1.5くらいに調整してくださいね。
いざ、実食。気になるお味は…?
食感は、事前にスチーム調理がされているからか、とても柔らかくふっくらしています。
冷凍臭やお肉のくさみなどはなく、しっとりしていておいしいです。

シンプルに塩コショウでいただきました。シンプルな味でも十分おいしいです。
下味はほとんどついていないので、しっかり味が好きな方は多めに塩コショウを振っておきましょう。
※筆者がしっかりアルミホイルをとめなかったために、竹串が焦げてしまいました。
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タレ味はフライパンで調理しました。
しっかり焼き色がついていて、ふっくらおいしいです。
サイズが小ぶりなこともあり、1人で何本も食べられちゃいます。
業務スーパーの焼き鳥は小分け冷凍保存がおすすめ
業務スーパーの焼き鳥はコスパが高くおいしいので、常備しておきたいものです。
しかし、サイズが大きいので、冷凍庫に入れても場所をとります。
我が家の冷凍庫に入れてみたところ、かなりの存在感がありました。

小さめの冷凍庫の場合、焼き鳥だけでいっぱいになってしまうかもしれません。
業務スーパーの焼き鳥は、冒頭でご紹介した通り、紙の箱にビニールで仕分けされた簡単な包装なので、ラップやジップロックを使って小分けすることをおすすめします。
小分けしておくことで場所もとりませんし、好きな時に好きなだけ食べられます。
味・コスパは確かです
業務スーパーの焼き鳥は、ふっくら柔らかく味もおいしいので、自宅で焼き鳥をするときに最適な商品です。
ただ、産地が中国産なので、「中国産に抵抗がある」という方にはおすすめできません。
ですが、味・コスパは確かなので、気にされない方は確実にお得です。
今回はコスパを重視してタレなしをご紹介しましたが、タレ付きの焼き鳥や、ねぎまや皮など種類も豊富なので、好みに合わせてお試しください。(執筆者:三木 千奈)