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共働き家庭は一馬力の収入を想定して生活する 収入が激減する前に備える5つのこと

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共働き家庭は一馬力の収入を想定して生活する 収入が激減する前に備える5つのこと

今は共働きで家計のやりくりが順調な家庭も、妻の妊娠、出産、子育て、親の介護などにより、いつ一馬力になってもおかしくありません

そうなった時に「こんなはずじゃ…」と慌てないよう、万が一の事態を想定して、日頃から準備をしておきましょう。

共働き家計にやりくり

1. ローンは一馬力でも支払える額で組む

住宅ローンやマイカーローンを共働きの収入を前提として組むと、妻が仕事を辞めたとたん返済が苦しくなります

二馬力で収入に余裕があると、つい背伸びして「もっといい家を、かっこいい車を」となりやすいですが、それはあまりにも危険な考えです。

妻が働けなくなっても無理なく返済できるよう、一馬力でも十分に返せる額に設定しておきましょう

我が家では、新築はあきらめて中古住宅を選びました。

新しくて最新の設備を備えた住宅に憧れはあります。

しかし、子どもに多額の教育費がかかる前に住宅ローンを払い終えることができたので、私立大学の学費で毎月決して楽ではないものの、今のところ生活に大きな支障は出ていません。

2. 生活水準を上げすぎない

結婚して夫婦共働きになると、独身の頃より収入が増えるため、これに伴って生活水準も上がります。

「ぜいたくするのは今だけ。いずれ子どもができて私が仕事を辞めたら、節約して生活を切り詰めよう」

と思っていても、一度上げてしまった生活レベルを下げるのは決して簡単なことではありません

それまでと同じ暮らし方を維持するために貯金を崩したり、借金をしたりするようでは本末転倒なので、一馬力でも無理なく暮らせる生活水準を保つようにしましょう

生活レベルを上げすぎない

3. 子育てや介護にかかるお金のシミュレーションをしておく

子育てや介護には、想像以上にたくさんのお金がかかります。

幼稚園や介護施設などの毎月の利用料だけでなく、細々とした雑費や予想外の出費もあるので、夫の収入だけでそれらを賄えないようではいずれ行き詰ることに。

だいたいの金額をあらかじめシミュレーションしておき、共働きのうちにいくらためておけば良いのか、一馬力になったらどのようにやりくりしていけば良いのかを、夫婦でよく話し合いましょう

我が家で子どもを2人幼稚園に通わせていた時は、毎月の月謝(3万5,000円 × 2人分)に加え、習い事、被服費、交際費などがかかり、子ども関係の費用だけで月10万円ぐらいになっていました。

家の近くに月謝の高い私立幼稚園しかなかったこともお金がかかった原因の1つなので、可能であれば公立の幼稚園がある地域に引っ越すのも良いと思います。

4. 最初から夫の収入だけで生活する

妻の収入は全て貯金に回し、夫の収入だけで生活するようにすれば、いざ一馬力になった時にも慌てずにすみます。

妻の収入も生活費や教育費に充てている家庭は、試しに1か月、夫の収入だけで過ごしてみてはいかがでしょうか

実際にやってみれば、何にいくらお金が足りなくなるのか、妻が仕事を辞めてもやっていけるのかどうかがクリアになるので、今後の計画が立てやすくなります

もし「一馬力ではどう考えても無理」ということであれば、妻が仕事を辞めずにすむ方法を考えたり、なんらかの出費を削ったりする工夫も必要でしょう。

5. 保険に加入しておく

保険に加入しておこう

妻が仕事を辞めて夫1人の稼ぎに頼るようになった場合、夫の身にもしものことがあれば、たちまち家族が路頭に迷ってしまいます。

今は元気でもいつ病気になるか分からないし、事故や事件に巻き込まれる可能性もゼロではないので、万が一の事態に備えて保険に入っておくようにしましょう。

医療保険は、子どもがいたり、今後生まれたりする予定であれば、死亡保障が充実しているものを選ぶのがおすすめです。

また、将来十分な教育費を用意してあげられないと困るので、契約者死亡の場合にはその後の保険料払い込みがナシになる、郵便局の学資保険などを利用するのも1つの方法です。

いざという時に困らないようにしよう

夫婦2人分の収入で生活することに慣れてしまうと、妻が仕事を辞める事態になった時、バランスをとるのが難しくなってしまいます。

女性は妊娠、出産、子育て、介護などで仕事を続けられなくなるケースも多いので、いざという時に困らないよう、一馬力で無理なく生活できるように準備しておきましょう。

できれば、「妻の収入は初めからなかったものとして貯金に回す」生活スタイルにしておくと、一馬力になっても慌てずにすむし、貯金もしっかりできて一石二鳥です。(執筆者:畠山 まりこ)

《畠山 まりこ》
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畠山 まりこ

読書と音楽鑑賞と動物が大好きな主婦です。2013年からライター業を開始し、主に生活に密着したテーマの記事を書いています。「主婦」「女性」という立場を生かし、様々な切り口で読者様の役に立てるような記事を作っていきたいです。 寄稿者にメッセージを送る

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