フェイスブックの仮想通貨「Libra(リブラ)」 既存の仮想通貨にはない3つの強み

アメリカの大手SNSサイトのフェイスブックが仮想通貨「リブラ」を開発していることが話題になっています。

仮想通貨といえばビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップル、モナコインなど一時、話題になりましたがバブル崩壊や大手仮想通貨取引所のセキュリティが破られた問題などもあり下火になっていました。

しかし最近ではビットコインの価格もあがってきており再び仮想通貨は注目を集めてきています。

本記事では大手SNSのフェイスブックがリリースしようとしているリブラについて簡単な解説をします。

リブラの動向は米国株投資家にも仮想通貨に興味を持っている層も注目しておくべきトピックです。

Libra(リブラ)

≪画像元:libra.org

リブラの3つの強み

リブラの3つの強みを整理

リブラには既存の仮想通貨にはない3つの強みがあります。既存のビットコインなどとの違いを確認してみましょう。

リブラはビットコインの弱みを克服しており高いポテンシャルを秘めています。

決済スピードが速い

ビットコインを実際に送金や買い物に使った方はご存知だと思いますがビットコインによる決済は非常に時間がかかります。

ビットコインは世界中で流通されているにも関わらず取引を一秒に7件程度しか処理できないと言われています

一方でリブラは一秒あたり1000件取引を処理できると言われています

またスマートフォンなどとの連携にも力を入れ決済がスムーズにできる特徴を盛り込んでくると言われています。

既存のフェイスブックユーザーが使えば一気に流通できる

ビットコインの口座数は約4000万程度です。ビットコインは確かに有名ですが一般的に持っている人は多数派とはいえません。

しかしフェイスブックに登録している人は多数派なのではないでしょうか。

世界中にフェイスブックの利用者数がいるためリブラの潜在的な利用者数はかなり多いと考えられるでしょう。

フェイスブック関連のアプリなどで気軽に価値をやりとりできるなら爆発的に広まる可能性があります。

価格が安定している

ビットコインをはじめ仮想通貨は価格が安定しません。1日で20%以上も価格が変動することも珍しくないのが仮想通貨です。

普段使いの利用手段、決済手段としては不安定で使いづらいのではないでしょうか。

しかしリブラはドルやユーロなどのいわゆるハードカレンシーとの一定比率での交換などの仕組みを通して価格を安定させる施策を打ち出しています。

米国議会はリブラに待ったかけている

フェイスブックがリブラを流通させたらとても便利そうです。

しかし米国の議会はリブラの開発・流通に反対している様子です。

フェイスブックはこれまでプライバシー漏洩などの問題で社会を騒がせてきた経緯があることなどを理由に反対されているのです。

また既存の銀行や法定通貨などの社会の基礎を支えるシステムを大きく変えてしまう可能性もあります。

既存の社会体制と折り合いをつけられるかが課題

既存の社会体制と折り合いをつけれるかどうかが課題

リブラは今後、既存の社会体制と折り合いをつけれるかどうかが課題です。

日本でも仮想通貨にまつわる税金は非常に複雑です。

例えば仮想通貨を決済に利用し得(為替差益のように)をしたら、その分に対して課税義務が生じるなどの問題もあるからです。

既存の社会システムとリブラが今後うまく共存できるかどうかに注目です。

リブラの動向に注目

リブラの動向に注目

リブラは既存の仮想通貨の弱点を克服したポテンシャルの高い仮想通貨です。フェイスブックの世界中のユーザーが潜在利用者層です。

しかし既存の社会システムと折り合いを本当につけられるかどうかは未だわかりません。

米国株投資家も仮想通貨投資に興味がある人もリブラの動向に注目しておきましょう。(執筆者:田守 正彦)

この記事を書いた人

田守 正彦 田守 正彦»筆者の記事一覧 (54)

フリーランスのWEBライター。教育機関やバンコクの大学で働く傍、海外投資に興味をもち20代の頃から香港やアメリカの証券口座に直接行き、口座を開いて実際に取引をしていました。得意分野は投資・教育・旅行・新しい働き方です。新しい分野にも積極的に挑戦しています。
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