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セブンイレブンでキャンペーン連打のPayPay キャッシュレス決済の覇権を握れるのか?

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セブンイレブンでキャンペーン連打のPayPay キャッシュレス決済の覇権を握れるのか?

最近世間を騒がせているセブンイレブン。

そんなセブンイレブンを舞台としてPayPay(ペイペイ)では、7月22日より「セブンイレブンはPayPayで!まだまだ最大20%戻ってくる!キャンペーン」という追加キャンペーンを実施します。

開催中の「3社合同キャンペーン」、「セブン銀行ATMキャンペーン」とともに、セブンイレブンで注目のキャッシュレス決済です。

今回は、PayPayがセブンイレブンで仕掛けるキャンペーン攻勢とその背景について、徹底分析します。

セブンイレブンの外観
≪画像元:セブン―イレブン

追加キャンペーンの概要

ペイペイが追加キャンペーン
≪画像元:PayPay

7月21日まで実施する「3社合同キャンペーン」について、詳細は以下の記事をご覧ください。


3社合同キャンペーン終了翌日の7月22日から7月31日の10日間、PayPayで支払ったユーザーへ最大20%分のPayPayボーナスを付与する追加キャンペーンを、今度はPayPay単独で実施します。

追加キャンペーン期間中、1000円を上限(利用金額の上限は5000円程度)に「PayPayボーナス」が還元されます。

「ATMで現金チャージがはじまるキャンペーン」の概要

ATMで現金チャージがはじまるキャンペーン
≪画像元:PayPay

もう1つ、8月10日までにセブン銀行ATMで所定の手続きをすると、最大200円を山分けするキャンペーンも開催中です。

キャンペーンの参加方法は、以下の通りです。

1. セブン銀行ATMの画面上部に表示されているキャンペーンのQRコードをスマホで読み取る

QRコードをスマホで読み取る
≪画像元:PayPay

2. スマホに表示されるエントリーフォームに入力してエントリー

PayPayの入力画面
≪画像元:PayPay

3. 8月下旬以降にPayPayからメールが届く

PayPayからメールが届く
≪画像元:PayPay

4. 9月末までにメール本文に記載のURLをタップし、「チャージ確定」をタップするとPayPay残高にチャージ完了。

(まだPayPayを利用していない人は、アプリをダウンロード・新規登録後にURLをタップして、同じ手続き)

PayPayのアプリをダウンロード
≪画像元:PayPay

実際にセブン銀行ATMでPayPay残高に現金チャージしなくても、山分けの権利はありますので、ヤフーカードなどのクレカで利用代金の引き落としをしているユーザーも参加しやすいですね。

消費増税分はPayPayで取り戻すす! アプリのダウンロードはこちらから。


追加キャンペーンの注意点

引き落としはヤフーカード以外のクレカは対象外

3社合同キャンペーンと追加キャンペーンでは、利用代金の引落方法によって以下のように還元率が異なります。

還元率の表

追加キャンペーンは「ヤフーカード以外のクレカ」は対象外なので、注意してください。

「ペイペイチャンス」はなし

3社合同キャンペーンでは、利用代金の引落方法により20回に1回の確率で、最大1000円相当(期間中は3万円相当が上限)が当たる「ペイペイチャンス」を実施しています。

しかし、追加キャンペーンでは「ペイペイチャンス」がありません

7月29日よりPayPayボーナスの有効期限が撤廃

これまで、PayPayのキャンペーンで還元される「PayPayボーナス」には2年間の有効期限がありました。

しかし、7月29日以降はPayPayボーナスの有効期限が撤廃され、無期限となる予定で、これは改善といえるでしょう。

セブンイレブンで攻勢を強めるPayPay

セブンイレブンは7月に沖縄に初出店

セブンイレブンが沖縄で出店案内
≪画像元:セブン―イレブン

7月11日、沖縄県初のセブンイレブンが14店舗同時に開店したことにより、セブンイレブンは47都道府県制覇を成し遂げました。

沖縄の名物
≪画像元:セブンーイレブン 沖縄フェア≫

沖縄出店の記念フェアも開催されており、ブルーシールのアイス(全国販売)や「じゅーしーおむすび」(沖縄限定)など、沖縄らしい商品が目白押しです。

今後5年間で250店舗体制を目指すとのことで、「ラストフロンティア」ともいえる沖縄でセブンイレブンは出店攻勢を強めることでしょう。

想定外の7payの事実上の利用停止

7payの文書
≪画像元:7pay

そんなお祭り気分に水を差す格好となるのが、7payの不正アクセス問題です。

現在のところ、7payの新規登録・追加チャージができない状態で、事実上の利用停止状態となっています。

沖縄出店の際も、7payが客寄せの目玉の一つになるはずでしたが、ニュース映像などを見ると、電子マネー「nanaco」利用でnanacoポイント2倍になるようです。

しかし、7月1日から還元率が0.5%に半減したばかりで、2倍でも1%に戻っただけのためインパクトはさほどではありません。

「敵失」に乗じて追加キャンペーンのPayPay

セブンイレブンにとって7月11日は、

・ 沖縄で14店舗同時オープン

・ 「PayPay」、「LINE Pay」、「メルペイ」の3社合同キャンペーンがスタート

・ 7payは事実上利用停止

と、明らかに敵に塩を送った格好の日となり、敵失のまたとないチャンスをPayPayが逃すはずはありません。

追加キャンペーン、セブン銀行ATMキャンペーンを発表することで、セブンイレブンでのキャッシュレス決済の覇権を握ろうとしています

PayPayはセブンイレブンの主役になれるか?

PayPayは、

・ 3社合同キャンペーン

・ セブン銀行ATMキャンペーン

・ 追加キャンペーン

と、この短期間に3つのキャンペーンをセブンイレブンで仕掛けてきました。

7月1日にバーコード決済が解禁されたばかりのセブンイレブン、自前のバーコード決済7payは大コケ、nanacoの還元率は半減と、セブンイレブンのバーコード決済の覇権争いは予断を許しません。

3つのキャンペーンで攻勢を強めるPayPay、このままセブンイレブンのキャッシュレス決済の主役になれるか注目です。(執筆者:角野 達仁)

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※Yahoo!JAPANカードの新規申込受付は、2021年11月30日(火)19時をもって終了いたしました。

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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