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医療費を節約する3つのポイント かかりつけ医を持つ意味とは

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医療費を節約する3つのポイント かかりつけ医を持つ意味とは

誰でも「いつまでも元気でいたい」と願うものですが、歳を重ねるにつれて家計の中で増えていく費目があります。

そのひとつが、医療費です。

家計に置いて負担が増え続ける医療費はできるだけ抑えたいのが、誰しもの本音です。

そこで、今回は医療費を節約する3つのポイントをもう一度確認してみましょう。

医療費はできるだけおさえたい

医療費は歳を取るにつれて高くなる費目の代表格

総務省が発表した2017年度「家計調査年報」によると、年代別にみた医療費が家計に占める割合は、40代から増加傾向になり、70歳以上の世帯になると家計の5.3%を占める結果となりました。

住居費、食費、家具・家事用品に続く高い支出費目となり、シニア世帯には避けて通れない費目の代表格のひとつです。

調査結果は平均割合なので世帯差はありますが、年齢とともに医療費を抑えることは現実的に難しくなるのです。

医療費を節約する3つのポイント

健康や体の状態にかかる費用なのでケチることはできませんが、日々の心掛けやちょっとしたコツ、手続きで医療費を節約することはできます

節約方法1:かかりつけ医を決めておく

医療費を節約する方法の第一歩は、まずは家の近くや通い慣れているクリニック(かかりつけ医)を持つことです。

なるべく診療時間内に受診し、診療費の時間外加算がつかないようにしましょう

早朝や深夜、診療時間外は避けるだけでも、病院代を抑えることができます。

なかには、日頃から通院をしているわけではないが、大きな病院で最初から診てもらった方が安心と思う人もいます。

しかし、はじめからかかりつけ医からの紹介状なしの状態で大病院を受診すると、初診料に「特別料金」が加算される場合があります

特別料金は各病院で設定されており、保険適用外の料金となります。

特別料金が加算された初回診察料が高額になるので、なるべくかかりつけ医に受診するようにしましょう。

かかりつけ医を決めておこう

節約方法2:自己判断の市販薬よりも処方薬をもらう

軽い風邪の症状、頭痛、微熱の場合、つい近くのドラッグストアで売っている市販薬で対処する場合があります。

しかし、ここは自己判断で市販薬を買うよりも、専門医が処方する処方薬をもらう方がお得です。

市販薬は価格分が全額負担となる一方で、処方薬は健康保険の3割負担で済むからです。

また、市販薬よりも処方薬のほうが症状に合わせて処方されるため、完治も早くなり、全体的に見ても薬代を安く抑えられます。

また、処方薬でもジェネリック医薬品を希望することで、さらに薬代の節約につながります

筆者は花粉症の症状に毎年悩まされているのですが、症状が軽い間は市販の鼻炎薬を飲んでいました。

しかし、薬代が思っていた以上にかかっていたので、いまではきちんと病院で受診しています。

処方薬を一定期間分もらっても、市販薬より安く抑えられます

節約方法3:医療費が10万円を超えたら医療費控除を忘れずに

長期間の通院や治療、入院、手術などで1世帯あたりの1年間の医療費が10万円(または、年間所得5%の少ないほう)を超えたら、必ず確定申告で医療費控除を行うようにしましょう。

申請すると、上限200万円までが課税所得額から控除され、税金の還付が受けられます

申告には1年間分の領収書が必要になるので、紛失しないように医療費にかかった領収書は全て大切に保管しておくことがポイントです。

最大の医療費節約術は「健康」でいること

ここまで医療費を節約するためのポイントをご紹介してきましたが、最大の医療費節約術は「病気やケガをせず、健康であること」に尽きます。

元気に毎日を過ごすほど、年齢とともに増加する医療費はある程度抑えられます。

毎日の適度な運動や軽めのストレッチを心掛け、食生活のバランスにも気を付け、ストレスを溜めこまないようにするだけでも、心身の健康を維持できます。

少し前に話題になった老後資金問題がありましたが、「老後資金が足りない」と悩むよりも、「元気に健やかに過ごせる毎日」を目指せば老後の不安も少しは軽くなるのではないでしょうか?(執筆者:花見 結衣)

《花見 結衣》
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花見 結衣

花見 結衣

アメリカ帰りのフリーライター、翻訳家。離婚をきっかけに、それまで関心がなかったお金や節約に向き合うことに。現在は、節約術や貯金術を駆使しながら、「シングルママの、“無理をしない”家計管理」に奮闘中。節約系ライターとして雑誌掲載の実績もあります。趣味は、500円玉貯金。気負わない節約術やマネー術を発信していけたらと思います。 寄稿者にメッセージを送る

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