※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【10月1日~】Kyashの還元率が2%→最大1%に改悪 その他変更点や、紐づけにおススメなクレカも徹底解説

節約・ポイ活 クレジットカード
【10月1日~】Kyashの還元率が2%→最大1%に改悪 その他変更点や、紐づけにおススメなクレカも徹底解説

「Kyash」(キャッシュ)は、2%のキャッシュバックが人気のプリペイドカードです。

しかし残念なことに、10月からKyashの還元率が「2% → 0.5%~1%」に改悪され、さらに還元方法も「キャッシュバック → ポイント還元」と変更となります

この記事では、10月からのKyashを徹底解説するとともに、紐づけしてお得なクレジットカードも紹介しましょう。

10月からKyashはこう変わる

≪画像元:Kyash

10月1日より、Kyashは以下の3点で大きく変化します。

その1:還元方法が「キャッシュバック → ポイント」に変更

従来のキャッシュバックは自動的な一方で、還元されたポイントは自分で「1ポイント=1円」のレートでKyash残高への交換手続きをする必要があり、マメでない人は交換手続きを忘れるかもしれません。

詳しい発表はありませんが、ポイントには有効期限が設定されている可能性があります

その2:還元率が「2% → 0.5%~1%」に改悪

これまでは、リアルカード・バーチャルカードのいずれも2%のキャッシュバックでした。

しかし、10月1日からは有効化されたリアルカードが1%のポイント付与、バーチャルカードは0.5%のポイント付与と改悪されます。

特にバーチャルカード利用者にとっては、お得度が4分の1に減らされてしまうので大改悪ですね。

その3:「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象店舗では最高5%の上乗せも

≪画像元:Kyash

Kyash自体の変更とは関係ありませんが、10月から「キャッシュレス・消費者還元事業」が開始されます。

対象店舗でキャッシュレス決済を利用すると、2%~5%のポイント還元を受けられる制度です。

Kyashはその対象となっており、対象店舗で利用(クレジット・QUICPay)すると2%か5%のポイントが上乗せされて還元されます

ポイント還元には「リアルカードの有効化」が必要

少しでも還元率の低下を防ぐには、リアルカードの発行が必須です。

しかし、リアルカードが手元に届いたら、リアルカードの情報を登録して「リアルカードの有効化」の手続きをしないと、リアルカードを使えず1%のポイント還元を受けられません

バーチャルカードを使っていた方は、残高や利用履歴こそ引き継がれるものの、カード番号などはリアルカードの情報に上書きされます

バーチャルカードをネットショッピングに登録している人は、リアルカードの情報に更新してください。

Kyashと紐づけするのにおススメのクレジットカードを紹介!

還元率で改悪のあったKyashですが、クレジットカードを紐づけてのポイント二重取りは依然として可能です。

Kyashに紐づけできるカードは、「Visa/Mastercardブランドのクレジットカード・デビットカード」で、合計5枚まで登録可能です。

ここからは、Kyashと紐づけするのにおススメのカードを紹介しましょう。

「三井住友カード」のキャンペーンで+20%還元

≪画像元:三井住友カード≫

三井住友カードの新規入会者を対象に、利用金額の20%を還元するキャンペーンが実施されています

疑問に思ったので、「Kyashへのチャージが20%還元か」を三井住友カードに問い合わせたところ、「還元対象」とのうれしい返事をいただきました。

キャンペーンの詳細は、以下をご覧ください。


三井住友カードを作るならこちらから

「DCカードジザイル」は還元率+1.5%

≪画像元:MUFG

還元率重視ならば、1.5%の付与率を誇る年会費無料のリボ払い専用カード「DCカードジザイル」です。

リボ払いがネックですが、手続きをすれば実質1回払いカードとしての利用もでき、リボ払い手数料がかかりません。

手間を惜しむ人は「REXカード」で+1.25%還元

≪画像元:REXCARD

付与率こそ1.25%と若干落ちますが、たまったポイントを「Jデポ」に変換すれば翌月以降の請求予定金額から差し引かれますので、ポイントの失効や使い道で頭を悩ませることもありません。

楽天ペイ・PayPayのキャンペーン対策に「楽天カード」・「ヤフーカード」(いずれもVisa/Mastercard)

≪画像元:ヤフーカード

現在、Kyashを登録可能な主なスマホ決済サービスは、PayPay・Origami Payしかありません。

しかもPayPayにKyashを登録してもPayPayからの還元がなく(クレジットカードからの還元はあり)、PayPayの大きなメリットであるキャンペーンの対象外です。

そこで、PayPay対策として「ヤフーカード」を持っておくといいでしょう。

ヤフーカードをPayPayに設定すれば、利用金額の1.5%分のPayPayボーナスと1%分のクレジットカードポイント(Tポイント)の二重取りが可能です。

もちろん、PayPayの高還元キャンペーンの対象にもなります。

≪画像元:楽天カード

かつて、楽天ペイではKyashを登録可能だったため、「クレカ+楽天ペイ+Kyash」のポイント三重取りが可能でした。

しかし、9月24日、楽天ペイから「登録カードにおける本人認証サービス(3Dセキュア)の導入」が発表され、Kyashを登録しようとしても3Dセキュア未対応のKyashが登録できない事象が報告されています。

また、旧バージョンの楽天ペイアプリは9月30日以降利用不可となり、3Dセキュアに対応した新バージョンしか利用できません。

これらの情報を総合すると、楽天ペイにKyashを登録することはできないという結論になります。

そこで楽天ペイにおすすめなのが、還元率1%の楽天カードです。

楽天ペイのキャンペーン時は、「登録カードが楽天カード」という条件が設定される場合もありますので、キャンペーンを最大限活用するのに使えます。

楽天カードの申し込みはこちらから

Kyashはリアルカードを発行して利用しよう

10月からの改悪により、Kyashは自動キャッシュバックではなく交換手続きが必要なポイント還元へと変わり、ポイント還元率も2% → 最大1%と半減しますが、

Kyashのリアルカードを発行して還元率を1%にするまだ登録可能なOrigami Payを活用する

紐づけするクレカを再検討する

などすれば、まだまだ使い道はあります。

依然として、クレカと紐づけできるプリペイドカードの中では、Kyashが最高クラスの還元率には違いありません。(執筆者:角野 達仁)

《角野 達仁》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集