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ふだんのおこづかいの見方が変わる
小学生くらいのお子さんのおこづかい、どんなふうにあげていますか?
ときどきでしょうか。 毎月定額制ですか?
「子どものくらしとお金に関する調査」(2015年度調査「知るぽると金融広報中央委員会」)によると、小学生になると7割強の子どもたちがおこづかいをもらっているそうです。
もらい方と金額は、「月1回」が500円、「ときどき」は、低中学年が100円、高学年が1,000円となっています。
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おこづかいでもらえる身近な100円。
子どもたちにとっては、お菓子やジュースを買えるもの、ガチャガチャに使えるお金、100円ショップのものが買えるもの、かもしれません。
駐車場でも場所によって、100円で停められる時間が違うのはなぜ?
そんな疑問に、どう答えてあげたらいいでしょう。
価値やお金の役割を考えることは、生きていくのに避けて通れないことです。
「おこづかいの管理」、そして「お金の大切さについて」子どもにどう教えていいか、悩むお父さんお母さんも多いと思います。
そんなとき、この絵本がきっと役立つはずです。
お金の役割や、ものの価値について、考えるきっかけになる絵本
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【100円たんけんの本】
文:中川 ひろたか
絵:岡本 よしろう
出版社: くもん出版
コンビニで、おかしをおねだりしたら、「100円までよ」って言われた。
100円ショップに行ったら、なんでも100円だった。
じゃあ、よそのお店では、100円で何が買えるのかな?
ぼくとお母さんは、商店街をたんけんしてみることにした。
名付けて…100円たんけん!
はかりうりしているお肉屋さんで、100円ぶんのお肉を買ってみよう。
魚屋さんに100円で買えるものはある? 1,800円のケーキ、100円ぶんならどのくらい? 八百屋さんは? お寿司屋さんは? パンやさんは?
子どもたちにとって身近なねだん「100円」で買えるものをくらべてみながら、お金のやくわりや、ものの値打ちについて、考えるきっかけをくれる絵本です。
読めば、ふだんのおこづかいの見方がちょっと変わるかもしれません。
親子で楽しめる、はじめてのお金絵本です。
「100円たんけん」ってどんな絵本?
商店街を探検 100円で買えるものってどんなもの?
作者の中川ひろたかさんは、実際に商店街を楽しくおいしく調査しながら作ったのだそうです。
読者も一緒に探検している気分で、おはなしを楽しめます。
お肉屋さんで買える豚こま100円分と、牛肉100円分、量がすごく違う。
八百屋さんなら、100円でピーマン5個買えるけど、トマトは1個しか買えない。
1,800円のホールケーキ、100円分は、20度のカットに…。
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お金の見方が変わる
100円ショップのスポンジと、お寿司やさんのサーモンの握り1貫と、きゅうり3本、どれも100円。
近所の100円パーキングは車を20分停めて100円。
全然違うものを同じ100円という単位で切り取ることで、物の値打ちについて、子どもたちにもわかりやすく考えられるようになっています。
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「100円たんけん」みんなの声をご紹介
「面白い!」や「役立った!」と絵本ナビに寄せられたたくさんのレビューをピックアップしてご紹介します。
(ムスカンさん 30代 ママ)
こんなに分かりやすく「もののかち」、「とりひきとは」を教えてくれる絵本は、初めて読みました!
(まりももよさん 40代 ママ)
読み終わった時に娘が「100円って安いものだと思ってたけど、違うんだね。100円ってすごいね」と言っていました☆
(ゆかこ@3人ママさん 20代 ママ)
お金=オモチャの延長線上にしか思っていなかった娘が、「お金は大切なものなのだ」と感じたようです。
面白いです! お値段以上の価値ある絵本に出会えました。
(ミサエさんさん 30代 せんせい)
この絵本を読んだあと、子どもたちは100円玉を握りしめて買い物へ行くことでしょう。
社会科の学習でも使いたい1冊です。
「お金ってなんだろう?」子どもたちが、きちんとお金について考えるきっかけになる絵本です。
ぜひ、おこづかいをもらうようになった子どもたちに手渡してあげてください。
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