今年もあと3か月、個人事業主の方の中には節税対策のために「今年はiDeCoに申し込もう」とか、すでに加入済みの場合は「掛金額を増やそうか」とお考えの方もいるでしょう。

その場合、手続きには思ったよりも時間がかかりますので、早めに申し込むことをおすすめします。

掛金額変更の方法を、実際に楽天証券で行った筆者の経験も含めて解説します。

節税対策はお早めに

iDeCoの掛金額変更の手続き

iDeCoの掛け金は、年1回だけ変更ができます。

変更手続きは、インターネット上や電話のみでは完結できず、必要書類を郵送する必要があります。

掛け金額変更の手続き方法

自分がiDeCoを利用している金融機関(運営管理機関)に、サイト上から、または電話を通して必要な書類を請求する。

→ 金融機関側が年金加入状況の確認後、書類を送付

→ 到着した書類に記入、捺印

→ 必要に応じて本人確認書類を添付して返送

→ 金融機関が書類を国民年金基金連合会へ提出

→ 審査が通れば、翌々月から申請後の金額で引き落とし

第1号被保険者(自営業者、フリーランスなどの方)、第2号被保険者(会社員などの方)、第3号被保険者(会社員の配偶者の方)ではそれぞれ書類が違います。

また、毎月定額を掛けている方に比べて年単位で掛けている方は提出する書類が増えます。

毎月定額を掛けている方に比べて年単位で掛けている方は提出する書類が増えます

自分はどこにあてはまるのか分からない場合や、書類の記入中に分からないことが出てきた場合は、各金融機関のコールセンターに電話して尋ねるとよいでしょう。

また、iDecoの公式サイトにも記入例があります。

各金融機関のコールセンターに電話して尋ねる

≪画像元:iDeCo 加入者掛金額変更届の記入例(pdf)≫

上記の記入例のうち、赤い囲みの部分は、毎月定額の方→ 0.年単位の方→ 1.を選びます。

年単位出かけている方は、こちらも記入。

加入者月別掛金額登録・変更届の記入例

各金融機関の書類請求例

いくつかの金融機関の書類請求例を挙げてみます。

楽天証券

個人型確定拠出年金(iDeCo)専用ダイヤルに電話で書類を請求して送付してもらう。

参考元:楽天証券

SBI証券

SBI証券のコールセンターに電話するか、SBI証券のサイト上の「各種変更届出書類請求フォーム」から「加入者掛金額変更届」の資料を請求する。

参考元:SBI証券

イオン銀行

サイト上から必要な書類をダウンロードする。

参考元:イオン銀行

みずほ銀行

iDeCoの「各種お手続き」のページから必要な書類をダウンロードする

参考元:みずほ銀行

楽天証券で、掛金額変更の手続きをやってみた

筆者は、運営管理機関を楽天銀行にしています。

「年単位拠出」で、年に1度の引き落としにしていますが、今年は掛金額を増額したいと思い、申し込みをしました。

まず、楽天証券の「確定拠出年金ダイヤル」に電話して、掛金額変更を希望する旨を告げます。

この時に、本人確認のため基礎年金番号を尋ねられるので、手元に用意しておくとスムーズです

その後、楽天証券側が年金の加入状況を確認し、1週間程して書類が送られてくるので、必要事項を記入して、同封されている封筒に入れて送ります。

必要事項を記入して、同封されている封筒に入れて送ります

≪年単位の場合の書類(筆者撮影)≫

書類とともに、マイナンバーカードや免許証、健康保険証のコピーなど、本人確認の書類の添付が必要ですので、あらかじめ用意しておくといいでしょう

手続きは1~2か月かかります

送り返したあと、最終的に完了のお知らせが郵送されてくるまで、2か月近くかかりました

iDeCoの掛金額変更には、時間がかかることをご説明しました。

iDeCoを新たに始める場合も、加入する書類を提出してから口座が開設されるまでに1~2か月程かかります。

節税をお考えの方はお早めに手続きを開始されることをおすすめします。(執筆者:桐谷 春音)