住宅ローンを借りている人は、余裕資金がたまれば、一部繰上返済や全額繰上返済を行うことができます。

以下の一覧は、インターネットを利用するという前提で、一部繰上返済と全額繰上返済を行った場合の手数料をまとめたものです

窓口では、どちらも手数料がかかりますが、インターネットでは、一部繰上返済はどの銀行も無料となっています

また、ソニー銀行と楽天銀行は全額繰上返済も完全無料となっているのには驚きました。

住宅ローン繰り上げ返済の手数料まとめました

※消費税10%で訂正:2019年10月1日現在

メガバンク(ネットから手続き)

三菱UFJ銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済 1万6,500(税込)

三井住友銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済  5,500円(税込)

みずほ銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済 3万3,000円(税込)

地銀(ネットから手続き)

横浜銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済 3万3,000円(税込)

変動金利型、その他 4万4,000円(税込)
                

ネット銀行

住信SBIネット銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済 変動金利適用期間中 無料

固定金利適用期間中 3万3,000円(税込)

ソニー銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済 無料

イオン銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済 5万5,000円(税込)

じぶん銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済 変動金利適用中無料

固定金利適用中 3万3,000円(税込)

楽天銀行

一部繰上返済 無料

全額繰上返済 無料

どうするのがベストなのか

一部繰上返済を使い、全額繰上返済する方法

ここで、全額繰上返済の手数料に注目すると、ソニー銀行や楽天銀行のように完全無料という銀行はまだ少なく、三井住友銀行の5,500円(税込)からイオン銀行の5万5,000円(税込)まで、かなり幅があることがわかります

ただ平均すると、インターネットを利用しても全額繰上返済には数万円の手数料が必要で、この手数料を節約するのが本稿の主題です。

そこで、住宅ローンに詳しい人が実践しているのが、

最終回の返済分だけ残しておき、それ以外の残債を一部繰上返済する

という方法です。

例えば、最終回の返済が10万円であった場合、10万円だけ残るように一部繰上返済してしまうのです。

これにより、一部繰上返済を行った後に、最終回の残債10万円が引き落とされますので、形式的には自然完済したものと扱われ、全額繰上返済手数料はかかりません

今までに、この方法を否定されたことはありませんが、念のため現在返済中の銀行に、この方法で問題がないかどうか確認するようにしてください。(執筆者:1級FP技能士、宅地建物取引士 沼田 順)