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【お金の使い方を見直す】3ステップ まずは「1杯500円のコーヒー診断」で自分の嗜好と価値観を知る

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【お金の使い方を見直す】3ステップ まずは「1杯500円のコーヒー診断」で自分の嗜好と価値観を知る

資産づくりをしたい場合、投資を行うことはもちろん必要ですが、その前に毎日のお金の使い方を見直すことも大切です。

お金の使い方を見直せば、今よりも少ない金額で充実した生活を送れるようになれるかもしれません。

このような話しをすると、より安い金額で生活をするための節約術の話しかと思われる方がいるかもしれません。

もちろんそれも必要ですが、節約とは違った観点からお金の使い方を見直す方法もあります。

今回は、その節約とは違った観点からお金の使い方を見直す方法を3つのステップにして書いてみたいと思います。

「1杯500円の コーヒー診断」 で自分の嗜好と価値観を知る

Step 1:「価格」と「価値」は違うことを知る

節約とは違った観点でお金の使い方を見直すためには、まず第1に「価格」と「価値」との違いを知ることです。

「価格」:物やサービスが売られている実際の「値段」

「価値」:1人1人が感じる物やサービスの「値打ち」

同じ「値段」でもその「値打ち」については、人によって受け取り方が違います。

この「値段」と「値打ち」とを区別することが、お金の使い方を見直すポイントです。

この値段と値打ちを用いた考え方を整理すると次の通りです。

物やサービスの値段 > 物やサービスの値打ち = 悪いお金の使い方

物やサービスの値段 < 物やサービスの値打ち = よいお金の使い方


Step 2: 自分の嗜好や価値観を知る

次に必要なのは、自分がどのようなものに「価値」を感じるかを知ることです。

言い換えれば、自分の嗜好や価値観を知ることです。

これを心理学的なワークにより知る方法もありますが、日常生活において知る方法もあります。

日々の生活で個々の商品やサービスを見た際に、自分がどのように感じるかを意識することです。

例えば、カフェに入った時に、コーヒーの1杯の「価格」が500円だったとします。

コーヒーが好きではない人には「高い」と感じられるはずです。

一方で、コーヒーが好きな人にとっては「安い」と感じられるかもしれません。

このように、

自分が商品やサービスを見て「安い」と感じた時に、なぜそのように思ったのかをメモ

します。

そして、そこから自分にどんな嗜好や価値観があるかを考えてみるのです。

自分の嗜好や価値観を知る作業の具体例

これで1杯500円は、安いでしょ

コーヒーの1杯の「価格」が500円であるのを見て「安い」と感じた場合の理由から、自分の嗜好を探ります。

その理由:
「コーヒーを飲むときの香りや風味が好きだから」

嗜好性:
よい香りのするものが好き
その理由:
リラックスして精神的にも満たされることが自分にとって大事だから

価値観:
リラックスした時間を大切にしたい

このように、自分が「安い」と感じた理由とそこから自分にどのような嗜好や価値観があるかを考えてみると、具体的なものが浮かびあがってきます。

Step 3: 日々の支出が嗜好・価値観に沿ったものか確認

第3に、自分が

日々何にお金を使っているのかをリストアップし、その支出が自分の嗜好や価値観に沿っているかどうかを見直し

てみます。

このようにすることで、自分にとって「値打ち」が感じられない支出を減らすことができ、結果的に節約につながる可能性があります。

先ほどの例で、「リラックスした時間を大切にしたいという価値観」をお持ちの方が、マッサージのためにエステサロンなどに毎月頻繁に通っていたとします。

「500円のコーヒーでもエステサロンで感じているような時間を過ごすことができる」と考えられるのであれば、エステに行く回数を減らすなどして、より少ない支出で自分の価値観を満たせるかもしれません。

「価格」と「価値」との違いを意識してお金を使う

資産運用でお金を増やすことも大事ですが、そのお金もゆくゆくは何かの物やサービスのために使います。

仮に十分に資産を築けたとしても、そのお金の使い方がうまくなければ、幸せな生活を送れません。

資産運用で資産づくりをお考えの方も、すでに行っている方も、日常生活のお金で「価格」と「価値」との違いを意識してお金を使ってみることをやってみてはいかがでしょうか。

この訓練は日々実践していくことが可能ですので、一度こういった観点でお金の使い方を見直してみてください。(執筆者:佐藤 彰)

《佐藤 彰》
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佐藤 彰

佐藤 彰

全国に営業店を構える対面型証券会社とIT系の証券会社に勤務し、2019年4月に独立しました。金融機関在籍時は、主にコンプライアンス部門に所属し、若手社員教育、コンプライアンス研修、投資信託販売のチェックを主に担当していました。金融機関外での金融教育の必要性を実感し、現在は主に投資信託による資産形成を支援するファイナンシャルプランナーとして活動しています。コーチ資格も保有しており、投資と心理にも着目した情報発信をしています。 <保有資格>AFP、米国CTI認定プロフェッショナルコーチCPCC 寄稿者にメッセージを送る

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