貯蓄を始めるには1年間に貯蓄する目標金額を設定しその12等分の金額を毎月貯めていくことが1番手っ取り早い方法ですが、

「月々の目標金額を貯蓄できるはずなのになぜか貯められない」

という方が多いと思います。

そのような方におすすめの定期預金と銀行口座(以下 口座)の使い方について紹介します。

定期預金をするメリット

貯蓄をする際に最も気を付けなければいけないのは、

貯蓄を引き出すこと

です。

そこで、簡単には引き出せない工夫として利用するとよいのが定期預金です。

貯蓄を一定期間引き出せなかったり、引き出す(解約する)のに手間が発生するため、手を付けづらくなるのです。

また、定期預金には他にも以下のようなメリットがあります。

すぐ使う予定はないけれど、将来のために必要なお金を預けておくのにも適しています

・ 普通預金よりも金利が高い

・ 元本割れのリスクがなく預けた金額が返ってくる

・ 預金保険制度の対象で金融機関が万が一破綻した場合も1,000万円まで保護の対象となる

・ 目的別に分けて管理できる

定期預金のシミュレーション

≪画像元:オリックス銀行

おすすめの定期預金

定期預金の中でも特におすすめしたいのが「積立定期預金」です。

毎月決まった指定日に預貯金口座から一定金額を自動的に貯蓄します。

貯蓄する目標金額にむけて毎月少額からコツコツ貯めることができるので、合計金額から目標に向かって進んでいることが実感でき楽しく続けられます。

イオン銀行の積立定期

≪画像元:イオン銀行

途中解約できる定期預金

人間ダメと言われるとやりたくなってしまいますし、困った状況になれば定期預金も引き出したくなる時があります。

そこで、途中解約してもよい定期預金を作ることをおすすめします。

私は解約してもよい定期預金として

・ 緊急出費用:夏ボーナス
・ 娯楽用:夏ボーナス
・ 将来用:月々の給料 + 冬ボーナス

と合計3つに分けて貯蓄しています。

途中解約のデメリット

・ 利息の利率が下がる

・ 預けた特定の金額がまるまる解約され普通口座に戻されるため引き出しやすくなり使うリスクが高まる
 
基本的には定期解約しても手数料が取られる事はなく元本割れのリスクはありませんので大きなデメリットはない認識です。
  
ただ、デリバティブ(価格が変動するような通貨や株など)が加わるような商品ですと、中途解約できず元本割れする恐れがありますので注意が必要です。

口座を分けるメリット

貯蓄するにあたり、定期預金と合わせて取り組みたいのが口座を分けて利用するということです。

口座を使い分けるメリットは次の通りです。

・ 入金用、出費用、貯蓄用と目的別にすると内容を単純に把握しやすい。

・ 貯蓄用の口座を家に留守番させておけば無駄に使うことを防げる。

・ 使用頻度の高いメインバンクを手数料無料等のサービスが受けられるものにしておけばそれだけで手数料がうく。

利用頻度の高いメインバンクに貯蓄をしていると貯蓄を引き出してしまう可能性が高くなるためメインバングとは分けて貯蓄用の口座を持ち、持ち歩かないようにします

どの口座をどのように活用するか、各銀行の特徴を考えつつ用途別に明確に割り振りを決めるとよいでしょう。

実際の口座の使い方と選び方のポイント

実際の口座の使い方と選び方のポイント

出費よりも先に貯蓄を確保しておくことが最も重要です。

給料日を想定して実際の各口座の使用方法についてみていきましょう。

1. 入金用の口座

給料日の入金先や各種入金はこちらにまとめます。

入金された金額は月1回(例えば給料日)全てを引き出します。

2. 貯蓄用の口座

入金用の口座から出費(支払い)額を差し引く前に貯蓄額をこちらに入金します。

手残りが少ないと分かると貯蓄額を減らすことを考える傾向が強くなるため、その対策です。

希望の定期預金がつくれる口座を選びましょう。

また、入金用の口座から自動的に貯蓄用の口座へ入金してくれるサービスを提供している銀行もあるので、うまく活用すると毎月入金する手間を省くことができます。

3. 出費用の口座

入金額から貯蓄金額を差し引いた残りの金額は全てこちらに入金します。

振込が必要な支払いや生活費も全てこちらで管理します。

振込手数料が無料の特典のある銀行がよいでしょう。

振込先を間違えてもキャンセルしやすいかどうかもポイントです。

また、普段持ち歩くことが多くなるため、ATM利用手数料が無料であったりコンビニATMで使用できるなどのメリットがある銀行がおすすめです。

出費用の口座以外は月に1度しか使用しません

ATM手数料や管理する時間を省くことができるからです。

無理せず貯蓄を楽しむ

貯蓄ときくと、「頑張らなきゃ!」「我慢しなきゃ!」と思い無理すると続ける事が難しくなります。

自分の楽しみも作りつつ、考えずに貯蓄する仕組み作りをしていきましょう。(執筆者:神春 廣)