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「汚れてしまっているお金」回ってきたことありますか
キャッシュレス決済が進んでいますが個人間ではまだまだ現金のやりとりが多いと思います。
その中で「汚れてしまっているお金」がたまに手元に回ってくることがあります。

「汚れたお金」と言っても不法行為をして得たお金という意味ではなく、文字通り紙幣や硬貨そのものが汚れているものという意味です。
紙幣で言えばしみや汚れがついていたり、しわや折り目が多かったり、端や折り目の一部が切れていたりするもの、硬貨で言えば文字、模様が見えづらいほど汚れていたり、かびやさびなどが見られるものです。
日本銀行では以下の基準を満たすものについては同額の引換えを行っています。
(1) 銀行券(紙幣)
額面の3分の2以上が残存するもの(表裏の両面が具備されているもの)
(2) 貨幣(硬貨)(金貨以外)
量目の2分の1を超えるもの(模様の認識ができるもの。ただし、災害その他やむを得ない事由により量目が減少した貨幣については、模様の認識ができれば量目の2分の1以下でも可)
つまり少々汚れていてもお金の価値は変わりません。
銀行で紙幣を交換する場合
汚れたお金は誰でも自分の手元に置きたくないので早く手放してしまいたいと思ってしまいますが注意が必要です。
銀行では一定の枚数以上の紙幣や硬貨の両替や入金に手数料がかかります。
手数料無料の範囲で、交換するのがいいと思います。

汚れたままのお金のやりとり
買い物のお釣りなどに汚れたお金が混じっていた場合少しは気になりますが「仕方のないもの」とあまり気にならないと思います。
しかし、知っている方から何かの支払いや立替金の精算などで汚れたお金を受け取ったらどうでしょうか。

その渡された人に対してちょっといやな感情を抱いてしまうのではないでしょうか。
お金が足りないとか相手が悪気を持っている訳ではありませんが、自然にそういう感情がわいてしまう方が多いと思います。
知っている方から汚れたお金を渡されるとどうしてもそのお金の汚れたイメージがその相手に対するイメージに結びつきやすいのかと思います。
渡す人は特に意識していないかもしれませんが、相手からこのように思われてしまっては「お金の価値」が減っているとも言えます。
結婚式のお祝い金のように新札を用意するほどのことではありませんが、お金を人に渡す際には気をつけたいものです。
また、同時にお金はできるだけ最少枚数でお釣りのないように渡さないと同様に「価値を減らしてしまう」場合がありますので気をつけましょう。(執筆者:犬山 忠宏)