Amazonが行っている送料無料のお試しサービス「プライム・ワードローブ」をご存じでしょうか。
プライム会員なら洋服や靴、バッグなどを試着してから購入を決めることができる便利なサービスです。
筆者が使ってみてわかったことや注意点をご紹介します。

目次
プライム・ワードローブ注文の流れ
対象商品の探し方
普段の買い物同様、試したい商品を2個以上最大6個までを専用カートに入れます。
しかし全てのファッションアイテムではなく、試せるのは対象商品のみとなっています。
プライム・ワードローブの対象商品の探し方は2通りあります。
1. カテゴリー検索時「prime wardrobe」にチェックを入れます。
すると選択したカテゴリー内でプライム・ワードローブ対象商品のみが表示されます。

2. プライム・ワードローブのページから選ぶ
Amazonファッションのトップページから、プライム・ワードローブのページへ行くことができます。

専用カートで点数と金額をチェックできる
サイズや色を指定したら、購入ボタンではなくプライム・ワードローブのカートに入れます。

カートの中身はこうなります。
あと何点追加できるかわかるようになっています。

2個以上、6個まで選んだら決済方法と住所等を確認し発送手続き完了です。
この時点では商品の支払いは発生していません。
手続き完了画面にはお届け予定日が表示されますのでチェックしておきましょう。
4日後に到着しました
今回は手続き完了して4日後に到着しました。
子ども靴を3足頼みました。

到着したらすぐに試着します。
試着時の注意点は3つ。
(2) 臭いや汚れなどをつけると返品できない可能性があるので注意
(3) 返却時に使うので段ボールもそのまま保管する
商品は店頭で試着するように丁寧に扱いましょう。
到着した翌日から7日間の間に買うか返却するか決めて、手続きが必要です。
7日を過ぎても返送手続きがない場合は全て購入とみなされ、決済処理が行われます。
返送の仕方
買わない商品は到着時のように丁寧に箱に戻します。
段ボールに入れるものは
(1) 返品したい商品
(2) 返送時に必要と書かれた用紙
この2点だけです。
宛名表は同封されていますので、貼り付けるだけです。

さてここからが重要なのですが、Amazonのマイページに行き、返品手続きの操作を行います。
商品ごとに購入か返却かを選択します。

この操作を行ってから段ボールをコンビニへ持ち込むか、配送業者の方に取りに来てもらいましょう。
返却処理が済むと同時に支払いも発生する
Amazon側に商品が到着し、手続きした内容と一致していたら一連の作業は完了です。
手元にある商品の分だけ決済処理が行われます。
実際に使って分かったこと3つ
専用段ボールが大きく持ち運びは両手が必要

プライム・ワードローブは専用の段ボールで届きます。
返送時にはこの段ボールにいれるのですがこの段ボールのサイズが大きいのです。
幅51cm、高さ32cm、奥行き36cmです。
室内にあると場所を取るし、持っていくにも両手で抱えないと大きくて持てません。
到着した翌日から7日間のスケジュールを確認しておく
プライム・ワードローブは、到着してから7日間たつと購入とみなされ、自動的に支払い処理が行われます。
買わないと決めた商品はすぐに返却したほうが良いのですが、問題は段ボールの大きさです。
片手で持てませんので、できれば雨の日は避けたいです。
両手でコンビニに持ち込む時間を捻出できるか、配送業者に取りにきてもらう余裕があるか等、返却手続きの確保が必要です。
対象商品はブランドや大手通販が多い印象
Amazonのファッション用品は数多く登録されていますが、プライム・ワードローブの対象商品は有名なブランドやメーカー、大手通販会社の商品が多いと感じました。
このプライム・ワードローブはサービス開始からまだ1年ほどしかたっていませんので、対象商品の拡大は今後期待したいところです。
子供の靴選びに最適
休日の子ども靴売り場は混んでいることが多く、複数の靴をサイズ違いで出してもらうと時間がかかります。
子ども自身が待ちくたびれて適当に選んでしまい、すぐに足が痛くなることも過去には経験しました。
今回は送料(関東県内120cm以内で1,600円ほど)が無料な上、待ち時間もなく室内でじっくり履き比べができました。
リリース時は8点まで取り寄せOKとなっていましたが現在は6点までになっていますのでご注意ください。

無駄使いを減らせます
プライム・ワードローブはネット上のカートをそのまま自宅に持ってきたような仕組みです。
送料を気にしないでかごの中身を自宅で試してから購入するかどうか決められます。
買ったけどやっぱり使わなかったという無駄使いを減らすことができるのではないでしょうか。
プライム会員の方もちろん、プライムを試したことがない方は初月1か月間は会費無料ですのでこの機にトライしてみてはいかがでしょうか。(執筆者:田中 よしえ)