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【12/9~米国株式取引手数料】DMM.com証券が「完全無料化」! 米国ネット証券会社の手数料無料との違い

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【12/9~米国株式取引手数料】DMM.com証券が「完全無料化」! 米国ネット証券会社の手数料無料との違い

DMM.comが米国株取引の手数料一切無料へ

DMM米国株式取引手数料0円

≪画像元:DMM

DMM.comが米国株取引の手数料を完全に無料にするという発表をしました。

最低手数料値下げではなく最高手数料までも撤廃し完全な無料取引の環境を提供すると公式に発表され話題になっています。

2019年の12月9日の現地約定分から完全手数料無料になります。

2019年は米国株の取引手数料の値下げ合戦が繰り広げられた年でした。

大手ネット証券が最低手数料を次々に値下げし「最低手数料0円」と横並びになりましたが、年末にDMM.com証券が上限手数料まで含めた完全無料を発表しました。

とうとう日本で米国株の取引手数料完全無料が実現しました。

大手ネット証券の

・ SBI証券
・ 楽天証券
・ マネックス証券

最低取引手数料を撤廃しました。

しかしDMM.com証券は最低手数料のみならず完全な手数料撤廃に踏みきったことで話題になっているのです。

米国本土のネット証券の中にはロビンフッド、Firstradeなど取引手数料無料に踏み切るところはありましたが、日本ではDMM.com証券がはじめてです。

米国のネット証券での手数料無料との違い

為替手数料 片道25銭

DMM.comは米国株の取引手数料無料に踏みきりましたが、ロビンフッドやFirstradeの完全無料とは少し話が異なります。

理由は、DMM.comの米国株取引が円貨決済取引のみだからです。

米国株を買うには、現地通貨を用意する必要があります。

DMM.com証券では、米国株取引の取次をする際に為替手数料が片道で25銭かかります(公式ページに書かれている50銭は往復の合計)。

つまり取引や配当金の受け取りごとに為替手数料が発生します。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券のようにドル決済ができないため、取引があるごとに為替手数料がかかるということです。

しかし、3社のネット証券は最低取引手数料は撤廃されているものの片道0.45%の手数料がかかります。

そのため

他社の外貨決済に比べると円貨決済のみで為替手数料が毎回発生するため必ず他社より安くなるとも限りません

それでも為替手数料のみで米国株取引が可能になったことを考えると思い切った試みです。

DMM.comの米国株の取扱銘柄は少なめだが今後期待に期待

DMM.comの米国株取扱銘柄数は、2019年12月現在、ETFやADRを併せて900銘柄を上回る程度です。

ネット証券の中には3,000を超える銘柄を取り扱っている証券会社もあるため取扱銘柄数に関しては今後に期待です。

ただし代表的な銘柄はDMM.comでそろうため、大型株や有名銘柄を中心に取り引きをする場合には現状でも十分かもしれません。

手数料革命には今後も注目

手数料革命や~

DMM.com証券が米国株取引手数料の撤廃に踏み切りました。

円貨決済で為替手数料が取引ごとに毎回かかるため外貨決済で取引できる他社と比べ、必ず為替手数料を含めてトータルで最安値にならないこともあります。

それでもDMM.com証券の米国株取引手数料の引き下げは大きなインパクトがありました。

為替手数料だけで取引が成立するというのは昔では考えられないことでした。

他社が今後、どのように動くか注目です。(執筆者:田守 正彦)

《田守 正彦》
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田守 正彦

田守 正彦

フリーランスのWEBライター。教育機関やバンコクの大学で働く傍、海外投資に興味をもち20代の頃から香港やアメリカの証券口座に直接行き、口座を開いて実際に取引をしていました。得意分野は投資・教育・旅行・新しい働き方です。新しい分野にも積極的に挑戦しています。 寄稿者にメッセージを送る

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