「住宅費用はいくらぐらいを想定していますか?」

私が金融機関で働いていた時、住宅建設予定(まだ、ハウスメーカーや工務店などを回っていない方)のお客様にお聞きして、意外に個人差がでるのがこの質問です。

夫婦間でも差があるのでビックリした覚えがあります。

ただし、よくよくご夫婦でご相談いただくと、地域によって多少の差はありますが、大体の方が平均的な相場内に収まっておられるような気がします。

そこで今回は、住宅費用について取り上げます。

住宅の購入資金、リフォーム資金

住宅の購入資金、リフォーム資金

購入資金、リフォーム資金

≪画像元:国土交通省 住宅局 平成30年度住宅市場動向調査報告書(pdf)≫

購入資金

・ 土地を購入した注文住宅新築世帯… 平均3,971万円

・ 建て替え世帯… 平均3,491万円

・ 分譲戸建住宅の取得世帯… 平均3,933万円

・ 分譲マンションの取得世帯… 平均4,577万円

・ 中古戸建住宅の取得世帯… 平均2,814万円

・ 中古マンションの取得世帯… 平均2,819万円

となっています。

また、リフォーム資金は平均241万円です。

自己資金比率

借入せずに自分で調達した資金(=自己資金)の割合をみると、

・ 土地を購入した注文住宅新築世帯… 31.2%

・ 建て替え 世帯… 64.2%

・ 分譲戸建住宅の取得世帯… 21.8%

・ 分譲マンションの取得世帯… 34.1%

・ 中古戸建住宅ンの取得世帯… 36.5%

・ 中古マンションの取得世帯… 42.2%

となっています。

リフォーム住宅世帯では84.5%です。

注文住宅の調査地域は全国、その他住宅は三大都市圏での調査となります。

住宅にかかる諸費用について

住宅諸経費はけっこうかかる

土地・建物以外に発生する費用です。

銀行窓口などで相談した際は、話に出てくるかもしれませんが、工務店などの見積書には記載されていない場合があります。

私も昨年新築の住宅を購入したのですが、購入した際、工務店の見積書には記載されていませんでした。

一般的に100万~200万円程度の諸費用がかかると言われいます。

借換時も、新規ほどではありませんが、諸費用が発生します。

具体的にどんな費用がかかるのか取り上げてみましょう。

売買契約時

(1) 印紙代

住宅ローン申込時の金銭消費貸借契約書に貼付します

500万円を超え1,000万円以下… 1万円

1,000万円を超え5,000万円以下… 2万円

詳しくは、国税庁のホームページで確認できます。

決済・引き渡し時(税金等)

(1) 登記費用

土地や建物の権利関係などを社会に公示するため、証明書作成や手続き(司法書士が行う)に必要な費用で、数十万円程度必要です。

(2) 固定資産税

(3) 不動産取得税

決済・引き渡し時(ローン・保険料等)

(1) 保証料

銀行が契約する保証会社に支払われる費用です。借入額の約2%となります(各銀行によって違います)。

保証料は毎月の返済額に含まれる(内枠方式の)金融機関もあります。

ネット銀行では保証料が無料のものもありますが、事務手数料が高く設定されていることが多いので、保証料と事務手数料を込みで比較計算し検討してください。

(2) 事務手数料

銀行に支払う事務手数料で、各銀行によって金額は違います。

(3) 火災保険料

リスクに備え、加入することをお勧めします。

我が家では10年一括払いで費用を抑えました

(4) 地震保険料

我が家では5年一括払いで契約しました。

(5) その他

・ 水道負担金

・ 引っ越し費用

時期や曜日を選定すると安くなります。数社で見積もりを取ることも大切です。

・家具・家電購入費用

カーテン
間接照明
ダイニングテーブルや椅子
冷蔵庫
洗濯機
テレビなど

家具や家電などは、1個当たり数十万円程度かかるものも欲しくなるので事前にリストアップし、家族で話し合いながら予算を決めておくことをお勧めします

あまりかつかつに予算を組んでいると、日々の生活にも支障がでてしまします。

余裕のある資金繰りを行い、ゆとりある生活を楽しんでください。(執筆者:馬淵 良子)