大型家電を買い替える場合には出費が大きくなるため、商品を選ぶ判断材料として価格を重視してしまいますが、保証内容もまた大切な要素です。

「安物買いの銭失い」になってしまっては、元も子もありません。

最近は、家電をネットで購入するほうが比較的安く手に入ります。

しかしわが家では、長く使用する大型家電は、必ず名の通った大型家電量販店の実店舗で購入するようにしています。

本日は、家電を大型家電量販店で購入するメリットと少しでも安く家電を購入する交渉術についてお伝えします。

通販で大型家電を購入しない理由

わが家で、大型家電を名の通った大型家電量販店で購入する理由はズバリ「保証」と「対応の手厚さ」です。

通販会社の商品価格は比較的安価です。

しかし、商品を購入するにあたり重要な次の内容がカタログに明記されていないことが多く、別ページを探さなければ詳細を確認できないことがほとんどです。

・ メーカー保証の詳細

・ 壊れた場合にどのように対応したらいいのか

・ 返品が可能かどうか

・ 初期不良の場合はメーカー・店舗どちらがどのように対応してくれるのか

各通販会社は独自の保証を出しているところが多く、商品価格+αで保証をつけることができます。

この保証内容も詳細に確認が必要です。

例えば、

5年保証にしたとしても、保証限度金額が1年単位で30%減少して、5年目にはほぼ実費で修理しなければならない

などということもあるからです。

通販会社の中にはメールのみの連絡受付、または電話・メールを送ってもなかなか返信が来ないこともあります。

大型家電が故障した場合にも同様の状況だと大変困るだろうなというのが私の印象です。

その点、有名大型家電量販店であれば、その日に連絡がとれないといった状況はないに等しく、対応もとても丁寧です。

店舗や商品によっては無料で延長保証をつけてくれて、保証内容なども詳細に説明してくれます。

仮に家電が故障した場合に、状況に応じて人員を派遣してくれるなど購入者に寄り沿った回答を返す努力をしてくれます。

そのため、調べものが得意ではない人や心配性な人には、大型家電量販店での購入をおすすめします。

最安値を把握する

大型家電量販店での購入の前に、お目当ての商品の最安値をチェックしておきましょう。

最安値を把握するには、価格.comで確認するのが最も手っ取り早い方法です。

価格.comの商品ページで確認すべきは「価格推移グラフ」です。

1か月、3か月、1年、2年の最安値と平均価格を確認できるため、このグラフから最低でも3か月間の最安値を確認しておきます。

価格推移グラフ

≪画像元:価格コム

商品ページ

≪画像元:価格コム

店舗の回り方と交渉術

ここからは最安値で購入するために、どのように行動し話したらよいのかお伝えしていきます。

家電量販店での 「5ステップ交渉術」

Step1 :入る店舗を決める

まずは商品を探す店舗の目星をつけます。

有名大型家電量販店なので、主に次のような店舗を回ります。

・ ビックカメラ(またはコジマ × ビックカメラ)

・ ヤマダ電機

・ ヨドバシカメラ

・ ケーズデンキ

・ ノジマ

Step2:店員と会話する

目当ての家電があるか店内を探します。

目当ての家電を見つけた後に、少しはなれたところにいる店員にこう尋ねましょう。

「〇〇(目当ての家電名)はどこですか」

もしくは

「〇〇(目当ての家電名)の商品は、これで間違いないでしょうか」

これで店員と少し話すきっかけをつくります。

対応が微妙な場合にも別の店員に価格確認できるのでおすすめです。

Step3:店員へ価格の確認を行う

その後、店員に次の内容を直接確認します。

「この商品を購入希望なのですが、お値段はどのくらいまで下がりそうでしょうか」

購入希望だと伝えるとほぼ最低価格を教えてくれます

それでも希望価格に近い返事がなかった場合には、リサーチした希望価格を伝えてさらに下がらないか交渉します。

また、次の点も確認するとその後の参考になります。

・ モデルチェンジ(型落ちがでてくる時期)はいつ頃か

・ 〇〇機能(希望の機能)が付いているおすすめ商品はないか

近々で新作が出るのであれば、それ以降の時期に現行モデルが型落ち製品として安くなる傾向にあります。

また、家電のプロに相談することでリサーチ外の良い製品に巡り合えることが稀にあります。

Step3:名刺をもらう

希望価格まで下がった場合には、この段階で購入します。

希望価格から遠い場合や他の店舗も回りたい場合には、店員に次の対応をお願いしましょう。

名刺に商品番号と価格(最安値)を記入してもらう

ただし、これは必須ではありません。

以前は、頂いた名刺を見せて他店で価格交渉する方法が有効でしたが、現在は自社以外の店の商品価格まで簡単に分かるため名刺をもらう大きなメリットはありません。

自分のメモ代わりに活用するとよいでしょう。

Step4:他の店舗を回る

他の店舗を回る場合には、次のように別会社に行くことをおすすめします。

○ 家電量販店A店 → 家電量販店B店

× 家電量販店A店〇〇支店 → 家電量販店A店△△支店

1日で10店舗以上の家電量販店を回ったことがあるのですが、同じグループ内の最安値が同一だったので無駄足でした。

Step5:繰り返す

Step1~5を繰り返し、希望価格に近い値段で商品を売ってくれる店舗を探します。

手間はかかりますが、回っている間に製品の平均相場や安くなる時期などがわかってくるため、「今購入すべきか」、「いつ購入すると安いのか」を判断できます。

また、店員に確認したおすすめ商品からどの機能を妥協すれば希望価格で買えるのかも分かるようになるため、無駄足に終わることはありません。

わが家の成功例

わが家では大型家電をこのような方法で、洗濯機を7万円ほど安く購入しました。

その他の家電もほぼ価格.comの最安値に近い価格で購入できています。

価格交渉が全てうまくいくわけではなく、店舗によっては消耗品などのオプションプレゼントで相殺してくれることもあります。

最初は店員と会話することに勇気がいるかもしれませんが、話し始めると意外と楽しく会話できるものです。

さらに価格も下がるので交渉だけでもぜひ試してみてください。(執筆者:神春 廣)