節約となると、どうしてもメインで動くのは「母親」になってしまうのではないでしょうか。

しかし、家族のレジャー費、教育費、住宅資金、老後の生活費と本来節約というのは家族みんなに関わるものです。

実は、節約を家族でするいことにより、家族の共通目標を持てるよさがあるのです。

今回は、家族の節約に対する意識を変える方法や役割分担による効率的な節約術を紹介します。

節約を話し合う

家族のお金に対する意識を変える「3つのルール」

お金に対して家族で話し合う機会を作ったり、実情を話すことで意識が変わってくることが多いにあります。

ルール1. 共通の目標を作り共有し合う

みんなで「何を」するためにお金を貯めるのか、まずは共通の目標を持つことが大切です。

共通目標がない場合でも大丈夫です。

それぞれ何のためにお金を貯めたいのかなど個人の目標を立てるのでもかまいません。

例えば、子どもが新しいスマホ、洋服などが欲しいとします。

欲しい物の金額と日々のお小遣いだとどれくらい貯められるか

どんな節約をすれば目標金額に到達するか

話し合う場を持ちましょう。

なんとなくだった「買い物」と「お金」の関係を子どもたちが学ぶ機会にもなります

ルール2. 月に1度家族会議をする

決めた目標に対して途中経過などを確認する場を設けてみましょう

その時に役立つのがホワイトボードです。

ホワイトボードを導入することで目標などを可視化することができます。

会社などで使われるような大きなものは必要ありません。

ネットなどで小さくて手頃なお値段のものが売られています。

また、家族会議の進行はぜひ交代制にしてみましょう。

親だけが行うのではなく子どもにも任せてみてください。

会議の参加者の1人であることを子ども自身が認識する場となり当事者意識を育むことができます。

ルール3. 家計の実態を家族全員が把握する

父親、母親の年収、現在の貯金や借金など、家計について実はきちんと把握していないというご家庭は多いのではないでしょうか。

子どもの塾代、学費を子ども自身も把握して家族全員で家庭内のお金の情報を共有しましょう。

少しためらうこともあるかもしれませんが、お金がないことよりもみんながどんぶり勘定でいる、誰か1人に任せきりでいる方が危険です。

実態が見えていないままでは必要な時に必要なお金を用意できなくなってしまいます

問題点を把握してみんなで改善していきましょう。

家族で取り組む節約術「4つのルール」

節約は家族で取り組む

家族それぞれが意識して取り組む問題を意識しましょう。

ルール1. 固定費を見直す

節約と聞くとまずは食費を切り詰めることを想像するかと思います。

しかし、その結果、朝はパンひとつだけ、お昼は手作りのおにぎりのみ、野菜の少ない夕食…こういった食生活では栄養が偏り、最悪の場合には病気になってしまうこともあります。

いきすぎた食費の節約は健康を害することにもなり兼ねません

食費などの「変動費」ではなく携帯電話などの「固定費」の見直し

をおすすめします。

例えば、携帯電話の利用料は格安SIMに変えることで大幅な節約が可能です。

ルール2. 見栄をやめる

家族全員で節約に取り組むことは、価値あるお金の使い方を家族全員で考えることでもあります。

人に自慢できるような暮らしとは言えなくても家族が幸せであることが最も大切です。

SNSなどで優雅な暮らしを目にすることもあるかと思いますが、他の家庭と比べて小さな見栄を張るよりも、家族全員が楽しめる部分にお金を使う方が節約中であっても幸福度は高くなるのではないでしょうか。

ルール3. 家計簿をつける

家計簿は日々のお金の支出を記述する以外に、先ほど紹介した家族会議の内容をその都度まとめておくのにも便利です。

節約を実践しながら毎月のお金の支出を確認していきましょう。

パソコンやスマホなどで記録するのもよいですし、ノートでもかまいません

継続しやすい方法で家計簿をつけてみてください。

ルール4. まずは小さな目標を立てる

目標金額には、

いきなり大きな額にはせずに外食費やレジャー費など直近で実現可能なものを設定

しましょう。

小さな成功体験を積むことで

・「貯金ができる」という自信になる

・ 良かったこと、改善すべきことを見つけられる

からです。

小さな目標達成を繰り返していくなかで、ご家庭に合った節約方法も見つかります。

お金以上に得られるもの

節約と聞くと「我慢」というイメージがあるかもしれませんが、家族みんなで楽しい暮らしを実現するための手段ともいえます。

なにより、節約を通して家族の共通目標を持つことで、みんなの絆を深められるでしょう。

学校では学ぶことの少ない子どもの金銭感覚を育てる場として活かすことも可能です。

考え方を変えることが節約成功への第1歩です。(執筆者:和田 理子)