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ガラケー向け電子マネーサービスが続々と終了 4つの対策案を紹介

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ガラケー向け電子マネーサービスが続々と終了 4つの対策案を紹介

フィーチャーフォン(ガラケー)を使っている人、結構多いですよね。

ガラケーからスマホへの流れは止めようもなく、ガラケー向けの電子マネーサービスも続々と終了しています。

今回は、主な電子マネーのガラケー向けサービスへの対応状況と、利用者の対策を紹介しましょう。

主なガラケー向け電子マネーサービスの状況

【QUICPayモバイル】2020年3月24日~12月1日に終了

【QUICPayモバイル】2020年3月24日~12月1日に終了

≪画像元:JCB

後払い式電子マネー「QUICPayモバイル」、そのガラケー向けサービスが2020年3月24日~12月1日にかけて終了します。

終了時期に幅があるのは、通信事業者やサービスの種類によって時期が異なるためです。

3月24日にはソフトバンクの「S!アプリ」、12月1日にはドコモのガラケー向けサービスが終了します。

ダウンロード済みのアプリについては、有効期限(紐付しているクレジットカードの有効期限と同じ)到来まで利用可能です。

【iD】2019年2月26日に終了

【iD】2019年2月26日に終了

≪画像元:三井住友カード

後払い式電子マネー「iD」、そのガラケー向けサービスが2019年2月26日に終了しました。

不便にはなるものの、サービス終了後も紐付したクレジットカードの有効期限までは引き続き利用可能です。

【モバイルSuica】2020年2月25日~12月22日に終了

【モバイルSuica】2020年2月25日~12月22日に終了

≪画像元:JR東日本

2020年2月25日をもって多くのガラケーでサービスを終了した「モバイルSuica」、12月22日は残りのガラケーでもサービス終了となる予定です。

・ 電子マネーでの鉄道利用・買物

・ レジ・チャージ専用機による現金チャージ

・ 定期券利用(定期券の有効期限まで)

・ モバイルSuica特急券(受取済みチケットによる新幹線利用)

・ オートチャージ(登録しているビューカードの有効期限到来まで)

以外のログインを伴うサービスは、サービス終了とともに利用できません。

上記以外のサービスは、引き続き利用できます

【nanacoモバイル】2020年8月31日に終了

【nanacoモバイル】2020年8月31日に終了

≪画像元:nanaco

電子マネー「nanaco」のガラケー向けサービスが、2020年8月31日に終了します。

・ nanaco残高での支払い

・ レジなどを使った現金チャージ・残高確認・ポイントから残高への交換

以外のサービスは、9月1日以降は利用できません

【楽天Edy】2020年3月18日に終了

【楽天Edy】2020年3月18日に終了

≪画像元:楽天≫

電子マネー「楽天Edy」のガラケー向けアプリは、2020年3月18日に以下のサービスを終了しました。

・ クレジットチャージ
・ 楽天IDでのチャージ
・ 銀行口座からのチャージ
・ Edyの受け取り
・ Edyでポイント(新規・変更・解除登録)
・ ユーザー情報登録(新規・変更・削除登録)
・ 楽天Edyオンライン(機種変更)
・ お預けサービス
・ MobileEdy決済(オンライン)

なお、以下のサービスは引き続き利用可能です。

・ コンビニでレジでの現金チャージ・現金入金機でのチャージ

・ チャージ済みEdy残高の利用

・ 設定中のポイント/マイルを貯める

・ ポイント/マイルの交換、キャンペーン賞品などで付与されるEdyの受取

【モバイルWAON】2018年11月20日に終了

【モバイルWAON】2018年11月20日に終了

≪画像元:WAON

電子マネー「WAON」のガラケー向けアプリは、2018年11月20日に以下のサービスを終了しました。

・ 新規発行
・ 利用履歴照会
・ オートチャージの設定変更
・ クレジットチャージ
・ センター預かりポイントのチャージ
・ ポイントチャージ
・ お客様情報の変更
・ パスワード変更
・ 利用可能残高・チャージ限度額変更
・ 機種変更

なお、上記サービスの一部もWAONステーション・イオン銀行ATMで引き続き利用でき、以下のサービスは引き続き利用可能です。

・ 支払い
・ 残高照会
・ 現金チャージ
・ オートチャージ

ガラケー向けサービス終了への対策

ガラケー向けサービス終了への対策としては、以下の4つが考えられます。

それぞれのメリット・デメリットを紹介しましょう。

対策案1:スマホに変更する

最も手っ取り早いのは、スマホにすることです。

ただし、ガラケー向けサービスが終了している場合は、ガラケーからスマホへの機種変更をして、電子マネー情報をそのまま移せません

新規で電子マネー情報を発行することになります。

スマホで電子マネーを利用するには「おサイフケータイ」を搭載している必要があり、一部格安スマホでは未搭載です。

今までガラケーを愛用していた人には、スマホへの乗り換えはハードルも結構高く、大変かもしれません。

対策案2:カードタイプにする

モバイルにこだわらないのであれば、カードタイプにするのもいいでしょう。

どの電子マネーもカードタイプを用意しており、そちらの方が使いやすいかもしれません。

ただし、複数の電子マネーカードを入れると財布が膨らんでしまうので、ある程度カードの取捨選択が必要です。

QUICPayのようにカードタイプにとどまらず、キーホルダータイプなどを用意している電子マネーもありますので、そちらを利用するのもいいでしょう。

カードタイプはオンラインでのチャージなどができないので、何かと足を運ぶ必要性が出てきます

対策案3:ガラケーを使い続ける

どうしてもスマホは嫌だという方は、ガラケーをそのまま使い続けるという手もあります。

コンビニのレジやチャージ機を使って現金チャージもできますし、もちろん支払いも可能です。

ただし、大幅に不便になることは覚悟してください。

「ガラホ」にする

「ガラホ」にする

≪画像元:NTTドコモ

「スマホもカードタイプも嫌だ」という方は、「ガラホ」という手もあります。

ガラホの見た目や操作性はガラケーですが、スマホ向けのOS(基本ソフト)を搭載しており、引き続き利用可能な電子マネーも多いです。

ただし、ガラホにいつまで対応してくれるかが分からないので、長期的な戦略とはいえません

どちらの「利便性」をとるかで対策は変わる

ケータイやスマホの中に電子マネーが入っているのは、非常に便利です。

ただし、以下のどちらの「利便性」をとるかによって、ガラケーユーザーのとるべき対策は異なってきます。

・ いつでもどこでも端末からチャージ・登録情報ができる「利便性」

・ 使い慣れた端末を使い続ける「利便性」

前者をとるのであればスマホに乗り換えるのがいいでしょうし、後者をとるのであればガラケーのまま使い続けるかカードタイプにするのがいいでしょう。(執筆者:角野 達仁)

《角野 達仁》
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角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

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