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【子どもの歯列矯正】最低3年で40万円以上の「費用内訳」、「わかったこと3つ」と「こうすればよかったこと」

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【子どもの歯列矯正】最低3年で40万円以上の「費用内訳」、「わかったこと3つ」と「こうすればよかったこと」

ママ友達で集まると子どもの歯列矯正について話題は尽きず「いつ始めればよいのか」という話がよく出ます。

そこで今回は、子どもの歯列矯正についてのタイミングや費用を筆者の経験からお話します。

子どもの歯列矯正

揃っていた乳歯の生え変わりで歯並びが崩れてくる小学生

乳歯の時には奇麗な歯並びでしたが、大人の歯が増えてきた小学3年生くらいから歯並びが悪くなってきました。

そこで4年生で矯正の相談をし、矯正をスタートしました。

始めて3年たった現在では、矯正器具が外れてマウスピースのみの使用です。

矯正をスタートするまでの流れをまとめました。

カウンセリングで検査費用3万円を知る

事前カウンセリングで、矯正の流れと時期を相談すると

・ 事前検査に3万円かかる
・ 基本費用は30万円、その後に検査費用がその都度必要
・ 最初は毎月、その後も2~3か月ごとに検査が必要
・ 2~3年は通う必要がある

ということがわかりました。

「検査しないと詳細はわからない」との前置きはありましたが「おそらく抜歯せず上あごの裏に金具をセットして、上あごを広げる治療になるでしょう」とおおよその方針がわかりました。

参照元:矯正歯科ネット

本人の意思確認が「最重要」

カウンセリングでは、

「虫歯にもなりにくくなるし見た目も奇麗になってよいことがたくさんある。でも歯磨きも練習しなきゃいけないし、しばらくはここに通わなきゃいけない。ちょっと頑張ってほしいけどできるかな?」

と子ども自身に話した後、

「矯正は本人の協力が大切です。本人がやりたくないなら、ちょっと治療は難しい。大人になってからの矯正もできるのでよく相談してください」

とお話しがありました。

その後、成長期の歯列矯正と、大人の歯列矯正の違いなど説明してもらいました

帰宅後に夫にも相談して数日かけて子どもと話しあいました。

見た目もそうですが、親として1番気になるのは虫歯リスクです。

丁寧に磨いても、歯が重なっていると磨きづらいうえに時間がかかります

子どもが「治療しようかな」と言うのを待って「これから親子で通おう」という覚悟のもとで検査を行いました。

ていねいにしなくちゃいけないよ

決意の後に検査代3万円

検査は頭部のレントゲン撮影に歯の型取りなどで1時間程かかりました。

待合室に戻ってきた時には「がんばったね!」と励ましました。

数週間後に治療方針を聞きにいくと、「抜歯は必要なく、矯正装置を1年ほど装着して外した後はマウスピースを使用する」という流れでした。

「現在のあごの発達具合や年齢による今後の理想の発達を促すためにどうすればよいか」など、かなり専門的な話でした。

矯正装置30万円は貯金から捻出

子どもが矯正する場合に30万円は必要だと聞いていたので、幼少期から矯正費用として30万円を貯蓄していました

そうした背景もあり、矯正装置を装着する日に30万円を一括で支払いました。

歯列矯正3年を経験してみて分かったこと3つ

子どもの歯列矯正について、よくママ友達に相談を受けます。

費用や年数はネットで調べれば分かることでも、どこに通えばいいのか、タイミングはいつがよいのかはやはり身近な経験者に聞きたいものです。

私も知り合いに聞きましたし、これから矯正を考える方は、住んでいる地域と年齢が近い人の話が聞けるとよいと思います。

参考までに筆者の経験からお伝えしたいことを3つまとめました。

(1) 痛みついて

「歯列矯正は痛みを伴う」と心配される方もいることでしょう。

これは矯正内容と個人でかなり差があるようです。

我が家の場合には、痛いのは装置を入れた直後や装置を調整した時のみでした。

したがって、矯正装置を入れる日の翌日や口の中の装置を調整した翌日は、子どもが安静にしていてもよいスケジュールにしておくことをおすすめします。

ここで「痛いのは今日だけだよ。歯が動いてくれるからがんばろうね」と声をかけました。

痛みに耐えることができるのは、自分で決心したからこそだと思います。

納得しないままにスタートしたら、痛みで気持ちがなえてしまうことでしょう。

「やるかどうかは本人が決める」という歯科医師の説明に納得です。

(2) 食事について

歯が動いてくると、噛み合わせが変わってきて一時的に奥歯で噛みづらくなることがあります

片方だけで噛んだり、柔らかいものばかり食べる時期がありました。

これも通院時に歯科医師と相談して「しばらくは無理せずに食べられるものを食べる、歯がそろってきたら固いものを食べてあごを動かすように」という細かい指導がありました。

(3) 姿勢について

矯正器具で歯並びを整えても、それをキープするには口周りの筋肉の使い方や姿勢を直す必要がある

ことを知りました。

長期的に奇麗な歯並びで過ごすには、意識的なトレーニングが必要です。

こういった知識は子ども自身の財産になります。

「良い姿勢をしなさい」といっても嫌がられますが、「歯並びが悪くなるよ」と歯科医師に言われたことを伝えましょう

3年後の今、矯正結果と費用の反省点

上手にみがけている

3年目の現在は、就寝時にマウスピースを口に入れて整えた歯並びがずれないようにしています

あと半年ほどで全ての矯正治療が終わる見込みです。

ここで現在までの費用総額を整理しました。

100円以下切り捨てです。

検査費用:3万円
矯正費用:30万円
通院13回分:7万円

現時点で40万円かかっています。

これからあと半年、毎月通うとしたら5,000円 × 6か月でプラス4万円の見込みです。

総額44万で終わる予定です。

貯金するなら50万円にしておけばよかった

矯正費用30万円のほかにも、通院費として継続的に5,000円程かかるのは分かっていたのですが、その月の家計費から出せばよいと思っていました

しかし、その後、塾に通い出したので、思った以上に家計を圧迫しました。

以前なんとなく通わせていた幼児教室の費用を貯蓄に回して、もう少し節約してトータル50万円準備しておけばよかったと思います。


矯正費用は高額です。

子どもが小さいうちに矯正費用の貯蓄を始めましたが、そういったお金がなくても我が子の歯並びが気になったら、とりあえず矯正専門の病院に相談することをおすすめします。

「今治療する、しないのメリットとデメリット、費用総額や支払い方法」などを丁寧に教えてくれる医師が良い先生です。(執筆者:田中 よしえ)

《田中 よしえ》
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田中 よしえ

お金の知識が無さ過ぎて産後にFP資格を取得しました。実践してきたマネー教育や節約方法を失敗も含めてシェアします。小学生から中学生までの3姉妹育児中です。 寄稿者にメッセージを送る

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