※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

携帯大手3社が携帯料金・データ量を救済措置を発表 詳しく解説します

節約・ポイ活 節約・ポイ活
携帯大手3社が携帯料金・データ量を救済措置を発表 詳しく解説します

休校中、動画やゲームに夢中になっている子どもが多いようです。

外出自粛が求められている以上、ある程度は仕方ないですが、そうなると気になるのが携帯料金やスマホのデータ量です。

高額請求が来そうで請求書を見るのが怖く、データ量が底をつくとスマホは使い物になりません

オンライン授業なども開始される可能性があり、料金やデータ量の不安は募るばかりですが、携帯大手3社ではそんな方を対象に特別措置を打ち出しましたので、紹介しましょう。

携帯料金の支払猶予

NTTドコモ・au・ソフトバンクの携帯大手3社では、似たような携帯料金の支払猶予措置を打ち出しています。

支払期限が2020年2月末日以降の料金について、

利用者からの申出があった場合、2020年5月末日まで支払期限を延長する

というものです。

新型コロナウイルスの状況次第では、2020年5月末日以降についても支払期限の延長があるかもしれません。

問い合わせ先

・ NTTドコモ:0800-333-0500(平日9時~17時)

・ au:局番なし157(固定電話からは0077-7-111、いずれも無料で9時~20時)

・ ソフトバンク:0800-170-4535(平日10時~18時)

注意点

クレジットカード払い・口座振替の人は、申出日によっては引き落とされる場合もあります。

利用客からの申出がないと料金は通常通りに請求されますので、まずは電話で問い合わせましょう。

追加データ50GBの無料提供

休校措置で追加データ50GBの無料提供

≪画像元:au

親のテレワークや休校中の子どもによる動画視聴により、スマホのデータ通信量が増えていませんか。

今後はオンライン授業や教育関連コンテンツなどにより、データ通信量がさらに増える可能性が高いです。

契約したデータ通信量を超えてしまうと、いわゆる「ギガ死」の状態となり、通信速度が著しく低下してしまいます。

ギガ死対策として、携帯大手3社では追加データ50GB分の無料提供を実施とのことです。

50GBあるとできること

・ YouTube:47時間(720p)、83時間(480p)

・ Amazon Prime Video:185時間(標準画質)

・ 漫画:333冊

・ Google Play Music:625時間(標準音質)

YouTubeは気を付けたいところですが、それ以外は使い放題といっても過言ではありません。

通常は1GB追加ごとに1,000円かかることを考えれば、5万円分が無料で追加できる計算です。

追加データについて

NTTドコモの1GB追加オプションを利用の場合、1GBずつしか追加できません

オンライン授業など大容量のデータを使いそうな場合は、事前に多めに追加しておくか、都度チャージの必要がない「スピードモード」にするといいでしょう。

auでは、2020年4月1日以降に月間データ容量を超えたために、速度制限がかかった後データチャージした分が無料の対象で、2020年5月以降の繰り越しができません

深夜にデータを追加しても、反映されるのは翌朝となる可能性が高いので注意してください。

さらに、月の後半にデータ追加した場合は1度請求されて、翌月以降の料金から減算となる可能性があります。

対象期間に注意

携帯会社によって、対象期間に以下のような違いがあります。

・ NTTドコモ:4/1~5/30
・ au:4/1~4/30
・ ソフトバンク:4/3~4/30

携帯料金の支払猶予と同様に、新型コロナウイルスの状況次第では、対象期間以降についてもデータ通信量の無料提供があるかもしれません。

契約者・利用者が25歳以下の場合のみ対象

契約者・利用者が25歳以下の場合のみ対象

≪画像元:楽天モバイル

対象となる人は契約者または利用者が25歳以下の人のみです。

「契約者」とは携帯会社と契約をした人で、実際にスマホを使っている人は「利用者」となります。

25歳以下の人が契約者であればもちろん対象ですが、以下のようなケースも対象です。

・ 18歳未満で本人が契約できないため、親が契約者となって子供は利用者となる場合

・ 家族でデータ量をシェアする料金プランに加入していて、25歳以下の人は子回線を使用

利用者として登録するには、利用者の健康保険証・住民基本台帳カードなどが必要となります。

ただし、「親のスマホからテザリングして子どもがゲーム機をインターネット接続する」など、子どもが契約者・利用者のどちらでもないケースでは、50GBの無料提供がありません

テザリングオプションの無料化

テザリングオプションの無料化

≪画像元:NTTドコモ

スマホを親機として、タブレットやゲーム機などの子機に電波を飛ばすことで、子機のインターネット接続を可能にすることを「テザリング」といいます。

携帯大手3社ではオプション扱いとなっていますが、各社とも25歳以下の契約者・利用者を多少として、追加データの無料提供と同じ期間、オプション料金を無料にします。

通常のデザリングオプション料金

・ NTTドコモ:無料

・ au:古い料金プランで月額500円(新しい料金プランでは無料)

・ ソフトバンク:一部料金プランを除き月額500円

月額500円とはいえ、やはり大きいです。

注意点

対象期間中に新たにテザリングオプションに申し込んだ場合、1度請求されたのち、翌月以降の料金から減算となります。

au・ソフトバンクでは料金プランによってオプションが無料・有料と分かれますので、ホームページで確認してください。

また、スマホ本体のデータを無制限に利用できる料金プランでも、テザリングでの利用にはデータ上限を設けている場合があります。

さらに、スマホ→PCにテザリングすると、想像以上のデータ量が消費されるので、データ量には気をつけましょう。

詳細は電話やHPで問い合わせ

今や生活に欠かせないスマホですが、新型コロナウイルスの影響で料金が高額になってギガ死してしまうと大変です。

携帯大手3社が打ち出した措置は、うれしい限りです。

ただし、携帯料金の支払猶予・50GBのデータ無料提供・テザリングオプション無料は、何もしなくても受けられるものではありません。

こちらから問い合わせや手続きをしないといけませんが、来店すると感染リスクが高まりますので、まずは電話・ホームページなどで問い合わせをしましょう。(執筆者:角野 達仁)

《角野 達仁》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

角野 達仁

執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁 角野 達仁

1976年生まれです。極力すべての支払いをクレジットカードでするようにしていますが、カード手数料をとられて損をするうっかり屋さんでもあります。その悔しさをばねに、日々クレジットカードのお得な使い方についてアンテナを張っています。アンテナを張って入手した無理なくできるお得なカード情報を、お得なカードライフを広めるために皆さんに分かりやすく伝えられたらいいと思っています。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集