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【キャンセル保険】戻らない旅行代金に泣かず、計画を楽しめる保険

保険 損害保険
【キャンセル保険】戻らない旅行代金に泣かず、計画を楽しめる保険

旅行の予約を取るとき、

「キャンセルになったらどうしよう」

と心配します。

特に海外旅行など大きな金額の時は万が一行けなかった時のダメージが大きくなってしまいます。

今回の記事では、予定していた旅行に行けなくなった時にもキャンセル費用が返ってくる「キャンセル保険」についてご紹介します。


宿泊先のキャンセルポリシー

急な出張や病気、交通機関の乱れなどにより旅行に行けなくなってしまったとしても、宿泊先のキャンセルポリシーによっては宿泊代金全額が返ってこないことが多くあります。

特に海外のホテルなどで予約時から「キャンセル時返金なし」と明記されている場合には、どのような事情であっても返金を要求する事は難しいと考えられます。

航空券の取り消しに関しては、急な病気や怪我といった特別な事情のある場合には払戻手数料がかからないケースもありますが、それ以外の理由では予約時の規定に従ってキャンセル料がかかってしまいます。

予約時に「キャンセル保険」の契約

ゴールデンウィークや夏休み、シルバーウィークなど大型連休の旅行・帰省などでは、混雑するため早めに予約をとる必要がありますが、先の予定が確定できないこともあります。

そこで近年注目されているのが、やむを得ない事情より旅行をキャンセルした場合にキャンセル料を補償する「旅行キャンセル保険」です。

旅行キャンセル保険とは

旅行者の病気やけが、家族の死亡や入院・通院、交通機関の遅延や運休などにより予定していた旅行に行けなくなった場合に、キャンセル料を補償してもらえる保険です。

保険料は補償内容に応じて段階的に設定されています。

「AWPチケットガード少額短期保険」の提供する「旅行キャンセル費用補償保険 トリップキャンセル」の場合

キャンセル保険で旅行の計画も安心

≪画像元:AWPチケットガード少額短期保険株式会社

保険金額(補償上限)5万円 → 保険料 1,510円

保険金額(補償上限)20万円 → 保険料 5,580円

保険金額(補償上限)60万円 → 保険料 1万6,410円

保険料は補償内容でかわる

≪画像元:AWPチケットガード少額短期保険株式会社

渡航先の情勢の不安、急な仕事が入りやすい方、金額の大きい旅行をする場合や健康に不安があるケースなどでは利用しておいた方が安心です。

ただし、「気が変わった」「別の予定が入った」などの自己判断によるキャンセルには適用されないので注意が必要です。

対象となるケースを契約前に説明事項をよく読んでおく必要があります。

コロナウイルス関係ではどうなる?

昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、制限されている海外への渡航だけではなく、国内の移動も自粛ムードとなっています。

旅行会社各社はこの状況を鑑みて、ツアー旅行の取消料免除や一部返金などさまざまな対応をとっています。

一方、鉄道や航空券の取り消しに関しては臨時措置で全額返金される動きとなっています。

【JR各社】

新型コロナを理由とした予約取り消しについては手数料無しで全額返金の対応をとっています。

【ANAやJAL】

国内線・国際線とも現状4月末までの全航空券を手数料無しで払い戻せるようにしています。

しかし、この先の対応がどのようになっていくのか予想がつかないため、先の旅行や帰省の予約をとる場合には前述のキャンセル保険を利用することをオススメします。

「コロナウイルスが心配だから」などの理由で保険は適用されませんが、コロナウイルスに感染した場合や感染者と濃厚接触をして検査を要する場合、検査結果が出るまで自宅待機をしている場合などがキャンセル保険の補償対象となります。

政府の判断により海外渡航禁止となった場合や都市封鎖措置などが行われた場合には「交通機関の遅延・運休」に該当し、補償対象となることが予想されます。

キャンセル規定や感染リスクなどよく考えた上で、最終的には自己責任で予約する事となります。

楽しく旅行を計画するための保険

旅行計画を楽しくするための保険

あまり高額な旅行やリスクを伴う地域への移動はしばらく予定しない方が無難ですが、先の見えない今だからこそ、楽しみな予定を作っておくのも精神衛生上大切なことかもしれません。

健康上の理由や交通の問題で旅行に行けなくなった時、お金だけ取られてしまうのは悲しいです。

先の旅行や帰省の予定を立てておきたい方はぜひ、キャンセル保険もご検討ください。(執筆者:島村 妃奈)

《島村 妃奈》
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島村 妃奈

島村 妃奈

20代で1000万円を貯めた経験を元に、実用的なマネー術をご紹介します。現在は秘書として働く傍ら、フリーライターとしても活動中。趣味は貯金と投資で、現在は子供の教育資金捻出のために日々奮闘しています。 【保有資格】FP技能検定2級、AFP 寄稿者にメッセージを送る

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