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【使い放題280円/月】傘シェアリング「アイカサ」 メリット・デメリットとおすすめの使い方

ビジネス 社会
【使い放題280円/月】傘シェアリング「アイカサ」 メリット・デメリットとおすすめの使い方

最近話題になっている傘のシェアリングサービス「アイカサ」は、これから訪れる雨の多い季節に利用したいサービスです。

2020年5月末から内容がパワーアップし、より便利な仕組みになります。

今回の記事ではアイカサのメリット、デメリット、おすすめの使い方を紹介します。

「アイカサ」とは

アイカサでシェアリング

≪画像元:アイカサ

アイカサとは、駅などに設置された専用の傘立てから好きな時に傘を借りられるサービスです。

料金

・ 通常プラン → 1日(24時間)70円

・ 使い放題プラン → 月額280円

通常プランは1日のうち何回借りても70円で、1か月の課金上限が420円となっているため、同じ月内で6日以上借りたらその後は月末までさらに何回借りても料金がかかりません

一方で、使い放題プランでは月280円で何度でも借りられて、一度に2本まで同時に借りられます

支払い方法

・ クレジットカード

・ LINE pay

となっていますが、支払い方法は今後拡充予定です。

設置スポット

日に日に増えており、東京を中心に神奈川、埼玉、茨城、福岡、岡山など現在900か所近くに設置されています。

6月以降神戸、奈良、大阪、京都でも順次サービスが開始される予定で、関西圏でも秋雨の頃には利用できるかもしれません。

レンタルスポットは現在のところJRや小田急電鉄、西武鉄道などの駅を中心に大学のキャンパス内などにも設置されています。

傘を返却は借りた場所に限らず、どのスポットに返してもOKです。

レンタル方法

専用の傘立てにあるQRコードを読み取る方式でしたが、今回のアップデートで、専用アプリをダウンロードしたスマホをかざすだけですぐに借りられる方式が追加される予定です。

このアプリは雨が降りそうな時に事前に通知する機能や近くのスポットを探す機能などを備えた新しいバージョンがリリースされる予定です。

さらに今回、傘自体も耐久性に優れた頑丈な構造のものに刷新され、濡れても一振りで乾く撥水性や暴風にも耐える構造にもなります。

これからの台風シーズンに手持ちの傘が壊れてしまった際にも利用できそうです。

他にもこれまで熱中症予防のため晴雨兼用の日傘タイプの傘が提供されており、雨でなくても思ったより日差しが強すぎる日にも活躍しそうです。

アイカサのメリット

アイカサのメリットには、第1にその利便性と価格の低さが挙げられます。

アイカサの料金プラン

≪画像元:アイカサ

朝は雨が降っていなかったのに帰る時には降っていた、外出先で急な大雨に見舞われたなど、突然傘が必要になる場面はよくあります。

その度にコンビニで数百円のビニール傘を買ってしまい、家に大量のビニール傘があるという方も多いのではないでしょうか。

傘を忘れてしまっても70円で借りられれば大きな節約になります。

ビニール傘は大幅に削減が進むレジ袋と同様に大きな環境問題となっているため、エコ活動としてもおすすめです。

今回の改善で傘の耐久性がアップするため、折りたたみ傘が役に立たない台風シーズンや夏のゲリラ豪雨の際にも活躍しそうです。

万が一暴風などで傘が破損してしまっても、サービス会社によって修理されるので心配ありません。

アイカサのデメリット

ここからは、デメリットをお伝えします。

通常プランで何度も利用していると高くついてしまう

たまに傘を忘れる程度であればぜひ通常プランで利用したいサービスですが、予想外に何回も続くと「使い放題プランにした方がよかった…」ということあり得ます。

それでも通常プランの月額上限は420円なので、普通に買えば600円以上はするようなしっかりとした造りの傘を使えるのであれば高いとも言えないかもしれませんが、あまりに続くようなら使い放題プランの検討をおすすめします。

衛生面

今回の新型コロナウイルス感染拡大を鑑みるとサービスを利用する1人1人が意識的に注意しなくてはなりません。

レンタルスポットに消毒用アルコールを設置するなどの対策が進められていますが、自分自身でも除菌ウエットティッシュを持ち歩いて、傘を使う前に柄を拭くなどの対策をとるとより安心です。

返却の面倒さ

平日であれば翌日の出勤時に返してしまえばすむのですが、金曜日に借りた場合などに翌日にスポットがある所までわざわざ返しに行かなくてはならないのが面倒な点です。

通常プランでは24時間のレンタル期限を過ぎると70円加算されるため(自粛期間中は加算なし)、例えば金曜日に借りて土日に返却できず月曜日に返すことになったとすると、1回のレンタル費用が実質210円になってしまいます。

失くした時の対応

紛失してしまった際には、「買い取り申請」をして864円を支払うことになります。

その後見つかればこの料金は返ってくるものの、本来70円で済んだはずのこの出費は痛手です。

おすすめの使い方

メリット、デメリットを踏まえると、おすすめの使い方は、

・ 翌日も(スポットのある場所に)出かける予定がある日に使用

・ 消毒はしっかり行う

・ 梅雨と台風の時期以外は通常プランで借りる

梅雨と台風の時期以外でも、普段から傘を忘れてしまうという人には使い放題プランの方がよいのかもしれません。

大きさや重さといった傘の使用感については個人の好みがあるので、ぜひ一度通常プランで試してみてください。

急速に拡大しているシェアリングサービス

シェアリングサービスを賢く利用

新型コロナウイルス感染拡大防止下にある今、その衛生管理には注意が必要ですが、エコや節約の観点からは利用したいサービスです。

紹介した傘のシェアリングサービスは梅雨と台風の時期には特に役に立つので、スポットを見かけたらぜひ試してみてください。(執筆者:編集部)

《編集部》
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