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1万円から不動産投資ができる「不動産投資型クラウドファンディング」とは

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1万円から不動産投資ができる「不動産投資型クラウドファンディング」とは

新型コロナウイルスの影響を受けて、「不労所得」について考えられている人もいらっしゃるかもしれません。

「不労所得」の代表的なものとして、不動産投資が挙げられると思います

しかし不動産投資を始めるにあたり、以下のような疑問を抱くのではないでしょうか。

・ 初期費用が高額

・ 専門的な知識が必要

・ 借入れをして多額の借金を背負う

不動産投資は他の投資と比較して、投資資金が高額であるため、リスクが高くなってしまいます。

そのような中、最近では「不動産投資型クラウドファンディング」という、1万円から不動産投資が可能なサービスが存在します

そこで今回は、不労所得を作るための方法の1つとして、「不動産投資型のクラウドファンディング」について徹底的に解説していきます。

不動産投資型クラウドファンディング

クラウドファンディングは6種類もある

最近よく耳にする「クラウドファンディング」とは、大きく以下の6種類に分けられます。

・ 寄付型クラウドファンディング

・ 購入型クラウドファンディング

・ 融資型クラウドファンディング

・ ファンド投資型クラウドファンディング

・ 株式投資型クラウドファンディング

・ 不動産投資型クラウドファンディング

多くの人がイメージされるクラウドファンディングは、寄付型や購入型です。

たとえば「飲食店の立ち上げプロジェクトに1,000万円の資金を集めます」というプロジェクトが立ち上がったとしましょう。

このプロジェクトに共感した場合、支援金として1万円を提供します。

プロジェクトの種類によりますが、支援を行った場合は、プロジェクトの立上げ者から「お礼の品」をもらうこともできます。

では「不動産投資型クラウドファンディング」とはどのような仕組みなのでしょうか。

不動産投資型クラウドファンディングは実際の不動産投資に近い

不動産投資型クラウドファンディングは、事業者となる会社が支援者(投資家)からお金を集め、そのお金で物件を購入し、物件から得られる収益を投資家に分配する仕組みです。

支援者(投資家)は複数人で形成されるため、自分だけで不動産投資を行うよりも、1人当たりの投資資金が少額であることが特徴です。

アンビジョンの役割

≪画像元:株式会社AMBITION

実物の不動産投資と同様に、投資対象となる物件を選べるため、より収益性が高い物件を見つけられる可能性があります

利回りは物件によって異なりますが、年間で3~6%の物件が多いです。

また実物の不動産投資と異なり、不動産の運営そのものは事業者が行うため、支援者(投資家)はお金を出資するだけで、収益を得られます。

このように不動産投資型クラウドファンディングは、知識がゼロでも少額で不動産投資を始められる仕組みといえます。

不動産投資型クラウドファンディングのデメリット

一見メリットばかりに感じられる不動産投資型クラウドファンディングですが、以下のように2つのデメリットがあります。

・元本保証はない
・貸し倒れのリスクがある

不動産投資型クラウドファンディングの投資先の不動産価格が下がってしまった場合、元本割れを起こしてしまう可能性があります。

またどのようなクラウドファンディングでもいえることですが、投資先や出資先が倒産をしてしまえば、投資したお金が返ってくることはありません。

これらのリスクを抑えるためには、投資先がどのような業者かをあらかじめ確認しておくといいでしょう。

過去に元本割れや貸し倒れを起こしたことがある業者であれば、避けた方がいいかもしれません。

このようにどのような案件であっても、元本保証がないことと、貸し倒れのリスクがあることを覚えておきましょう。

REITやソーシャルレンディングの違いは

不動産投資型クラウドファンディングは、REITやソーシャルレンディングなどの似た仕組みと比較しても、実物の不動産投資に近いといえます。

仕組みの違いについて

REIT不動産投資信託といわれ、物件を保有・運営する投資法人のことを指します

実物の不動産投資と異なり、REITは証券市場で取引できるため、流動性が高いことが特徴です。

しかし投資対象となる物件を自分で選べず、株式と同様にマーケットの動きにより投資口価格が日々変化します

またREITは「間接的な不動産投資」という意味合いもあり、投資をする投資法人が倒産してしまうと、大きな損失を受けてしまいます

一方ソーシャルレンディングは、不動産投資型クラウドファンディングに近いですが、投資対象となる物件を選べません。

ソーシャルレンディングの投資対象は、あくまで事業を運営する会社であり、不動産ではありません

不動産に特化したソーシャルレンディングでも、あくまで不動産を保有・運営する会社に「融資」をするものだと理解しておきましょう。

不動産投資型クラウドファンディングは、自分で物件を選べ、実物の不動産投資と異なり管理費などのランニングコストを負担する必要もありません

知識がなくても比較的低リスクで不動産投資を行うことが可能です。

低リスクで不動産投資を行うことが可能

安定的に収益を上げられる

アパートやマンションなどへの不動産投資は、景気が良くても悪くても、安定的に収益を得られることが特徴です。

そのため不労所得を得る手段として、とても効果的といえます。

ところが実際の不動産投資は、自分で物件を見つけて借入れをしたり、管理費を払い続けたり、リフォーム費用を負担したりと、意外と手間とお金がかかります。

特に不動産投資では、物件選びがとても重要ですが、そこはプロである事業者が担当してくれます

実物の不動産投資のような煩わしさもなく、安定的に収益を上げられるため、不動産投資型クラウドファンディングを始めてみるのもいいかもしれません。(執筆者:福森 俊希)

《福森 俊希》
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福森 俊希

大学時代にFP2級と、日商簿記2級を取得。家庭の事情で一旦大手自動車部品メーカーで勤務後、FPに転身。現在はFPとして対面で相談を受ける傍ら、Webライティングで金融知識の提供も行っております。 寄稿者にメッセージを送る

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