「子どもには理系科目にも興味を持ってほしい」

「強制せずに、子ども自身が自発的に学びに取り組んでほしい」

こうした声は、子どものお勉強についてのカウンセリングを受けているとよく聞かれます。

しかし、いきなり理科実験教室に通うには受講料などのコストが気になります。

今回は、100均材料だけでおうちで簡単に理科実験を楽しめる「アイスキャンディー理科実験」を紹介します。

おうち実験のメリット

実験がやりたい

1. 理科実験に子どもが参加し、好奇心が育つ

子どもが理系に興味を持つきっかけになります。

2. 好きなジュースがアイスに変化するので興味がわく

難しい実験が苦手な子も、アイス作りには夢中になれます。

3. 100均材料なのでコスパがよい

実験教室に通うことを考えたら圧倒的に安く実験できます。

実体験をつむことで、理化学への興味を育む土台となります。

普段から家にあるものと100均材料で簡単にそろうのでおすすめです。

アイスキャンディー理科実験の材料とコスト

【材料】

1. 大きめのボウル

2. 塩1kg(全部使い切ることはないが多めに準備する)

3. 氷(冷凍庫の氷でOK。小さく砕いてあるとなおよい)

4. お好みのジュース(炭酸飲料はNG。それ以外ならなんでもOK)

5. チャック付き保存袋(A9サイズ→タテ68mm、ヨコ48mm位の小さめがよい)

6. 割りばし

材料のうち、氷は自宅で準備でき、それ以外はすべて100均で調達可能です。

氷以外をすべて100均で購入した場合のコスト

ボウル・保存袋・割りばし(各1)は、110 × 3 = 330円

塩は500g × 2つ 110 × 2 = 220円

ジュースはお好みのもの3種類 110 × 3 = 330円

合計880円(税込)です。

ボウルや塩、割りばし、ジュースが自宅にある場合にはコスパがより向上します。

冷凍庫なしでもアイスキャンディーができる原理

理科実験は、ボウルの中で塩と氷の性質を利用したアイスキャンディー作りです。

理科実験に使う、塩には

1. 氷を溶かすスピードを早める性質

2. 水を凍りにくくする性質

というふたつの性質があります。

氷には「溶けるときに、周りの温度を下げる」性質があるのです。

コップのジュースに氷を入れると、「氷は溶けて、ジュースは冷たくなる」のは氷の性質によるものです。

この性質を組み合わせると

ボウルの中で氷に塩をまぜる


塩が氷を素早く溶かし、氷は溶けるときに周り(保存袋入りジュース)の温度を下げる

氷が溶けて出来た水は、塩水のため凍りにくい(そのままジュースの温度を下げ続ける)

短時間でジュースが凍ってアイスキャンディーになる!

という原理で冷凍庫なしでもアイスキャンディーができるのです。

アイスキャンディー理科実験の手順

アイスキャンディー理科実験の手順は7ステップです。

1. 大きめのボウルの半分くらいまで氷を入れ、塩を上からかける

2. スプーンやしゃもじなどでざっくりかき混ぜる

→ 氷と塩を反応させます

→ 非常につめたいので、手をいれないように気を付けます

3. チャック付き保存袋の半分くらいまでジュースを入れる

→ こぼしてもよい場所でうつします

→ 小さなコップなどを使うとうつしやすいのでオススメ

4. ジュースを入れた保存袋に割りばしを突っ込む

→ アイスキャンディーの棒の役割を果たします

5. 保存袋のチャックをできるだけ閉じる

→ 割りばし部分以外は閉じるようにします

6. 保存袋をボウルの氷の中に差し込む

→ しゃもじでスキマを作りながら差し込みます

→ ジュース同士が近すぎないように気を付けるとよく冷えます

7. 保存袋がかくれるくらいまで、氷と塩をたす

手順7まですすむとこうなります

様子を見ながら20分ほど待つと完成します。

一緒に固まっていく様子をときどき観察すると理科実験が深まるのでおすすめです。

固まっていく様子を確認

固まっているのがわかったところで、袋をハサミで切ってアイスキャンディーを取り出します。

子どもの年齢に合わせて量を決められるのも手作りのよいところです。

みんなで楽しく食べて、実験成功です。

アイスキャンディーの変化の様子に子どもが興味を持っていたら、さらに学びを深めるために理科学実験教室に通うという選択肢もあります。

理科学実験教室に通う場合のコスト

全国にはさまざまな「理科実験」で学べる理科学実験教室があります。

代表的な実験教室の受講料を紹介します。

ヒューマンキッズサイエンス

ヒューマンキッズサイエンス

≪画像元:ヒューマンキッズサイエンス

入会関連費用:2万9,400円

月額:1万1,550円(税込)

全国展開されているので、通える教室が見つかりやすいのがメリットです。

学研科学実験教室

学研の科学教室プラス

≪画像元:学研科学教室

入会関連費用:なし

月額:約6,000円 

学研の中で、科学実験を扱っている教室で科学実験を学習できます。

受講料が比較的安いのが特徴です。

サイエンス倶楽部

サイエンス倶楽部

≪画像元:サイエンス倶楽部

入会金:2万円(すべて税抜)

月額:8,100円~1万5,200円(コースにより異なる)

関東を中心に展開する科学体験教室です。

興味を持ったら教室へ

理科学実験教室3社の平均コストは月額約1万円です。

おうち理科実験で子どもが興味を持ったら、くわしく調べて検討することをおすすめします。

これからの夏に楽しく作ってみてください。(執筆者:安藤 環)