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子どもが1人で学習相談(無料)できるところ3つ紹介 子ども食堂、学習支援、こくみん共済

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子どもが1人で学習相談(無料)できるところ3つ紹介 子ども食堂、学習支援、こくみん共済

学校が再開されたとはいえ、新型コロナウイルスの影響で学校や塾に通えなかった期間の勉強の遅れを心配しているのは、保護者だけではありません。

お子さん自身も口には出さないけれど、不安に思っているはずです。

家にいた時期が長かったことで心身のバランスが崩れ、学校で先生や友達に聞けないお子さんにとっては特に切実な問題です。

マネーの達人やママ向けの情報サイトなどには、無料の学習支援アプリやまとめサイトがたくさん紹介されていますが、質問したり聞いたりできるところは意外と少ないようです。

そこで今回は、お子さん自身が無料で勉強や学習ペースについて相談できるところを3つ紹介します。

1. 子ども食堂

こども食堂

子どもだけでなく、近所の方が自由に集える居場所が子ども食堂です。

子どもが1人でふらっと来られるように、いろんな配慮をしてくださっています

無料または数百円で食事をしながら、地域の方や子ども同士が交流でき、ボランティアスタッフが勉強の相談にのってくれたり、のってくれる人を探すのを手伝ってくれます

新型コロナウイルスの影響で従来のように開催できないところもありますが、1日でも早く安全に居場所を提供できるよう日々頑張っていらっしゃるようです。

お住まいの近くの子ども食堂は、インターネットで「子ども食堂〇〇(場所)」と検索したり、市区町村役場に問い合わせると教えてもらえます。

2. 無料学習塾など行政の学習支援

地域の学習支援

主に経済的に困窮しているご家庭のお子さんが対象ですが、自治体で学習支援サービスを受けられます

教員経験者などが直接勉強の相談にのってくれたり、無料の学習塾を案内してもらえたり、進路についてもアドバイスをしてもらえます。

ホームページのある無料学習塾はインターネットで検索できます。

どのような学習支援をしてもらえるかは地域によっても異なりますので、市区町村役場の自立相談支援窓口で問い合わせてみてください。

3. こくみん共済こども相談室

こくみん共済こども相談室

≪画像元:こくみん共済

こくみん共済の子ども保障タイプに加入している方に限定されますが、メールフォームから相談内容を入力して相談できる形式です。

教科書や資料を写真で撮って添付というようなことはできないようですが、子ども食堂や無料学習塾がない地域の方でも利用が可能です。

小学生から高校生までの広い学習分野を対象としていて、塾や通信教育の選び方なども教えてもらえます。

対応するスタッフは大学や予備校講師などの現職教員や教員資格のある方です。

インターネットでは、学年やレベルに合わせて無料で勉強できるサイトがいろいろ公開されています

プロが作り上げているのでお子さんが興味を持ちやすく、わかりやすい内容が多いようです。

とはいえ一方通行のサービスであるところが難点です

教員を目指す学生を中心に、食事提供と引き換えに家庭教師を引き受ける方もいらっしゃるようですが、まだまだ数は少ないです。

ウィズコロナ時代、お互いさまのサービスが増えてくることを期待して、今回は3つご紹介しました。(執筆者:CFP、1級FP技能士 古川 みほ)

《古川 みほ》
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古川 みほ

古川 みほ

暮らしのお金の保健室 帝京大学非常勤講師、NPO法人FPネットワーク神奈川理事長。旅行会社、電話会社、損害保険会社、投資顧問会社、生命保険会社、保険代理店に勤務後、2000年に独立。知識やデータだけでは解決できない、ライフプランや家計にまつわる相談、講師、FP養成講座テキスト等執筆活動を行っている。不安や迷いやグチをしっかり聴き、相談者ご自身で解決できる力を蓄えるため、必要に応じて手とり足とりサポートできることが持ち味。 <保有資格>:ファイナンシャルプランナー(CFP®、1級ファイナンシャルプランニング技能士 ※登録名「仲井間 美穂」)、社会教育主事、2級キャリア・コンサルティング技能士 寄稿者にメッセージを送る

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