学校も再開され、はや1か月がたとうとしています。

そんな中、新型コロナウイルスの感染者数は増えたり減ったりで、安心できないのが現状です。

「新型コロナウイルスへの感染もまだまだ心配だから、今保険を解約したくはない。しかしながら、仕事の激減などで保険料の払込みはしんどい。」

契約者にとって、保険料の払込みや、更新を待ってもらえる「コロナ対策」は、非常にありがたいことです。

そこで、生命保険会社のコロナ対策はどうなっているのか、今後どうすれば良いのか。

基準となる日本4大生保のコロナ対策まとめをご紹介します。

4社とも、保険料払込猶予期間は9月30日まで日本生命・第一生命・住友生命・明治安田生命ともに、「保険料の払込みに関する期間」を9月末日(30日)まで延長すると発表しています。(3月から9月までの6か月間)

契約者から延長を申し出て、猶予期間となる措置です。

猶予期間となる措置

更新手続きの延長も原則9月30日までです。

日本・第一・明治安田の3社は、2020年3月16日以降に更新日が到来した保険契約について、更新手続きを9月30日まで延長すると発表しています。

更新手続きの延長について

一方、住友生命は、「柔軟に対応します。」と発表し、具体的な期限には触れていませんが、いつまでも延長するとは考えにくく、9月末日をめどとしていると考えられます。

しかし、保険を継続するためには、いつか保険料を払わなくてはなりません。

次は4社の継続要件についてご紹介します。

保険継続のための要件は各社で微妙に異なる

本来の保険継続の要件は、9月末日までに、猶予期間分の保険料を全額支払うことです。

しかし、最大6か月分にもなる保険料を全額支払うのは、多額になり難しい方もいらっしゃいます。

そこで4社は、契約を続けてもらうための措置を打ち出しています。

4社共通の条件

1. 10月からの保険料は、毎月延滞せずに払う

2. 猶予期間分の保険料の最終納付期限は2021年4月末日

個別の要件は次の通りです。

日本生命

当社所定の要件に応じて猶予期間分を分割払いする。

詳細は、7月上旬に対象の契約者に案内が届く。

第一生命

10月から分割払込で納付が可能

10月から、当月分+猶予期間分の分割分を払い込む

住友生命

分割払いに対応

詳細は、7月上旬に対象の契約者に案内が届く

明治安田生命

分割払いに対応

8月から分割払いに対応していく

対象となる人は、それぞれの対応を要チェックです。

その他コロナ対策

4社とも、新型コロナウイルスの影響で訪問や窓口での対応が難しくなっている現状をふまえ、オンライン対応を充実させています

自宅に居ながら手続きが進むと、とてもありがたいです。

各社の対応をご紹介します。

日本生命

契約者専用サイトと、日本生命アプリで対応します。

アプリをダウンロードし、初回の設定を済ませたら、2回目からは生体認証でログインが可能です。

・ 契約内容の確認

・ 住所変更

・ ポイント交換

などがアプリで完了できます。

アプリで完了できる手続き

第一生命

契約者専用サイトと、「健康第一」アプリで対応

アプリでの生命保険の手続きは

・ 契約内容の確認
・ 住所変更の手続き
・ 給付金請求

などが可能です。

また、「健康第一アプリ」の名にふさわしく、健康支援サービスも充実しています

・ 健康診断結果を撮影すると出てくる「My検診アドバイス」
・ 疾病リスクチェック
・ 歩数計(ディズニーデザイン)
・ 目標歩数達成で、コンビニクーポンが当たる抽選に参加できる(毎週実施)

などのサービスが受けられます。

第一生命保険株式会社のアプリ

住友生命

契約者専用サイト「スミセイダイレクトサービス」で対応します。

住友生命は、アプリはなく、サイトにログインして使用するサービスを提供しています。

スミセイダイレクトサービスは、利用できるサービスや手続き方法が詳しく解説されているのが特徴です。

スミセイダイレクトサービス

明治安田生命

契約者専用サイト「MYほけんページ」で対応します。

明治安田生命も、サイトにログインするタイプです。

MYほけんページはLINEからログイン可能な点が特徴で、アプリに近い操作感を提供しています

LINEからログイン可能なMYほけんページ

入院保険金

4社は、新型コロナウイルス感染症にかかり入院すべきところ、ベッドに空きがないなどの理由で入院できない場合でも、医師や保健所の証明があれば、入院保険金を支払うと発表しています。

入院保険金の支払いについて

また、住友生命は、「検査により陽性と判断されたかどうかに関わらず支払い対象とする」と明確に示しています。

通院治療の取り扱いについて

「自宅待機」の指示を受けた場合には、保健所や医師の証明をもらっておくのがおすすめです。

通院給付金

4社は、「通院給付金が支払われる通院」について、「電話診療」や「オンライン診療」であっても、通院給付金を支払うとしています

また、明治安田生命は、医療機関の都合で通院日が延びた場合も対応してくれるそうです。(詳しくは以下を参照ください)

参照:明治安田生命保険相互会社

災害関連の特約

新型コロナウイルス感染症は「指定感染症」の対象となるため、各種災害関連特約の対象です。

4社は、新型コロナウイルスの混乱の中、素早くお金を届けられるよう、簡易迅速な取り扱いを実施すると発表しています。

対象は、保険金・給付金・貸付金などです。

「簡易迅速な取り扱い」とは

・ 本人確認書類基準の一部緩和

・ 病院の領収書がないケースでの個別対応

・ 手続きに必要な書類の一部省略

「給付金を請求したいけど、〇〇が足りない」と思っている方は、手持ちの書類で請求可能かどうか確認してみることをおすすめします。

4大生保のコロナ対策 使えるものは積極的に

今回は、国内4大生保のコロナ対策についてまとめました。

他の保険会社も、4大生保の対策に追随するものと考えられます

万一のときのために入っている生命保険です。

利用できるサービスは積極的に利用し、コロナを乗り越えましょう。(執筆者:安藤 環)